【1】来週の予定
(1)「ワカスク500」の来週(11月25日~11月30日)の予定表です。
(2)〈1〉今回のテーマは、「入会面談」です。
最近もありがたいことに、ワカスクには多数の面談が入っています。
ただ、「ワンコイン塾」のためか、かなり成績が悪い生徒さんとの面談が続いていました。
私はできるだけ生徒さんの将来を見越した面談をしているつもりですが、それを「詰問」と感じられる保護者様・生徒様が多いです。
なかには、怒って帰られる保護者様、涙を流される生徒様もおられます。
では、私がどのような面談をしているのかを事例を交えてお伝えします。
〈2〉事例1 「とにかく高校が全てと思われている場合」
保護者様「とにかく第二高校に合格させたいです!!」
私「今の成績では毎日5時間勉強しないと無理です。勉強できる!?」
生徒さん「5時間は無理です。」
私「それでは、諦めるしかないね。ただ、3年生ならば高校はランクを下げて、先取学習で高校の勉強をするという方法もあるよ!?ワカスクの中学1・2年生は、半分以上がその方向で勉強しているけど!?第二高校に入ることで、何か得られるの!?最終目的は大学合格でしょう!?」
生徒さん 少し涙目になりながら、「でも、第二高校に行きたいです。」
私 「5時間勉強できないのでしょう!?どうやって合格するの!?第二高校に入ったら良い未来が約束されるの!?将来の夢は何!?」
生徒さん「夢はありません。行きたい大学もありません。」
私「そんな覚悟だから5時間勉強できないんじゃない!!5時間勉強できる覚悟ができたら来てください!!」
〈3〉事例2 「とにかく、文武両道にこだわる」
保護者様「勉強時間がなかなか増えなくて・・・」
私「部活に入っていますよね。これを辞めたらよいのではないですか!?夜8時以降に部活後の勉強は難しいですよ!!できても2時間でしょうね。」
保護者様「やめさせる気はないです。部活動で得られることもありますし、一度始めたことはやり遂げて欲しいですし。」
私「しかし、勉強時間を増やしたいんですよね!?物理的に4時間勉強することは難しいと思いますが。部活動で得られることは具体的に何ですか!?どうせ1回戦で負ける部活動ですよね!?本気で優勝を狙っている部活ならばまだしも。それで何か得られますか!?」
保護者様「学生時代は、部活動で協調性とか得られるではないですか!?」
私「基本的には、受験は団体戦ではありません。個人戦です。協調性などは、なにも部活に入らなくても自然と身についていくのでは!?高校でもその部活を続けるの!?」
生徒さん「高校では部活動には入らないです。」
私「そうか、続けないのか。夏の中体連または高校総体で1回戦負けして、なにか自分に残るの!?」
生徒さん 涙目「分かりません・・・・」
私「勉強する覚悟ができたら来てください。」
〈4〉事例3「それ、良いですねぇ!!」
保護者様「第二高校に行きたいのですが、どうでしょうか!?」
私「今から10時間勉強しても合格するか分かりません。」
保護者様「そうですよね。しかし、今まで別の塾で勉強してきたので、それを無駄にはしたくないし・・・」
私「現在の大学入試がどのようになっているかご存じですか!?かくかくしかじかです。つまり、年収1000万円以上の会社に就職するためには、これこれのレベルの大学に入っておかなければなりません。そのためには、すぐに先取学習をして現役で大学に合格した方が良いのではないですか!?」
保護者様「確かに、その通りですね。そのような考え方をしたことがありませんでした。では、そのプランで行きます。」
生徒さん「それがやりたい!!」
私「先取学習は止まったら0になります。覚悟はできますか!!」
保護者様 生徒さん「はい!!」
私「では明日から始めましょう!!」
【2】1週間の塾の動き
先週は、高校1年生の生徒さんが入会されました。
面談は、中学3年生、中学2年生の生徒さんとしましたが、いずれもワカスクとは相性が悪かったようです。
ワカスクは、本気で勉強される生徒さんを募集しております。
そのため、生徒さんには本気で勉強する気があるかどうかを、結構きつくきいております。
それを乗り越えて、勉強したいという生徒さんだけに来てほしいからです。
成績の良し悪しで決めることはありません。
必要なのは、生徒さん、ひいては保護者様の覚悟です。
現在、小学生6名、中学生29名、高校生29名、合計64名が在籍しています。
1コマ(50分)13名の定員制です。
(2)「ワカスク500」は、ただ安い塾ではありません。
先取り学習を中心に、「苦手を克服するよりも、得意を徹底的に伸ばせ!!」をモットーに、最低でも熊本大学以上を目指す進学塾です。
これは、小学生から入会されても変わりません。
志望大学に合格するための、最適解をご提示させていただきます。
【3】1週間の勉強状況
(1)高校生は、熊本高校4名・済々黌高校2名・熊本第二高校3名・東稜高校8名・マリスト学園高校3名・文徳高校1名・宇土高校1名・尚絅高校3名・国府高校1名・熊本工業高校2名・御船高校1名の会員さんがおられます(男子15名・女子14名)。
〈1〉高校3年生は、9名おります。
ただ、実際に私の計画で行っている生徒さんは3名です。
熊本県立大学総合管理学部を目指している生徒さんは、古文漢文や日本史をまだ完成していないため、インプットにすべての時間を割いております。
来週までの2週間は、「古文漢文強化」と題して、「ジャンプアップノート 漢文句法」「ジャンプアップノート 古典文法」をやっています。
今まで全く手を付けていませんでしたが、この1週間で漢文句法を覚えたことで達成感を得られたようです。
熊本保健科学大学を目指している生徒さんは、推薦入試の面接・小論文対策を学校でやっています。
明治大学を志望校としている生徒さんの状況は、「明治大学☆彡物語」の方で詳しく書いております。
その中で、勉強方法なども詳しく書いています。
お時間があるときに、覗いてみてください!!
〈2〉高校2年生の生徒さんは、5名です。
定期的に来られる生徒さんは、非進学校の生徒さん1名です。
この生徒さんは、まだ志望校で悩んでおります。
4月までは英語だけを極めることにしました。
自習にも、来るようになりました。
毎日5時間勉強を目指してほしいです。
〈3〉高校1年生は、16名です。
熊本高校・済々黌高校・熊本第二高校・東稜高校・真和高校・国府高校・尚絅高校・マリスト学園高校・御船高校・文徳高校の会員さんがいます。
定期的に来られている生徒さんは、5名です。
「8カ月英語完成コース」には、熊本高校、済々黌高校の生徒さん2名が入っております。
東京理科大学・同志社大学を目指している生徒さんは、「1対1対応の演習 数学Ⅰ」の第1章の計算問題をやっています。
数学Ⅰが終わると、「1対1対応の演習 数学Ⅱ」に入ります。
物理は、「物理基礎」の力学が終わり、「良問の風」の物理基礎部分をやっています。
物理は力学→電磁気→波動→熱力学の順に、単元ごとに入試問題まで完成させていきます。
苦手な英語に関しては、「8カ月英語完成コース」第3期生に入り、ゆるりと勉強をしています。
東京理科大学は、英語は英検準1級を取っておけば、それが英語の満点相当の得点になり、試験で英語を受けずにすみます。
九州大学を目指している生徒さんは、「8カ月英語完成コース」には参加されております。
また、英検2級にも合格されました。
ワカスクでは、特に英検対策はしておりません。
単に英検に合格することは、意外と簡単です。
ただ、今までの生徒さんの傾向から、英検2級に合格されても、それだけの文法力を持った生徒さんは、ほぼいません。
つまり、英検2級までは、付け焼刃の過去問演習でなんとか乗り切れます。
ただ、今後は英検準1級を取得することが、大学合格に大きな影響を持ってきます。
そのため、英検準1級、または1級取得に向けては、ワカスクも積極的に対策をしていこうと考えています。
非進学校の生徒さんは、来週の定期テストに向けて、必死に頑張っています。
この生徒さんと同じ学校に通っている生徒さんは、2年生に進級できるかどうかの「崖っぷち生徒」です。
月曜日から木曜日まで、毎日4時間数学を勉強。
さすがに金曜日は、腰・肩に痛みが出たようで、お休みされました。
この生徒さんは、来週ある定期テストと、3学期にある定期テストで、「赤点を回避」しなければ進級できません。
仮に赤点回避に失敗したとしても、追試でクリアできる可能性があります。
とにかく、3月までは、全ての時間をワカスクで過ごしてもらうことになりました。
しかし、前回の定期テストで数学が0点だったのですが、月曜日から木曜日まで教えてみると、ほとんど教科書の問題は自力で解けています。
ただ勉強していないだけで、ポテンシャルはかなり高いです。
3月以降もこの調子で勉強していけば、かなりの難関大学に合格できそうですが。
久々に通塾し始めた生徒さんは、土曜日に数学・英語を4コマ行っています。
定期テストが近づいているため、その勉強をしていました。
毎週欠かさず来てくれるので、こちらとしてもやりやすいです。
熊本大学を目指している生徒さんは、お休みでした。
もう1人の非進学校の生徒さんは、週2コマ英語の勉強をしています。
中学英語から始めて、「完全攻略シリーズ 中学英語 2年生」が終わりそうです。
3年生に入ると同時に、「ターゲット英単語1200」を覚えてもらおうと考えています。
(2)〈1〉中学生は、東町中5名、桜木中5名、東野中3名、湖東中3名、京稜中2名、錦が丘中2名、帯山中1名、御船中1名、木山中1名、出水南中1名、マリスト学園中1名、尚絅中1名、九州学院中2名の生徒さんがおられます(男子17名・女子11名)。
〈2〉中学3年生は、11名です。
定期的に通われている生徒さんは、7名です。
7名全員が、志望校を決めています。
ほとんどの生徒さんが、中学3年生の数学・英語は終えています。
熊本高校を目指す生徒さんは、毎日夕方5時に来て、夜10時まで残って勉強しています。
定期テストは、学年8番でした。
全く対策をしていませんが、3回目の10番内です。
マリスト学園高校の過去問を、毎日2教科ずつ解いており、令和4年から平成23年までの奨学生過去問を終わりました。
500点中350点程度は取っています。
熊本高校を3点差で落ちた12年前の生徒さんの点数を、やっと破ってくれました。
マリスト学園高校奨学の過去問を解き終わったので、一般入試で受験予定の熊本学園大学付属高校一般の過去問に入りました。
また、「熊本県立高校過去問模試」を2週間に1回やっています。
先週は、6回目、平成23年度の問題をやりました。
結果は、前述した12年前の生徒さんの点数を数点上回る、160点後半でした。
低いと感じられるかもしれませんが、10年前に熊本第二高校に合格し、その後ワカスクの熊本大学合格第1号となった生徒さんは、2月の時点で147点でした。
今はまだ11月です。
本試験まであと3カ月あります。
210点の力をつけて欲しいです。
熊本第二高校を目指している生徒さんは、先々週・先週と体調不良で休まれることが多かったです。
とりあえず、慌てずに無理をしない勉強を続けていくことが大事です。
マリスト学園高校専願を目指している生徒さんは、数学が弱いため、11月は「数学強化月間」としています。
国府高校の数学過去問計16回分を解き終わり、分からない問題の復習を終わりました。
これから、マリスト学園高校専願の過去問の総復習に入ります。
また、マリスト学園高校一般の過去問も、週に1回解いてもらいます。
英語に関しては、「8カ月英語完成コース」に参加しており、すでに大学入学共通テストレベルの問題を解いています。
高校生レベルの文法・単語力は持っているので、どれだけ100点に近づくかです。
先日、マリスト学園高校一般の平成23年過去問をやったところ、83点を取りました。
間違った問題が4問ですので、100点を取る日も近いです。
合計点数も、190点に近づいてきたので、あと20点取れれば、奨学Bに届きます。
同じくマリスト学園高校専願を目指している生徒さんは、戦略を徹底してから、数学の点数が安定してきました。
また、苦手な英語も一気に上がってきて、上記の生徒さんとそん色ない点数を取り出しました。
なぜ英語が上がってきたのか本人に聞いたところ、過去問の英文を読み込んでいるとのこと。
色々と工夫して勉強しているようです。
慶誠高校専願の生徒さんは、まだ数学が終わっていません。
そのため、中学1年生から3年生までを、「縦割り型勉強法」でやっています。
現在、関数に入っており、1次関数を終えて2次関数をしています。
専願入試では、円周角・三平方の定理は範囲に入っていないので、次の相似を終えると、過去問を解くことができます。
国府高校奨学を目指している生徒さんは、週2コマ程度しか来られないので、なかなか過去問学習が進まないです。
ただ、淡々とやる生徒さんなので、あまり心配はしていません。
東稜高校を目指している生徒さんは、夏終わりからワカスクで自習をするようになりました。
国府高校奨学を受験しますが、10月初めごろは社会が正答率20%台でした。
1カ月ほど、歴史の教科書を読みまくっていると、最近では60%まで上がってきました。
現在、地理を勉強しています。
地理は教科書ではなく、「完全攻略シリーズ」を使います。
まずは、1単元1ページの解説を読んでもらいます。
1週間ほどでマスターすると、問題演習をします。
また、全く手を付けていない理科も12月から開始です。
今は30%の正答率なので、50%には上げます。
生物・地学の知識問題で、どれだけ取れるかです。
〈3〉中学2年生の生徒さんは、9名です。
常時来られている生徒さんは、7名です。
2名は、熊本第二高校を目指して、勉強しています。
定期テスト期間中も、塾に来て勉強していました。
1名は、180点台を取っています。
さて、初めての20番内には入るでしょうか。
熊本工業を目指していますが、先取学習を行っている生徒さんは、休みがちになっております。
これでは、先取学習が完全に0になってしまうので、定期的に来てほしいですね。
熊本学園大学付属高校を目指している生徒さんは、夢を現実に変えるべく、先取学習の最低ライン、週6コマ来ています。
定期テストは、少し上がったようです。
東稜高校を目指している生徒さんは、週4コマ来られています。
この生徒さんは、難関大学を目指すために、中学生の間に、数学・英語は、少なくとも高校1年生までは終わります。
他塾を辞めたので、2コマ増えて、英語も先取学習を始めます。
定期テストは、過去最高点を取ったようです。
中高一貫に通われている生徒さんは、週2コマ来ています。
中高一貫校に通っている利点を活かして、先取学習を頑張ってほしいです。
〈4〉中学1年生の生徒さんは、7名です。
定期的に来られる生徒さんは、4名です。
勉強が得意な2名は、先取学習をしています。
大学合格を目指して先取学習をしている生徒さんは、定期テストは220点近く取れています。
数学は1年生の「比例・反比例」が終わったので、2年生の1次関数に入ります。
英語は「最高水準問題集中学1年生」を現在やっています。
中学1年生なので、6年間かけて、大学入試対策ができます。
これはかなりのアドバンテージになります。
もう1名の生徒さんは、骨折をしたために部活に行けません。
そのため、毎日1時間授業を受けております。
定期テストも最高点数を取っていると思います。
ご家庭の方針で、勉強よりもキャリアスキルや部活動を優先しているので、目標としていた京都大学の合格は物理的にかなり難しいです。
与えられた環境で、頑張っていくしかありません。
勉強が苦手な2名は、小学生の計算ドリルをやっています。
小学1年生から学び直しを始めているので、きちんと定着はしています。
とにかく、慌てないことですね。
〈5〉小学生は、5名です。
6年生2名・5年生1名・4年生2名・2年生1名の生徒がいます。
小学生の生徒さんは、3名は常時授業を受けています。
6年生の生徒さんは、算数をやっています。
算数は、公文の教材が4冊ありますが、3冊終わりました。
それに伴い、英語を始めました。
使う教材は、中学生と同じです。
今週はb動詞を教えました。
ここが第1のつまずきポイントです。
まずは、主語とb動詞の関係を間違えないようにすることが大事です。
もう1名の6年生の生徒さんは、計算が苦手なので、小学2年生から始めました。
現在は小学3年生の計算です。
黙々と、2時間解いています。
その努力がきっと力になる時が来ます。
5年生の生徒さんは、4年生の計算を終えました。
やっと実学年の5年生の計算に入ります。