熊本からの大学受験 いろはにほへ

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【熊本からの大学受験】受験とは何か①〜高校受験は人生の縮図である〜【いろはにほへと:第34回】

​私たちは長い時間をかけて、親子の心を整えてきた。他人のスコアボードを下ろし、過剰な責任感のハンドルを手放し、点数の悪かった日にこそ静かにスープを出せる、帰ってこられる場所を作った。​心を縛るすべての呪いを解いた今、読者であるあなたに、私は...
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【熊本からの大学受験】それでも受験は続いていく⑤〜家庭の空気とは何か〜【いろはにほへと:第33回】

​世の教育書や子育て論を開けば、必ずと言っていいほど「家庭の空気を良くしよう」と書かれている。怒らないこと、お互いに仲良くすること、ポジティブな声をかけ合うこと――。​しかし、受験期を迎えた家庭のリビングは、そんなに綺麗な場所ではない。親も...
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【熊本からの大学受験】それでも受験は続いていく④〜その一言は、本当に必要か〜【いろはにほへと:第32回】

​〜その一言は、本当に必要か〜  ​夜9時12分。あなたはキッチンに立っている。シンクを片付けながらリビングに目をやると、ソファに寝転がった子どもが、スマホの画面をじっと見つめている。​学校のワークは開かれていない。塾の課題も終わっていない...
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【熊本からの大学受験】それでも受験は続いていく③〜努力は才能ではなく技術である〜【いろはにほへと:第31回】

〜努力は才能ではなく技術である〜​4月、新学期。あるいは、新しいタームが始まる塾生の部屋。​机の上には、まだ折り目のついていない新しい参考書と、真っ白なノートが並んでいる。子どもたちの胸は「今度こそやってやる」という純粋なやる気に満ちている...
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【熊本からの大学受験】それでも受験は続いていく②​〜勝ちたい気持ちは、否定しなくていい〜【いろはにほへと:第30回】

​勝ちたい気持ちは否定しなくていい​模試の結果が返却される。恐る恐る帳票を開くと、前回よりも偏差値が「3」上がっていた。​「やった!」胸の奥から湧き上がる純粋な喜び。自分の努力が実を結んだ瞬間だ。しかしその直後、ふと隣の席の友人の帳票が目に...
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【熊本からの大学受験】それでも受験は続いていく①〜順位から逃げなくていい〜【いろはにほへと:第29回】

​〜順位から逃げなくていい〜​前回まで、私たちは「他人のスコアボード」を下ろし、夜も眠れなくなるほどの「過剰な責任感の鎖」をそっと手放す物語を紡いできた。読者の中には、心がすうっと軽くなり、目の前の子どもの姿が少し違って見え始めたという方も...
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【熊本からの大学受験】親はなぜ焦るのか⑤〜親の卒業式〜【いろはにほへと:第28回】

〜親の卒業式〜​春。高校入学から、数週間が経った何でもない平日の夜。​夕食が終わり、お風呂から上がった子どもは、制服を脱ぎ捨てて自分の部屋へと戻っていく。しばらくすると、自室から友達とLINEで話しているような、楽しそうな笑い声が微かにリビ...
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【熊本からの大学受験】親はなぜ焦るのか④〜「信じる」の本当の意味〜【いろはにほへと:第27回】

​〜「信じる」の本当の意味〜​あるお母さんがいた。中学3年の冬、入試を目前に控えた時期。​志望校の欄に書かれた判定は、模試を何度受けても、最後まで「E判定」のままだった。私はそのお母さんと、塾の面談室で何度も、本当に何度も頭を突き合わせて話...
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【熊本からの大学受験】親はなぜ焦るのか③​〜なぜ未来を信じられないのか〜【いろはにほへと:第26回】

​〜なぜ未来を信じられないのか〜​私が子どもの頃、周囲の大人たちはよくこんな言葉を口にしていた。​「真面目に勉強しておけば、将来大丈夫だから」「いい学校に行けば、道は開ける」「努力は必ず報われる」​もちろん、現実の社会はそんなに単純なもので...
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【熊本からの大学受験】親はなぜ焦るのか②〜なぜ責任を背負いすぎるのか〜【いろはにほへと:第25回】

​〜なぜ責任を背負いすぎるのか〜​「私がなんとかしなければ、この子の人生が終わってしまう」​模試の判定表を前にして、あるいは部屋で一向に机に向かおうとしない我が子の後ろ姿を見て、そんな言いようのない義務感に駆られたことはないだろうか。​前回...