【11月定期テストまで 第10話】テスト前になると、勉強の予定が増えていく。

定期テストが近づくと、勉強しなければならないことが次々に見つかります。

数学の問題集をもう一冊。

英語の単語も覚え直したい。

理科のプリントもやっておきたい。

社会は一問一答も必要かもしれない。

どれも、やらないよりはやった方がよい勉強です。

しかし、ここで考えてほしいことがあります。

その勉強を増やすことで、今やっている勉強が中途半端にならないでしょうか。

勉強時間には限りがある

例えば、定期テストまで残り10日。

毎日3時間勉強できるとしても、合計30時間です。

この30時間を、何に使うのか。

新しい問題集を始めれば、その分だけ、学校のワークを解き直す時間が減ります。

英語に時間を使えば、理科や社会に使える時間は減ります。

当然のことですが、勉強の予定を立てるときには、この計算が抜けてしまうことがあります。

やるべきことを増やすのは簡単です。

難しいのは、限られた時間の中で、何を優先するかを決めることです。

ワカスクでは、勉強を増やす前に確認する

ワカスクでは、生徒ごとに学習内容を決めています。

同じ中学2年生でも、進んでいる単元は違います。

数学に時間が必要な生徒もいれば、理科や社会の学習が遅れている生徒もいます。

そのため、全員に同じ課題を追加することはしません。

今の教材がどこまで進んでいるのか。

間違えた問題を解き直せているのか。

テスト範囲の中に、まだ手をつけていない単元はないか。

まずは、そこを確認します。

新しい教材を使うかどうかは、その後の話です。

「頑張っている」と「間に合う」は違う

毎日長時間勉強していても、定期テストの範囲が終わらなければ、点数につながりにくくなります。

反対に、勉強時間がそれほど長くなくても、必要な内容を計画的に仕上げられれば、十分に得点を伸ばせる可能性があります。

だから私は、生徒が何時間勉強したかだけではなく、何をどこまで終わらせたかを見ています。

頑張っていることは大切です。

しかし、テストには期限があります。

頑張りを結果につなげるには、残り時間から逆算する必要があります。

保護者の方にも知ってほしいこと

テスト前のお子さんを見ると、つい「これもやった方がいい」「あれも勉強した方がいい」と言いたくなるかもしれません。

もちろん、必要な勉強を見落としているなら、指摘することは大切です。

ただ、予定を増やす前に、一度確認してみてください。

今取り組んでいる勉強は、終わっているでしょうか。

追加した勉強まで、テスト前に終えられるでしょうか。

新しいことを始めるより、今やっていることを完成させる方が、得点につながる場合もあります。

11月の定期テストに向けて

テストまでの時間が短くなるほど、何をするかと同じくらい、何をしないかが重要になります。

すべてを完璧にできるだけの時間があれば、それが理想です。

しかし、現実には限りがあります。

だからこそ、今の学力と残り時間を考え、優先順位を決める。

そして、決めた勉強を最後までやり切る。

テスト前に必要なのは、勉強の予定を増やすことではなく、点数につながる勉強を終わらせることです。

ワカスクでは、11月の定期テストに向けて、一人ひとりの進度を確認しながら学習を進めています。

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