マリスト学園高校(奨学生・専願生)入試対策  国語

中学-熊本県私立高校入試対策

国語の対策です。大問は3問で、大問1が評論・説明文、大問2が小説文、大問3が古文です。公立高校入試問題と同様に、記述問題が多いです。ただ、漢字問題が大問1・2で10問程度出ます。難しい漢字もありますので、6問ぐらい取れれば良いと考えて下さい。

問題を解く順番は、大問3、大問2、大問1の順で解いて下さい。時間配分としては、大問3の古文に15分、残りの35分で小説文・評論説明文を解いていきます。公立高校入試でも同じですが、古文は初めに解きます。後回しにすると、慌てて文章を読むことになり、全く解けない結果になりかねません。古文はそんなに難しくないので、解けるところだけ解いて、15分で切りあげましょう。

次に小説文に移ります。評論説明文より小説文を先に解くのは、小説文のほうが文章が簡単だからです。解いてみると分かりますが、マリスト学園の評論説明文はかなり難しいです。なかなか頭に入ってきません。実際に私も時間を計って塾生と一緒に解いてみましたが、評論説明文は難しく、また、問題も何を書いたらいいのか迷う問題が多かったです。

文章問題の解き方ですが、まず全問題に目を通して下さい。記述問題・選択問題が何問あるのか、どのような話なのかが少しは分かります。その予備知識を持って、文章を読み進めて行きます。読んでいく途中で、問題が出てきたときに解答をして下さい。くれぐれも漢字問題を先にやろうとして、文章から漢字だけ探すことは辞めて下さい。問題を解いていて、漢字が出てきたときに書いて下さい。探す時間の節約のためです。また、抜き出し問題は、すぐに見つからなければ飛ばして後にまわして下さい。必死に探していると、あっという間に5分は経ってしまいます。

マリスト学園の特徴としては、記述問題の答え方が難しいことです。全体を見渡さないと正確に書けない問題が多いです。特に評論説明文はそうです。しかし、小説文はまだ何とかなります。小説文の記述問題は全部書ききりましょう。評論説明文は、長い記述問題は3問程度は捨て問にしてもいいと思います。国語は最悪、50点を超えればいいです。そう考えると気持ちが楽になり、意外と65点ぐらいは取れるかもしれません。

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