【スケジュール変更!!「鉄壁」投入!!】
先々週の土曜日、連日の過去問解きまくりで、ついに疲労でダウンしたM。
月曜日は、「過去問精読会」なので、昼12時に集合。
途中で所用が入り、1時間削られたものの、4時間精読。
明治の全学部統一2024をやっていたが、とにかく知らない単語が多い。
これは、私たちが知らないということではなく、「英検準1級EX」「速読英単語上級編」「STOCK4500」にも載っていないということだ。
全学部統一なので、理系も受験する。
そのため、科学的な話も出てくる。
辞書を引きながら、または推測しながら精読をしていく。
過去問の精読は骨が折れる。
夕方5時には、Mと私はくったくたになっていた。
そして、Mと毎日の過去問演習の見直し。
Mが言うには、とにかく英語が疲れるらしい。
そのため、インプットの時間が無くなり、悪循環が起きているとのこと。
そうなると、過去問を解くだけになり、本末転倒になってしまう。
特に、正答率60%をまだ超えたことのない日本史は、インプットが急務だ。
Mとの話し合いで、過去問は毎日1科目、国語・英語を交互に解くことにした。
ただし、土曜日だけは、日本史をプラスすることで、理解度を計っていく。
何も10年分各科目60回解く必要はない。
本試験の当日、合格点が取れればよいのだ。
Mは少しほっとしたようだった。
このように、臨機応変にスケジュール変更できるのが、当塾のスタイルの良いところ。
きっちりスケジュールが決められている集団授業、ないしは衛星授業ではこうはいかない。
日々の過去問に、国語を入れたことにより、今まで手を付けていなかった古文の習得が必須になった。
Mは、2回ほど国語の過去問を解いているが、現代文は60%近くの正答率である。
今まで、教えてきた高校3年生は、現代文が壊滅的に弱かった生徒が多い。
例えば、大問1で8問中2問正解など。
精読授業をしたこともあったが、それでも最終的に6割いかない生徒もいた。
現代文の読解力は、幼少期・小学生で決まることが多い。
それができていない生徒さんは、どうやっても読解力が頭打ちになってしまう。
その点、Mは違った。
あとは、正答率20%の古文の勉強をするだけだ。
古文の基本は、文法である。
そのため、「ジャンプアップノート 古典文法」から始めた。
文法を固めた後に、古文単語に入っていく。
古文の単語帳は、300語程度が多いが、実際は派生語などもあるため、結構時間がかかる。
また、古文常識も覚えていかなければ、問題がどういう場面なのか、だれが話しているのかが分かりづらい。
大河ドラマ「光る君へ」を観ていると、「中宮」「東宮」などの単語が出てくるので、勉強になる。
ただ、今大河ドラマを観る子供は少ないだろう。
小学生からほとんど欠かすことなく大河ドラマを観ていると、大体の人物・流れが分かり、歴史も好きになる子供が増えると思うが。
「時を戻そう!!」とはならないので、力技でゴリゴリ覚えてもらうしかない。
では、「話を戻そう!!」
毎日1科目しか過去問をしなくなり、Mの体力はあまり削られることがなくなった。
そして、木曜日には、昼12時からお決まりの「過去問精読会」。
Mは所用で1時間遅れて来た。
3回連続で、2024年度明治大学商学部の第1問。
また、分からない単語が多く、Mと辞書を引きながらの精読。
Mは眠たそうだったので、仮眠をさせた。
2時間仮眠をした後、残り1時間でなんとか大問1クリア。
いつものことながら、私もMもドロドロになっていた。
そして、どちらから言うでもなく、「この5時間精読、続けるか!?かなり、体力を奪われているような気がする。ダメージが半端ない!!」と。
とにかく、その後の夕方からの5時間の勉強が集中できないということで、週4回ほどの昼3~5時までの2時間に変更。
頭をギリギリさせながらの勉強は、2時間が限度と分かった。
あとは、前述した「知らない単語問題」をどうしていくかだ。
Mと話し合った結果、知らない単語(難単語)は、設問と関係ないところで出てくることが多い。
つまり、正確にわからなくても、解答はできる。
問題は、今まで1単語1和訳で覚えてきた単語を、さらに派生語・他の意味などに幅を増やすことだ。
とくに、私立大学の場合、設問の単語を他の同義語におきかえさせたり、派生語を聞いてきたりする。
それが分かっていれば、設問の選択肢を全部読まなくても、自信をもって一発で選べるのだ。
では、そのような同義語・類義語・反対語・派生語がまとまって載っている単語帳は何かと考えた。
結果、「鉄壁」だろうと。
「鉄壁」とは、東大合格者の半分以上を出している、「鉄緑会」の東大合格のための単語・熟語長である。
とても分厚いので、初心者は挫折してしまうため、使わせていない。
しかし、「第2の単語帳」としては、構成上これしかないと思っている。
これは、「ターゲット英単語1900」をほぼ完ぺきに覚えた生徒にとっては、そんなに高いハードルではない。
半分程度は、「ターゲット英単語1900」に載っているのだから。
「まさか当塾で、「鉄壁」を使う必要がある受験生が出てくるとは!!」
最終的な計画は立った。
あとは、バカになって、この計画を完遂していくだけである。
11月4日 勉強時間 7時間
(1)英語 4時間
2024年明治大学全学部統一 精読 授業 4時間
(2)国語 3時間
2024年中央大学商学部 過去問
100点中52点 正答率52.0% 2時間
「ジャンプアップノート 古典文法」 1時間
11月5日 勉強時間 6.5時間
(1)日本史探求 3.5時間
「日本史探求1問1答」(山川出版)
「詳説日本史探求」(山川出版) 3.5時間
(2)英語 1.5時間
2024年中央大学商学部 過去問
150点中77点 正答率51.3% 1.5時間
(3)国語 1.5時間
「ジャンプアップノート 古典文法」
動詞(活用)、形容詞、形容動詞 1.5時間
11月6日 勉強時間 5.5時間
(1)日本史探求 2時間
「日本史探求1問1答」(山川出版)
「詳説日本史探求」(山川出版) 2時間
(2)英語 0.5時間
「ターゲット英単語1900」 0.5時間
(3)国語 3時間
2024年明治大学商学部 過去問
25問中11問正解 正答率44.0% 1.5時間
「ジャンプアップノート 古典文法」
練習問題 (動詞、形容詞、形容動詞) 1.5時間
11月7日 勉強時間 6.5時間
(1)日本史探求 1.5時間
「日本史探求1問1答」(山川出版)
「詳説日本史探求」(山川出版) 1.5時間
(2)英語 0.5時間
2024年明治大学全学部統一 精読 授業 2時間
2023年明治大学商学部 過去問
46問中30問 正答率65.2% 2時間
(3)国語 3時間
2024年明治大学商学部 過去問
25問中11問正解 正答率44.0% 1.5時間
「ジャンプアップノート 古典文法」
練習問題 (動詞、形容詞、形容動詞) 1.5時間
11月8日 勉強時間 8時間
(1)日本史探求 2.5時間
2020明治大学商学部 過去問
40問中22問 正答率55.0
「日本史探求1問1答」(山川出版)
「詳説日本史探求」(山川出版) 2.5時間
(2)英語 1.5時間
「鉄壁」 1.5時間
(3)国語 4時間
2020年明治大学商学部 過去問
25問中13問正解 正答率52.0% 2.5時間
「ジャンプアップノート 古典文法」
助動詞 1.5時間