早いもので、今年もあと1ヶ月となりました。12月になった途端に、寒さが厳しくなりましたね。当塾はボロ屋ですので、寒さはこたえます。受験生の皆さんは、くれぐれも体調管理に気を付けて頂きたいものです。
さて、中学3年生は、期末テストも終わり、やっと学校のテストから解放されました。これからは、私立高校・公立高校の入試対策に集中できます。
当塾も、入試モードに突入です。まず、1月に私立高校入試があります。12月下旬からは、私立高校入試対策に入ります。そのため、今の時期は、数学を最後まで終えること、公民を最後まで終えることに集中して頂いております。これらの科目は時間がかかりますので、私立高校入試が終わってからでは間に合いません。12月末までには終えておきたいものです。
また、勉強が進んでいる生徒さんには、毎回「中3クラブ」の英語を解いて頂いております。3年分の合計30回です。点数は気にせずに、とにかく35分以内で解いてもらっています。英語は、新しい問題を毎日解かないと、感覚が鈍ってきます。皆さんも、新しい問題を解くことをお勧めします。
勉強が進んで無い生徒さんには、慶誠高校入試問題の英語・数学を解いてもらっています。これは、一昨年・昨年の生徒さんにも解いて頂きました。問題が良いので、使っています。昨年の生徒さんは、理科・社会・数学の計算に時間を割いていましたので、夏以降全く英語の勉強をさせませんでした。ただ、慶誠高校の入試問題を解いてもらい、英語があまり分からなくても、他の高校の問題も5割近く解けるようになりました。今年も同じことをやっております。それが終われば、志望校の過去問を繰り返し解いて頂きます。
私立高校に関しては、少なくとも冬休みからは対策を取って下さい。奨学生で合格しておくと、気持ちが楽になります。近年はどの高校も、奨学生が通り易くなっております。熊本学園大学付属高校を例にしますと、奨学生は500点中275点で通りますが、一般で受験すると295点取らなければなりません。是非、私立高校は奨学生入試で合格して下さい。
コメント
三者面談も終わり、息子も学府の過去問に取り掛かりました。そこで質問なのですが、学府のリスニングは一度しか流れないのですか?息子はいつも二回目で質問内容を把握するらしく、戸惑っている様子です。リスニングの勉強はどのようにやっていけば、よろしいでしょうか?
みかんさん
はっきりは分かりませんが、1度しか流れないと思います。昨年受験された生徒さんの感想を聞くと、かなり早くて、知り合いの受験生みんなが、手応えがなかったとの感想でした。
リスニング対策ですが、当塾では公立高校直前以外にはやっておりません。余裕があればやりたいのですが、そのほかで得点することが大切だと思うからです。リスニングについては、そんなに差がつかないと思いますので、あまり神経質になる必要はないかと思います。
リスニングの練習をするのであれば、「新研究」「整理と対策」等に付いているCDで、長文の聞き取りをすることをお勧めします。その時に注意することは、何度も同じ文章を聞くことです。毎日15分程度でいいでしょう。同じ文章を聞き、一語一句頭に英文が浮かぶようにして下さい。やみくもに新しい文章を多く聞くよりも、そちらの方が効果があります。
参考になれば幸いです。息子さんに頑張るようにお伝え下さい。