高校生の勉強方法 社会

高校-勉強方法

社会の勉強方法です。2年生になると、科目の選択をしなければなりません。殆どの生徒さんが、世界史・日本史・地理から選択すると思います。何を選択すればいいのか良く聞かれますが、自分自身の特性を見て選択すると良いです。世界史は、あまり細かい知識は問われませんが、世界地図が頭にすっと入らなければいけません。また、国ごとの歴史が問われるので、頭がごっちゃになる可能性があります。また、横文字が苦手な方は、苦労するかもしれません。日本史は、漢字を覚えなければなりませんし、知識はかなり細かいところまで問われます。特に文化は、覚えずらいです。地理は、覚える量は少ないですが、統計が年ごとに変わります。また、良い問題集が少ないです。

私は、世界史・地理を選択しました。覚える量が少ないことと、センター試験で高得点を取れるのは、世界史と考えたからです。では、世界史の勉強は、どのようにすれば良いでしょう。この勉強法は、日本史・地理にも使えると思います。やり方は簡単です。教科書を読みこみ、問題集を1冊解くだけです。中学の勉強法と同じですね。ただ、教科書は山川出版、問題集は山川出版が出してる「1問1答」を使って下さい。社会は山川出版というのが、受験生の定説です。私は、高校が山川出版の教科書を使っていたので、どこがいいのか調べたことはありませんが。

教科書の使い方ですが、これも中学校の時と同様、赤マーカーを使って塗りつぶし、それにシートを使って読むやり方です。教科書が問題集に変わります。それに沿って、「1問1答」を解いていきます。私は、東京大学を目指していたので、二次試験の記述の勉強もしていましたが、熊本大学レベルであれば、これだけで十分です。10数年前に家庭教師をした生徒さんは、東稜高校出身の浪人生でしたが、教科書を山川出版に変えて頂いて、「1問1答」だけ勉強するようにしました。その結果、センター試験では、92点を取りました。ちなみに私は、95点前後でした。

気を付けなければならないのは、早・慶・上智等の有名私立大学を目指される生徒さんです。国語・社会・英語の3教科しかありませんので、社会を得意にしなければならないと思うあまり、細かい知識を入れようとします。しかし、社会に力を入れるあまり、肝心な英語の勉強がおろそかになってしまう可能性があります。1年生のころから社会ばかりしていた高校の同級生で、現役で有名私立大学にいった方はあまりいませんでした(一浪して合格したと思います)。細かい知識は有害であり、良いことはありません。現に、私は早稲田大学の過去問は殆どしてませんが、合格しています。また、上記東稜高校の生徒さんも、熊本大学を目指していたので、殆ど過去問をやらずに立命館大学経営学部に合格しています。教科書と「1問1答」で、十分有名私立大学も合格することができるのです。

私立大学を目指される生徒さんは、英語に時間を割いて下さい。早・慶・上智等の有名私立大学も、高い壁ではありません。実際、私は入学してみて、言ってはいけないのですが、あのレベルで合格したのかという同級生が何人もいました。間違った勉強をせずに、傾向を分析して頑張れば、ある面誰でも合格できます。自分で勝手に壁を作らないでください。

とにかく、教科書を読みこんで、基本的な知識を正確にすることが大事です。理科に関しては、センター試験の勉強しかしてないので、割愛させて頂きます。ただ、私が今まで家庭教師をした生徒さんには、生物を選択して頂きました。細かい知識が出るので、高得点は取れませんが、安定して70点以上は取れます。これに対して、物理・化学は高得点が狙える半面、数学と同じ危険性があります。

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