
(1)今週から、新しいスケジュールの下、新学期が始まりました。
新たに「高校数学ⅠA・ⅡBC」「高校数学Ⅲ」「現代文」「古典」「世界史」の講座を作りました。
「講座」と名の付くものは、「コース」ではありません。
そのため、参加はいつでも自由です。
1コマ(50分)500円は変わりません。
小中学生の指導の時間が、17時~19時以内になってしまい、本当に申し訳ございません。
ただ、その後の自習は無料ですので、そちらで勉強時間を伸ばして頂ければ大丈夫です。
(2)以前も書きましたが、最近は入塾のご連絡が多数あるのですが、なかなか成約には至りません。
原因は、夢や目標を持っていない生徒さんの場合、ワカスクではやっていけないと感じているからです。
なるだけ、こちらの現状を話して電話の時点で諦めてもらうようにしていますが、どうしてもと面談に来られる親御さんと子供さんもいます。
私が、「どうして学校を決めらないの!?」「夢がないのなら高校に行くことが無駄では!?」「行きたくなければ働いた方が良いよ。どれだけお金を稼ぐのが厳しいか感じると、逆に高校に行きたいと思うかもよ!!」と詰問していくと、大抵の方は怒って帰られます。
目標や夢というのは、小中学生のうちには「見るもの」ではなく、「見せるもの」だと思います。
一番近くの親を見て、子供は育ちます。
親が背中で頑張っている姿を見せていれば、子供も「親みたいに頑張れる人になりたい!!」「親のような仕事に就きたい!!」と考えるものです。
親御さんに言いたい、子供に夢を見せるような人生を送っていますか!?
また、高校中学生の受験生の方で、あまりにも実力と志望校の差がある方です。
「毎日7時間勉強しなければなりません」「部活をやっているとできないでしょう」「仮に夏から始めたとして、間に合わないときは学校を休んで勉強できますか!?」「それでも部活をやらせて、学校も休ませられないのですか!?」。
このような会話ののち、案の定怒って帰られます。
そのような親御さんは、お子さんに現役でしか大学受験をさせず、不合格ならば「働かせる」「熊本の私立大学に行かせる」と言われます。
それこそ、親の勝手で子供の可能性をつぶしていると思うのですが。
せっかく「四高」と言われる高校に合格しているのに・・・
高校合格はいったい何を目的としていたのでしょうか!?
(3)そんな中、先日各高校で入学式がありました。
昨年から、私は近隣の高校でチラシを配っています。
その中のある高校は、入学の記念写真を撮るために、長蛇の列を作っていました。
私としては、「もう小学生ではないのだから、親と写真を撮って子供は恥ずかしくないのかな!?」と思ってしまいます。
少なくとも35年前には、そのような風景は見られなかったですね。
今年も長蛇の列ができることは間違いない。
そこで、既卒生に「今までお金を稼いだことがあるか!?」と聞くと、「ありません!!」と。
進学校に言っている生徒さんは、バイトはしないので、そうだろうと思っていました。
「じゃぁ、自分でお金を稼いでみたら!?」というと。
「どうやって!?」と。
昨年の長蛇の列の話をして、「家族全員の写真を取ってあげる人がいたら良いよね。塾代に困っているだろ。写真を取ってあげる代わりに、いくらかの小銭をもらったら!?1人100円くれたとして、100人取ってあげれば時給1万円にはなるよ!!」
「やってみたいです!!」と言ったので、当日2人で校門へ。
ここからは、既卒生個人の戦い。
自分のお金を稼ぐのに、私は一切口出さない。
「まぁ、500円ぐらいもらえれば御の字」と思っていたが、なんと4000円売上。
しかも、途中で先生が来たので校門を去った後、桜の下で写真を撮っている家族をみて、3家族を取ってあげたところ、2家族は1000円も払ってくれたと。
写真をパチリするだけで1000円もらえる。
この事実を目の当たりにして、手が震えたらしい。
「どうだ。どこかに需要はあるけど、誰もしない仕事がある。そこを見つけて稼ぐ力が今後の世の中で求められること。」
「しかし、写真を撮るだけで1000円もくれる人がいるとは!!気が引けます!!」
「ものの価値は、相手が決めるもの!!君の写真にはそれだけの価値があったということ。」というと、納得していました。
少々強引なやり方に見えるかもしれませんが、「元手無しでも稼げる」という社会勉強になったのではないでしょうか!!
アイディアひとつで、お金は稼げるものです。
このようなことを、学校では教えて欲しいものですね。
(4)現在、小学生5名、中学生10名、高校生13名、既卒生2名、合計30名が毎週通塾しております。
1コマ(50分)13名の定員制です。
(1)「8カ月英語完成コース 2期生」
「ポラリス英文法3」に入っています。
旧帝大・早慶レベルです。
あと5回ほどで終わりそうです。
その後は、「ポラリス英文解釈2」に入ります。
現在、既卒生1名、高校1年生1名が参加しています。
2人とも早稲田大学志望です。
(2)「8カ月英語完成コース 3期生」
今週から、「8ヵ月英語完成コース 3期生 追いかけコース」が合流しました。
「ポラリス英文法2」の名詞・代名詞に入っています。
国公立大学・MARCH・関関同立レベルです。
4月中には終えて、「ポラリス英文解釈1」に入ります。
参加者は、既卒生1名、高校3年生3名、2年生2名、1年生4名の計10名です。
大阪大学、明治大学、九州歯科大学、東京科学大学、東京海洋大学、福岡大学、立命館大学2名、熊本大学2名を目指しています。
ここからは講座なので、だれでもいつでも参加できます。
(3)日本史講座
この講座は、暗記が不得意な生徒のために作りました。
現在の受講生は、既卒生、高校3年生、高校1年生の3名です。
先週で山川出版社の教科書を、364ページ中264ページ、第13章「近代国家の展開」まで終えました。
(3)「世界史講座」
今週の土曜日から始めました。
既卒生1名、高校1年生3名が参加されました。
初めに、➀なぜ日本史よりも世界史の方が有利なのか、②今後どのように進めていくのか、③なぜ高校2年生の後半から習い始める世界史を1年生からやるべきなのかを軽く話して、授業に入りました。
8ページしか進みませんでしたが、どのような雰囲気化を感じ取ることはできたと思います。
大抵の生徒さんが、「ヨコ文字嫌い、カタカナ嫌い、世界わかんない!!」ということで、日本史を取っています。
中学が日本史中心なので、馴染みが深いこともあるでしょう。
しかし、日本史は中学で習っているからこそ、高校では深く細かい知識が要求されます。
日本史が好きで好きでたまらない方には良いかもしれませんが、漢字も覚えなければいけない、文化も覚えなければならない、藤原氏・徳川家なんぼほど覚えんとならんねん!!と思い、一気に嫌いになる人も多いです。
その点、世界史はみなさん初めて習う科目です。
同時に「よーいスタート」なんですよね。
そして、世界のことだけに、日本史よりも深く勉強することはありません。
表面上をさらうだけです。
また、文化も世界中の文化なので、覚えることも少ないです。
そのため、私の高校の同級生で、東京大学などの2次科目で社会が2科目課される大学を受験する友人は、殆ど世界史・地理を専攻していました。
さて、現在の共通テストを考えて下さい。
文系ならば、社会を2科目取らなければなりません。
状況としては、昔の難関大学と同じような負担を抱えているわけです。
ここで②の話しが出てきます。
文系であると、歴史・地理から1科目、公民から1科目選択する方が多いです。
公民には、大きく分けて2科目「公共・政経」「公共・倫理」があります。
「公共」は、1年生の必須科目になっているので、それに合わせて進められます。
しかし、「政治経済」「倫理」は、2年生の最後の方で勉強が始まります。
そして、3年生の大学入学共通テストまでに終わらないことも、しばしばあります。
歴史も同じです。
「歴史総合」というわけ分からん科目が、2年生の中盤まであります。
その後に、やっと「歴史探求」が始まります。
2年生の後半でしょう。
このころから2科目をやり始め、7割以上取ることは至難の業です。
特に数学・理科では、7割以上取ることが共通テストでは難しくなっています。
それを考えると、文系はもちろん理系の方も文系科目で8割以上とることが、国立大学合格の最低条件になるのです。
そのためには、1年生から2科目はじめて、2年生が終わる頃には少なくとも7割は取っておかなければなりません。
なぜなら、2次試験の過去問を解く時間が無くなるからです。
では③についてですが、山川出版社の「詳説 世界史探求」を読みながら、同出版社の「詳説 世界史図録」「世界史用語集」で知らないことを調べて、同出版社の「1問1答」をすることです。
これらは私がやった参考書の全てです。
これだけで、早稲田大学法学部に対策なしに合格しています。
歴代の国立・難関私大合格者も、これだけやっています。
2科目2年間半やれば、自ずと結果はついてきます。
「日本史講座」でも同じことをしています。
(4)「現代文講座」
今週から始まりました。
1回目は、既卒生・高校1年生の2名が参加しました。
教材は、東進ハイスクールの「レベル別問題集」です。
レベル1~6まであります。
毎週2コマ入れているので、1カ月半で1冊終わります。
事前に問題を解いて、授業で解説します。
なぜ、現代文講座をするのか!?
最近の学生が、あまりにも言葉を知らなくて、文章を読解できないからです。
「理系には関係ないのでは!?」と思われる方もいるでしょう。
以前から言っているように、共通テストでは問題にたどり着く前に、かなりの量の文章を読ませられます。
たとえば、化学や生物でも、見たことがない実験が文章で説明してあり、それを理解して、応用して問題を解かなければならないのです。
これは全ての科目に通じます。
読解力がなければ、共通テストで高得点を取ることは難しいです。
また、殆どの生徒が、国語をまともに勉強せずに試験に臨んでいます。
古典も含めて、少しずつ勉強することで、かなりの得点差になるでしょう。
(5)「古典講座」
昼1時から2時間やっています。
既卒生1名が参加しています。
「古典文法 ステップアップノート」を参照しながら、「古文単語330」の例文を訳していきます。
それに加えて、今週からは週に2回、夕方の授業でも始めました。
高校3年生1名しか参加されませんでした。
「ステップアップノート古典文法」から始めました。
古文は、最初に文法を覚えなければ、どうしようもありません。
その後、単語・読解問題に入ります。
単語は「いろはにほへ 古文単語330」、読解は「古文上達45」をやっていきます。
古文はみんな手がまわらない科目です。
そのため、やっていると他人と差をつけることができます。
(6)「数学ⅠA・ⅡBC講座」
今週から始まりました。
高校1年生2名が参加しました。
独学で数学1の教科書をやりましたが、この授業ではもう一歩進めて「基礎問題精1A」を使います。
問題をやってみて分かりましたが、生徒がもうすでに展開・因数分解の計算を忘れているということです。
ワカスクは宿題を出しませんが、その日やったことの復習を推奨しています。
それをしなければ、やったことをすべて忘れるので、また1からとなります。
「基礎問題精」のⅠA・ⅡBCを終えることが、1年間の目標です。
そのごは、「標準問題精講」に移ります。
この問題集が解ければ、9割の大学には合格できると言われています。
2名とも国立大学志望なので、数学は絶対に落とせません。
(7)「数学Ⅲ講座」
昼3時~5時まで行っています。
既卒生1名、高校2年生1名が参加しています。
どちらも理系志望で、既卒生はまだ完全にマスターしていません。
また、もう1名の生徒さんも、目標が高いので、2年生の間に過去問が解けるぐらいにはなってほしいです。
「入門問題精講」「基礎問題精講」を使います。
私も数学Ⅲを本気でするのは初めてですので、予習がかなり必要です。
いや、日本史・世界史・古典も忘れているので、予習しながら生徒とともに進んでいきます。
既卒生に「入門問題精講」を解いてもらったところ、計算の速さがまだまだだと感じました。
とりあえず、「入門問題精講」を急いで解いてもらっています。
高校2年生の方は、まだまだ初心者なので、解説を読みながら解いていきます。
なぜ私が教えないのかって!?
心配ご無用です。
この「入門問題精講」は、かなり説明が詳しく、しかも分かりやすい!!
これも読んでも分からないようならば、理系は諦めた方が良いです。
私は、5時間ほどで微分までは理解できました。
その後は、「基礎問題精講」「標準問題精講」と9月までには終わりたいです。