H28 明日から、熊本県公立高校(後期)入試が始まります

先週は金曜日まで、数学の過去問の復習・社会の教科書の読み込みを終え、一昨日・昨日と昼12時から夜10時10分まで、最後の追い込みを行いました。学校の理科問題集を中心に勉強されている生徒さんは、理科問題全問の総復習、「新研究」等を中心に勉強されている生徒さんは、全問の解き直しと、2日間ほぼ理科の復習で終わりました。過去問は、英語と国語の解いていない問題を、感覚を忘れないために1日1問解いて頂きました。今年の生徒さんは、殆ど眠ることなくノンストップで10時間を乗り切りました。やれることは、全て行えました。

明日からは、いよいよ熊本県公立高校(後期)入試が始まります。受験生の皆さんには、後悔のないように全力で取り組んで頂きたいものです。注意点としては、まず今日はあまり勉強をしないでください。1日目は国語・理科・英語と、頭をフル回転させなければならない科目ばかりです。頭を疲れさせてしまっては、元も子もありません。軽く見直しをしながら、リラックスをして下さい。次に、試験中に何か分からないこと等があれば、ちょっとしたことでも試験官に聞いて下さい。不安を抱えたままでは、実力を出せません。試験官はかなり丁寧に対応してくれます。また、学校によっては時計がない学校もありますので、時計は必ず持参して下さい。

最も重要な注意点としては、絶対に終わった科目の話を友達等としないでください。終わった科目のことは忘れて、次の科目に集中しましょう。自分が難しいと感じた問題は、大抵の受験生が難しいと感じています。自分だけ失敗したと思わないことです。また、難しい科目があるということは、易しい科目もあるということです。難しい科目ができなかったからといって、自分で勝手に不合格と思わないでください。試験は2日間あり、トータルの点数で決まります。いかに精神を安定させて、2日間を乗り切るかも試されているのです。1日目終了後は、2日目の勉強を軽く行って下さい。2日目は、社会・数学ですので、数学の計算問題7問を絶対に間違わないように、もう一度復習して下さい。残りは社会の確認です。1日目の感触が悪く、どうしても勉強する気が起きない生徒さんは、テレビでも観てリラックスして過ごして下さい。そんな中で勉強しても、逆に不安が倍増するだけです。逆に、リラックスして何もしないでいると、少しやってみようという気持ちになることもあります。

当塾の生徒さんもそうですが、受験生の皆さんもこれまで相当なプレッシャーの中で、精一杯勉強してきたと思います。合格したい気持ちも、全員同じです。勝負事は勝たなければなりませんが、たかが高校入試です。これで人生が決まるわけではありませんし、仮に不合格でも命を取られるわけではありません。試験中に絶望に襲われた時は、「たかが高校入試だ」と考えて下さい。開き直れば人間は強いものです。

色々と書いてきましたが、明日からの2日間で、これまでの努力を最大限だせることを願っております。適度な緊張感を持って、気楽に頑張って下さい。

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