英語の対策です。大問は6問あります。問題数は、リスニングが10~12問、文法問題が7問、長文問題が17~20問です。合計問題数は37問と考えると、B奨学の50点を取るためには、19問正解すればいいことになります。
大問1~3はリスニング問題です。問題のレベルは、公立高校のリスニング問題程度と考えて下さい。7問は取って欲しい問題です。大問4は、文法問題です。小問1が単語の穴埋め問題で4問、小問2が並び替え問題で3問です。小問1は難しい問題もありますが、3問は取りましょう。小問2は簡単な連語・文法を知っていれば、解ける問題です。ここは、3問全部正解して欲しいです。
大問5は、会話文の長文問題です。全部で11問あります。英訳問題は1問しかでません。選択問題が殆どです。大問5で気を付けて欲しいことは、小問1です。会話文に適当な文章を記号で入れる問題ですが、文章が理解できなければ選ぶのに時間がかかります。考えていると、あっという間に時間が経ってしまいます。分かる問題だけ解いて、大問6の長文問題にいきましょう。小問1で取れなくても、11問中7問は取れます。
大問6も、長文問題です。ただ、殆どが選択問題です。会話文よりも解きやすいかもしれません。最後の選択問題は、全体を読まないと分からないですが、その他の選択問題は文章の途中でも解けます。文章が長いと思わずに、1段落ごとに答えを出していって下さい。ここは20問あれば、14問は取れると思います。
時間配分ですが、リスニング問題が15分として考えると、残り35分です。大問4の文法問題で7分、大問5・6で28分でいくと大丈夫かと思います。ここで注意して欲しいのは、先ほども書きましたが、大問5の小問1で時間をかけないことです。熊本高校レベルの塾生に解かせたところ、ここの問題に時間をかけ過ぎて、大問6を最後まで読めないという大失敗をしました。大問5の小問1は、大問6まで読み終えて、残りの時間で解きまてください。