6月に入り、気温もかなり上がってきました。皆さん、体調管理にはくれぐれも気を付けましょう。
さて、5月の総括です。3年生は3名います。済々黌高校の生徒さんは、ずっと数学の教科書のをやっております。数学ⅡBは、あと少しで終わります。「まだ、教科書っ?」と思われるかもしれませんが、教科書を侮ってはいけません。章末問題まできちんと全部解けますか?実際にやってみると解けないものです。とくに勉強が進んでいない生徒さんほど、教科書をやることをお勧めします。それができれば、青チャートの問題は半分近くは解けます。
熊本第二高校の生徒さんも、数学をしております。この生徒さんは、教科書は自分でやって、授業では共通テスト問題集を単元ごとにやっています。実践をこなして力をつけていくタイプですね。
この2名の生徒さんは、来週に6月進研模試マーク式が控えております。まだまだ総合点数を狙いに行く力はないので、数学ⅡBと理科1科目を集中して勉強するように言いました。模試はある程度目標を持って臨まなければ意味がありません。皆さんも、心がけてみてはいかがでしょうか。
もう1名は、東稜高校の生徒さんです。上記2名は国立大学を目指してますが、この生徒さんは私立3教科入試です。週に2回授業を受けています。授業では、英語・国語の問題の読み合わせをしています。英語は「基礎英文問題精講」が50問まで終わったので、長文問題集「ポラリス1基礎編」に入りました。第2問までやってますが、まだ第1問の授業での読み合わせが終わってません。文章が長いので、1回に1パラグラフしか進まないんですよね。焦っても仕方ないので、しっかりと訳してます。
英語が進まない原因でもあるのですが、国語の読み合わせにかなり時間を割いています。「出口の現代文レベル別問題集③」を今はやっています。全文音読して漢字・意味等を質問していきます。この生徒さんは国語が苦手で、漢字の意味や言葉の意味が分からないことが多いのです。ただ、この現象はこの生徒さんに限ったことではありません。全般的に国語力が落ちています。地道に問題をこなすことですね。
社会に関しては日本史を取っていますが、福岡大学の全学部統一問題で5割を切っています。そろそろ本気を出して暗記をしてもらわないといけないので、1カ月間は日本史Bを毎日4時間やってもらうことにしました。
2年生は1名です。6月中に1名やめられました。力がついてきていたので残念です。熊本高校の生徒さんだけしかいなくなりました。この生徒さんは、週に1回来ていただき、進捗状況を加味して計画を立てていくという「計画立案コース」です。志望校を変えられたので、勉強に対するストレスはなくなったようです。学校の授業についていけば合格する大学なので、毎日コツコツとやっていきます。
以上が5月の総括でしたが、3年生の生徒さんは全員、まだ志望校合格には届かない状況です。やはり1・2年生で勉強をしなかったことが大きな原因です。1・2年生の皆さんは、今から受験生と考えて勉強を行ってください。国公立大学・有名私立大学を目指す高校生は、入学した時から受験生です。毎日最低5時間の勉強はやりましょう。