九州学院高校(奨学・専願)入試対策 国語

中学-熊本県私立高校入試対策

国語の対策です。まず、問題数です。大問1が10問、大問2が12問(H26は個数で数えると21問ありましたが)、大問3が11~13問です。傾向としては、大問1が漢字の読み書き、大問2が説明文、大問3が小説となっております。一番の特徴は、現代文しか出ないことです。古文は出てません。また、記述問題では、抜き出し問題が多いことも特徴です。ここ2年間を見てみますと、説明文では、記述問題5問中5問、小説では記述問題6問中3~6問が抜き出し問題となっています。文章としては、説明文・小説ともに共通テストレベルの読みやすい文章です。

時間配分としては、説明文・小説の自分の得意な方から始めて、各20分程度で読み切って下さい。注意して欲しいのは、抜き出し問題が多いので、抜き出す部分を探すのに時間がかかります。1問の問題に時間をかけてしまうことのないように、2分ほど考えて分からなかったら次の問題に進んで下さい。解答ができてない問題があっても、絶対に20分経ったら、次の大問に進みましょう。40分で解ける問題を解いたうえで、残りの10分で解き残した問題を解きましょう。

記述問題では、「適当な部分を抜き出せ」や「一文を抜き出せ」、また「理由を述べよ」「どのようなことか」等色々な問われ方をします。まず、「適当な部分を抜き出せ」の場合は、文の最後の句点を入れてはいけません。これとは反対に、「一文を抜き出せ」では、文の最後の句点を入れなければなりません。また、「理由を述べよ」の場合は、「~だから。」、「どのようなことか」の場合は、「~ということ。」と句点を付けて答えなければなりません。塾生の答案を見ていて、ここが意外とできてない生徒さんが多いので、皆さんも注意して下さい。また、塾生の答案を見ていて気付いたのは、抜き出し問題で正確に抜き出せてない場合があります。「~ということ」を「~ということ」等の、ちょっとした書き間違いです。抜き出し問題では、正確に抜き出さないと間違いになりますので、慌てて書き間違えないことに注意が必要です。このことは、英語の並び替え問題にも言えます。

以上が、国語の分析です。一般入試も同じ傾向なので、奨学・専願受験の生徒さんは、一般入試の問題も解くことをお勧めします。

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