高校1年生の勉強方法

高校-勉強方法

当塾も高校生に来て頂いているため、ここで少し高校1年生の勉強方法について書きます。

まず第1に、1年生の間は、市販の問題集に手を出さずに、学校の教科書・参考書を使って下さい。進学校の生徒さんは、それぞれ志望大学を目指して勉強されていると思います。とくに東京大学・京都大学レベルを目指されている生徒さんは、学校の教材以外のテキストに目が行きがちです。私がまさにそうでした。色々な合格体験記を読み、それに載ってる問題集を買ったものです。ただ、それは2年生の夏休みを過ぎたころから、やればいいと思います。とにかく、他のものには手を出さず、学校の定期テストを確実に取っていって下さい。

第2に、1年生の間は、数学・英語・古典・漢文を中心に、日頃の勉強は行って下さい。理科・社会は、定期テスト前に点数を取るためだけにやれば十分です。2年生になり、自分が受験で選択する科目を決めてから、本格的に勉強をやりましょう。とくに、数学・英語は、1年生のうちに完全に理解してないと、2年生になって置いて行かれます。また、進研模試等の対外模試は、国語・数学・英語の3教科でしか行われないはずです。この対外模試で本当の実力が分かります。そのためにも、数学・英語は毎日欠かさずに勉強して下さい。

第3に、数学・英語は、早めに自分で先取り学習を行って下さい。夏休みなどを利用されるとよいでしょう。数学は1年生の教科書の問題を全問解く、英語は文法の教科書・学校指定の問題集を解く、コミニュケーション英語の教科書を最後のユニットまで自分で和訳してみる等です。夏休み期間中に1回でも目を通しておけば、定期テストが楽に対策できます。また、日々の学校の授業にも、ついていけるはずです。

多くの進学校は、熊本大学レベルの授業をしているはずです。まずは、学校の教科書・教材を使って、熊本大学合格レベルまでに達して下さい。高校2年生になって、志望校を意識した勉強をしましょう。とくに、熊本高校の生徒さんは、私のころと同じであれば、授業は九州大学レベルで行われていると思います。もうすでに、「つまずき」が始まっている生徒さんもいるかもしれません。しかし、AT(今もこの呼び方か分かりませんが、定期テストのこと)は、勉強すれば必ず取れます。今の時点で諦めないでください。対外模試等が悪くても、ATで取れておけば十分です。150番内ぐらいを目指して、AT対策をして下さい。2年後には、50番内には入っていると思います。

教科ごとのやり方については、少しずつ書いていこうと思います。

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