H28 熊本県私立高校(奨学・専願)入試 合格発表 ~その2~

中学-熊本県私立高校入試対策

昨日、中学3年生3名の合格発表がありました。結果は、開新高校奨学Aに1名合格、東海大学付属星翔高校奨学Bに2名合格。おかげさまで、全員志望通りの結果となりました。とりあえず、ホッとしております。

開新高校に合格された生徒さんは、奨学Aに絶対に合格したいとのことでした。九州学院高校奨学Bに合格された生徒さんもそうですが、奨学のランクを決めて合格を目指すことは、非常に難しいですね。年によって上下する、点数という見えない敵と戦わなければならないからです。この生徒さんは、東稜高校合格レベルあったので、大丈夫とは思っていました。奨学Aに合格するには、3科目300点中200点以上が必要です。年末に行った過去問模試では、190点台でした。確実に合格するには210点以上必要と考えて、その点数を目標に、7回分の過去問を解きました。試験1週間前に行った過去問模試では、260点近く取れたので、合格できると確信しました。残りの1週間は、より合格を確実にすべく、数学・英語の過去問の復習です。毎日4回分ほどを、数学30分・英語25分と時間を短縮して、合計6回ほど回しました。2年前にも、奨学Aに合格した生徒さんがおりますが、その生徒さんは東稜高校に合格されました。奨学Aに合格するためには、やはり東稜高校合格レベルでないと難しいですね。

東海大学付属星翔高校奨学Bに合格された生徒さん2名は、年末の過去問模試では合格点よりも15~30点下回っていました。社会・理科を復習しながらの過去問演習でしたので、奨学3か年分・一般数学・英語を2か年分しか解けませんでした。順調に点数は上がり、2名とも50点ほど点数を伸ばしました。合格ラインからは、20~30点ほど上の点数を取った回もありました。このままいけると思っておりましたが、1週間前から各科目で大幅に失敗するケースが出てきました。これは危ないと感じ、試験3日前からは、数学・英語の復習だけに当てました。数学の計算間違いが多かったこと、英語が苦手だったこと、社会・理科は残りの3日間では伸びないことから、思い切った作戦を取ったわけです。数学では、時間配分を変えて、計算問題のミスがなくなりました。英語に関しても、文法問題だけに絞って、4・5回復習しました。これでいけると思いましたね。

全員奨学に合格したことで、公立高校入試に集中できます。数学・社会・理科の3年生の残りの分野を勉強した後、週末からは過去問演習に入ります。1回目は、あまりにも点数が悪くてショックを受けるでしょう。ただ、私立高校入試と同様に、過去問演習を徹底することによって、飛躍的に点数は上がってきます。1人では過去問を解く自信がない、正確な採点が分からない等の生徒さんは、一度体験入塾に来て下さい。まだ、志望校を諦める時期ではありません。また、惜しくも奨学・専願入試に不合格になられた生徒さんは、今日から気持ちを切り替えて勉強を始めましょう。

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