高校生の勉強方法 国語

高校-勉強方法

国語の勉強方法ですが、数学・英語に追われる日々であったことや、現代文が得意だったこともあって、あまり自分がやった勉強を覚えていません。古文単語・古文文法・漢文句法をちょこちょこ勉強したぐらいです。

現代文が不得意な生徒さんに、今やって頂きたいことは、時間を計った実践練習です。当塾では、数学・英語を中心にやりますが、時々センター試験過去問を解いていきたいと思っています。いきなりセンター試験過去問と思われるかもしれませんが、現代文であれば、1年生も3年生も関係ありません。国語は時間内に処理できるかが勝負ですので、良問であるセンター試験過去問を使うわけです。10年分、追試も含めると20回分の評論文・小説文に当たることができます。それが終われば、当塾の最低目標とする熊本大学や同程度の大学の過去問を解いていきます。週に1回程度やっていけば十分です。

次に、古文です。古文は英語みたいなものなので、単語・文法の勉強は欠かせません。少しずつ覚えていけばよいと思います。私が使っていた教材は、「土屋の古典単語222」「土屋の古典文法222」です。今は別の良い教材があるかも知れませんが、私はこれしかしませんでした。単語も文法も222個しかないことと、意味では無く文章形式で書かれているので、文章読解の練習にもなったからです。当時の東京大学合格者が使っていたことも、選んだ理由です。何でも良いと思いますが、数学・英語に時間を割かなければならないことを考えると、あまり量の多い単語帳はやめておいた方がいいと思います。英語と同様、文章から推測する練習が大切です。学校で出された文章を、助詞・助動詞などで区切って、それが何を意味するのかをじっくり考える勉強をして下さい。

漢文ですが、これも時間をかけないように勉強しなければなりません。基本的に句法を覚えて、後は文章を解くだけです。私は、記憶があいまいですが、「漢文句法70」みたいな教材を使っていたと思います。また、日栄社が出している「30日間完成ノート」を使っていました。自分の志望大学の傾向を調べて、漢文が出題されるのかを確認してください。漢文が出題されなければ、センター試験に対応できるだけの力を付ければ十分です。

ちなみに、私は本番で、漢文の意味を逆に解釈してしまい、200点中150点前後でした。マークシート形式では、国語も裏切りますので、ある程度単語・文法・句法を頭に入れたら、定期的に過去問や大学入試の問題を、1年生から解いていくことをお勧めします。

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