11月に入り、中学生たちの定期テストが近づいてきました。
ワカスクでは、この2か月ほど、理科や社会を中心に教科書をじっくり読む勉強に取り組んできました。
教科書を読み、内容を理解し、知識を身につける。
これまで十分に取り組んでこなかった生徒にとっては、決して簡単な勉強ではありません。
しかし、私は、この勉強をとても大切にしています。
なぜなら、定期テストのためだけではなく、高校入試や高校進学後にも必要になる学力を身につけてほしいからです。
ただし、定期テストまで残り10日を切ったら、勉強の目的を切り替えます。
今からは、点数を取りに行く
ここから先は、学校の問題集を徹底的に繰り返します。
1回、2回で終わりではありません。
3回、4回と繰り返し、正解できる問題を増やしていきます。
この段階では、教科書の内容を深く理解することに時間をかけすぎません。
もちろん、理解できているに越したことはありません。
しかし、試験まで時間がない以上、優先すべきことがあります。
学校の問題集に出ている問題を、テスト本番で正解できる状態にすることです。
理解を深める勉強と、得点を取りに行く勉強。
どちらも必要ですが、いつも同じ割合で取り組む必要はありません。
残り10日間は、勉強時間も増やす
ワカスクでは、今回の定期テストに向けて、次の勉強時間を一つの目安にしています。
- 平日:5時間
- 土曜日・日曜日:7時間
学校や家庭での学習も含めた目安です。睡眠や体調を犠牲にしてまで達成する数字ではありません。
この時期は、普段と同じ勉強量では、仕上げが間に合わない生徒もいます。
試験範囲を確認し、学校の問題集を繰り返す。
間違えた問題を覚え直し、もう一度解く。
できるだけ多くの問題を正解できる状態にして、試験当日を迎えます。
ずっと同じ勉強をしていてはいけない
私が今回、生徒たちに身につけてほしいのは、単に定期テストの点数を上げることだけではありません。
目的に合わせて、勉強のやり方を変えることです。
時間があるときには、教科書をじっくり読み、理解を深める。
試験が近づいたら、問題演習を中心にして、得点力を高める。
この切り替えができないと、高校受験でも苦労します。
受験勉強の途中までは順調でも、直前期になってなお、参考書を最初から丁寧に読み続けてしまう。
苦手な単元を一つずつ完璧にしようとして、過去問演習が進まない。
その結果、知識は増えているのに、試験で点数を取る準備が間に合わなくなることがあります。
受験直前に失速する原因の一つです。
今回の定期テストは、その練習でもある
中学生のうちから、試験までの残り時間を意識して勉強する。
普段は学力をつけるために勉強し、直前期には得点を取るために勉強する。
この経験は、高校入試でも大学入試でも役立ちます。
もちろん、定期テストが終われば、また教科書をじっくり読む勉強に戻ります。
今回の10日間だけで、すべての学力を完成させようとは考えていません。
しかし、今回のテストで取れる点数は、できる限り取りに行きます。
理解を深める時期と、点数を取りに行く時期。
この二つを区別し、必要なときに切り替えられる生徒になってほしい。
11月の定期テストまで、残りわずか。
ワカスクも、ここからは得点を取ることに集中します。

コメント