高校生の皆さん、定期テストが始まるころではないでしょうか。高校の場合、各学校で試験のやり方が異なるので、もう終わってしまった学校もあるかもしれません。当塾では、4名(1名はお休み中)の高校生がおります。各々違った高校です。
熊本学園大学付属高校に通われている生徒さんは、9月の初めに前期期末テストが終わっております。最終的な結果は、まだ分かりませんが、国語・数学・英語の3教科では、前回の定期テストよりも得点率は上がっておりました。定期テストには、あまり力を入れない生徒さんですが、今回は英語に力を入れたようです。いつも赤点ギリギリだったのですが、今回は何とかクリアーしてくれました。7月の「進研模試」では、150番台でしたので、英語も力は持ってます。私が定期テストも頑張るように言っていましたので、少しは期待に応えてくれましたね。今は11月の「進研模試」に向けて、もう一度英語の文法書・付随問題集を、始めから復習して頂いております。
中学時代は第1回共通テストが33点だった生徒さんは、文系3教科に絞った有名私大合格を目指しております。「ビリギャル」ならぬ「ビリオ」プロジェクトです。学校とは全く関係なく勉強して頂いております。さて、何をやっているのかというと、「世界史B」教科書の読み込みです。何故世界史からやっているのかというと、世界史は高校に入って始めるので、中学時代の力は関係ありません。成績が良い生徒さんも悪い生徒さんも、「よーい、ドン!!」で今から始まります。まだ、どの高校でも1年生は世界史をやらないので、先取りで世界史をやって、社会だけでも差をつけようという作戦です。教科書も、熊本高校が使っている山川出版の「詳説 世界史B」を使い、問題集は山川出版の「世界史B 1問1答」を使っております。もともと勉強嫌いなだけで、頭は悪くありませんので、どんどん読んで、問題集を解いてもらってます。教科書は400ページほどありますが、今現在200ページほど終わってます。1年生の間に世界史Bを完成させて、早稲田・慶応・上智大学等の過去問を解いてもらう予定です。世界史Bで自信を付けたところで、2年生から2年間かけて英語をやるつもりです。中学の英語の復習からして頂きます。どこまで高いレベルに行けるかは、本人次第です。是非、このプロジェクトを2年半後には成功させたいですね。
先週からは、当塾の卒業生の女子の生徒さんが、再度入塾されました。中間テストまで10日ほどしかありませんので、とにかく苦手な数学の2次関数をじっくりとやって頂いております。中学時代と異なり、5時間中4時間ほどは集中して勉強できるようになってましたね。勉強持久力が付いてきた証拠です。その生徒さんは、進学校入試に失敗して、あまり進学率の高くない私立高校に通われています。もともと力は持っているので、熊本大学を是非とも目指して欲しいですね。まずは、今度の定期テストを乗り切ることです。
皆さんも、定期テストを頑張って下さい。