定期テストが近づくと、勉強しなければならないことが次々に見つかります。
数学の問題集をもう一冊。
英語の単語も覚え直したい。
理科のプリントもやっておきたい。
社会は一問一答も必要かもしれない。
どれも、やらないよりはやった方がよい勉強です。
しかし、ここで考えてほしいことがあります。
その勉強を増やすことで、今やっている勉強が中途半端にならないでしょうか。
勉強時間には限りがある
例えば、定期テストまで残り10日。
毎日3時間勉強できるとしても、合計30時間です。
この30時間を、何に使うのか。
新しい問題集を始めれば、その分だけ、学校のワークを解き直す時間が減ります。
英語に時間を使えば、理科や社会に使える時間は減ります。
当然のことですが、勉強の予定を立てるときには、この計算が抜けてしまうことがあります。
やるべきことを増やすのは簡単です。
難しいのは、限られた時間の中で、何を優先するかを決めることです。
ワカスクでは、勉強を増やす前に確認する
ワカスクでは、生徒ごとに学習内容を決めています。
同じ中学2年生でも、進んでいる単元は違います。
数学に時間が必要な生徒もいれば、理科や社会の学習が遅れている生徒もいます。
そのため、全員に同じ課題を追加することはしません。
今の教材がどこまで進んでいるのか。
間違えた問題を解き直せているのか。
テスト範囲の中に、まだ手をつけていない単元はないか。
まずは、そこを確認します。
新しい教材を使うかどうかは、その後の話です。
「頑張っている」と「間に合う」は違う
毎日長時間勉強していても、定期テストの範囲が終わらなければ、点数につながりにくくなります。
反対に、勉強時間がそれほど長くなくても、必要な内容を計画的に仕上げられれば、十分に得点を伸ばせる可能性があります。
だから私は、生徒が何時間勉強したかだけではなく、何をどこまで終わらせたかを見ています。
頑張っていることは大切です。
しかし、テストには期限があります。
頑張りを結果につなげるには、残り時間から逆算する必要があります。
保護者の方にも知ってほしいこと
テスト前のお子さんを見ると、つい「これもやった方がいい」「あれも勉強した方がいい」と言いたくなるかもしれません。
もちろん、必要な勉強を見落としているなら、指摘することは大切です。
ただ、予定を増やす前に、一度確認してみてください。
今取り組んでいる勉強は、終わっているでしょうか。
追加した勉強まで、テスト前に終えられるでしょうか。
新しいことを始めるより、今やっていることを完成させる方が、得点につながる場合もあります。
11月の定期テストに向けて
テストまでの時間が短くなるほど、何をするかと同じくらい、何をしないかが重要になります。
すべてを完璧にできるだけの時間があれば、それが理想です。
しかし、現実には限りがあります。
だからこそ、今の学力と残り時間を考え、優先順位を決める。
そして、決めた勉強を最後までやり切る。
テスト前に必要なのは、勉強の予定を増やすことではなく、点数につながる勉強を終わらせることです。
ワカスクでは、11月の定期テストに向けて、一人ひとりの進度を確認しながら学習を進めています。

コメント