R2 熊本県公立高校入試の出題範囲が発表されました

中学-高校入試対策

コロナの影響に伴い、今年度の公立高校入試の範囲が、例年よりもかなり狭くなります。概要はこちらから見ることができます。 (熊本県教育委員会より)

http://kyouiku.higo.ed.jp/page/pub/default.phtml?p_id=11524

国語に関しては、3年生で習う漢字が出ないというだけで、殆ど影響はないです。

数学に関しては、「相似」までが範囲となります。「三平方の定理」がなくなったことにより、空間図形の出題は、1年生の範囲からとなりそうです。また、円周角もでないことから、証明問題が簡単になる可能性が出てきました。方程式の文章問題が、大問形式で問われる可能性もありますね。

理科に関しては、「天体」がでないことから、地学分野は1・2年生の範囲からとなります。もともと「天体」が出ない年もありましたので、それほど影響はないですね。10年間ほど出題されてなかった「地震」が、そろそろ出そうな気がします。

社会に関しては、公民の「経済」以降が出ません。例年、大問5が「人権と政治」で8点、大問6が「経済・国際社会」で8点の計16点分ありました。大問6の8点分が、公民に充てられるのか、地理・歴史に充てられるのかは分かりません。私の予想としては、「人権と政治」の公民分野で16点も問題を出すことはないと思います。8点分を、地理・歴史・公民に分散して配点する可能性が高いですね。

英語に関しては、関係代名詞がでません。これは、結構な衝撃です。熊本県公立高校入試問題は、殆どが長文問題ですので、関係代名詞を使わない文章を作成しなければいけないわけです。そうなると、必然的に文章が短くかつ易しくなります。どのような傾向で例年の難しさにもっていくのか分かりません。考えられることとしては、やさしい文章で例年よりも長い文章を出す。もしくは、使われる単語が難しいものが多くなるというところでしょうか。いずれにせよ、単語・連語力、文章をより早く読む練習が必要だと思います。

そうは言っても、自分の目標高校に向かって、ひたむきに勉強することには変わりはありません。あまり、動揺せずに、淡々と自分の計画通りにやっていきましょう。

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