【1】来週の予定
(1)「ワカスク500」の来週(10月14日~10月19日)の予定表です。
実力テストが終わり、ワカスクの中学生は、現在判明している分で、学年14番・16番・18番・22番・29番・36番・54番・54番・58番・65番・79番となっております(定期的に通塾されている生徒さん16名中)。
学年順位だけ書きましたが、学年の人数がそれぞれ違いますので、一概に番数が悪いから力がないとは言えません。
また、夏期講習では、一切テスト対策はしていません。
塾選びの参考にしていただければと思います。
【緊急告知】「8カ月英語完成コース」への追加参加者5名を募集します
「8カ月英語完成コース」が、現在「ポラリス英文法2」の3分の2まで終わりました。
おそらく、2週間後には、「英語長文 THE RULES 1」に入ると思います。
英単語・英語文法には、自信があるという生徒さん!!
今からこのコースに入ると、来年の4月には志望大学の過去問が読めるようになりますよ!!
(2)〈1〉今回のテーマは、「ついに熊本の高校生が、ポラリス英文法を使い始めた!!」ではなく、「良い落ち方と悪い落ち方」についてです。2
ちなみに、報告によると、東稜高校で流行が始まり、熊本高校でも「ポラリス英文法」を使う生徒が増えているようです。
きっかけは、「成績の良い友人が使っているから」だそうです
ただ、以前も書いたように、この問題集は独学には向いていません。
関先生の「新・英文法大全」を読むか、スタディサプリで関先生の授業を聞かないと難しいと思います。
予想通り、東稜高校では、「意味が分からなくて、使えない!!」となっているそうです。
熊本高校での評判が気になります。
現在、私の知るところでは、「ポラリス英文法」を使っているのは、武田塾とワカスクだけではないでしょうか。
他に使っている個人塾がありましたら、すみません。
〈2〉では、本題に入ります。
「良い落ち方と悪い落ち方」と書きましたが、これは大学受験で不合格になっても、「良い不合格と悪い不合格がある」と言うことです。
「今から不合格のことを考えるなんて!!」と思われるかもしれません。
しかし、大学入試は高校入試と違い、つねに浪人、つまり不合格と隣り合わせです。
とくに合格判定がE判定の方は、今から逆転合格を目指すのは至難の業です。
「浪人覚悟で第一志望校を受ける!!」という方は、計画性もなく勉強して落ちるのではなく、次につながる「良い落ち方」を考えましょう。
〈3〉では、具体的に「良い落ち方」とは何でしょうか?
私が大学受験したころは、成績開示がありませんでした。
不合格であったとしても、何点差で落ちたのか、何の科目が悪かったのかさえ、分からない状態です。
しかし、今は不合格になっても成績開示があります。
これは、翌年のために重要な資料となるわけです。
ギリギリで落ちたのだったら、勉強方法は間違ってないので、そのままレベルアップしていけば良いです。
全く箸にも棒にも掛からない落ち方だったら、勉強方法さらには志望校の変更さえ考えなければなりません。
〈4〉次に、「良い落ち方」の方法です。
言い方をかえると、「逆転合格の方法」です。
二次試験で3~4科目ある生徒さんは、2科目を全力で合格ラインまで勉強してください。
ほぼ勉強の8割を2科目に投じましょう。
残りの2割は、国公立大学を目指すのであれば、大学入学共通テストの勉強、私立大学を目指すのであれば、残りの1科目の勉強です。
ただ、熊本大学など、共通テストの比重が大きい学部では、共通テスト対策に全時間を使ってください。
共通テストの内容は、熊本大学の二次試験よりも難しいと思います。
そのため、共通テストで何点取ったかが、浪人した場合の指標になます。
〈6〉先日、明治大学志望の生徒さんと、東京科学大学志望の生徒さんに、このことを説明しました。
明治大学志望の生徒さんには、英語・社会で8割を取るぐらいの勉強をして、国語は5割以上で逃げ切ろう。
東京科学大学志望の生徒さんには、数学・物理は昨年の共通テストで7割以上とれているので、他の教科だけを共通テストまでやって、8割を目指そう。
と言いました。
しかし、後者の生徒さんはそれ以来来ておりません。
確かに、東京科学大学は、東京工業大学時代は6割が足切り点で、二次試験では共通テストの点数は除外します。
そのため、足切りだけ逃れればよいのですが、来年の入試から一気にレベルが上がる可能性もあります。
また、同大学を受験する層を考えても、東京大学・京都大学などから、志望校を落としてくる生徒が半数はいます。
それらの受験生は、間違いなく共通テストで8割近くは取っています。
そのことを考えると、8割は取っておかないと不安ですね。
ただ、人の考え、さらには家族の考えは様々ですから、自分の方針を貫いても良いと思います。
【2】1週間の塾の動き
(1)先週は、面談のお問い合わせが、3件ありました。
2名の方とは面談いたしました。
もう1名の方とは、今週面談をいたします。
定期テストの結果を受けて、転塾を考えられている生徒さんもおられると思います。
現在、小学生6名、中学生28名、高校生28名、合計62名が在籍しています。
1コマ(50分)13名の定員制です。
(2)2学期から、ワカスクも新しいスケジュールで動いています。
以下のように、水曜日・土曜日20~22時のゴールデンタイムは、がら空きです。
部活等で忙しい生徒さんには、うってつけの時間帯だと思います。
(3)「ワカスク500」は、ただ安い塾ではありません。
先取り学習を中心に、「苦手を克服するよりも、得意を徹底的に伸ばせ!!」をモットーに、最低でも熊本大学以上を目指す進学塾です。
これは、小学生から入会されても変わりません。
志望大学に合格するための、最適解をご提示させていただきます。
【3】1週間の勉強状況
(1)高校生は、熊本高校4名・済々黌高校2名・熊本第二高校3名・東稜高校8名・マリスト学園高校3名・文徳高校1名・宇土高校1名・尚絅高校2名・国府高校1名・熊本工業高校2名・御船高校1名の会員さんがおられます(男子15名・女子13名)。
〈1〉高校3年生は、9名おります。
ただ、実際に私の計画で行っている生徒さんは3名です。
熊本県立大学・熊本保健科学大学を目指している生徒さんは、学校の試験がやっと終わりました。
しかし、先週末・今週末と、立て続けに記述模試が入っています。
いずれの生徒さんも、二次試験で記述をすることは殆どありません。
もう10月なのに、各個人に模試を受けるかどうかを決めさせない高校は、クレイジーです。
とくに、熊本県立大学を志望している生徒さんは、まだ合格ラインに共通テストのレベルが届いていません。
明治大学を志望校としている生徒さんの状況は、「明治大学☆彡物語」の方で詳しく書いております。
そちらをご覧ください。
ちなみに、この生徒さんは、学校に「一切模試は受けません」と言っているので、何の障害もなく、淡々と勉強を続けています。
〈2〉高校2年生の生徒さんは、5名です。
定期的に来られる生徒さんは、2名です。
しかも、どちらも非進学校です。
2名とも規則的に授業を受けています。
1名の生徒さんは、先週末に英検を受けました。
間髪入れずに、今週の火曜日から定期テストです。
部活のコンクールで九州大会に行ったりと、忙しかったので、数学の勉強が進んでいません。
そのため、2時間ビッチリ、二次不等式と二次関数との関係をやりました。
もう1名の生徒さんは、休まず「8カ月英語完成コース」に来ています。
志望校を再検討中で、「日東駒専レベル」か「大東亜帝国レベル」かのどちらかで迷っています。
どちらでもよいので、とにかく勉強時間を伸ばしてもらわないことには始まりません。
〈3〉高校1年生は、14名です。
熊本高校・済々黌高校・熊本第二高校・東稜高校・国府高校・尚絅高校・マリスト学園高校・御船高校の会員さんがいます。
定期的に来られている生徒さんは、7名です。
「8カ月英語完成コース」には、熊本高校、済々黌高校、国府高校の生徒さん3名が入っております。
また、東京理科大学・同志社大学を目指している生徒さんは、数列が半分終わったので、「1対1対応の演習 数学Ⅰ」に入りました。
二次関数をやっていますが、2時間で3問終わるかどうかです。
この生徒さんは、短期記憶が苦手です。
その代わり、理解して自分の腹落ちしたものは確実にできます。
そのため、やり方を変えて、一単元ずつ丁寧に取り組むことにしました。
並行して「プラチカ1A2BC文系」「プラチカ1A2BC理系」もやっていきます。
物理に関しても、丁寧にやっています。
「宇宙一分かりやすい高校物理」を読み、「リードlightノート物理基礎」全問題解いています。
これもなかなか厄介で、理解するのに時間がかかります。
毎週2時間やっていますが、なかなか進みませんね。
運動方程式まで行きました。
私は高校時代、化学選択だったので、物理は2年前に第2回大学入学共通テストを受験したときに、1回はやっただけです。
ただ、根本的な話になると分からないので、学校の物理の先生に質問するように言っています。
それを私にフィードバックしてもらっています。
一石二鳥ですね。
ある程度単元が進むと、「良問の風」で入試標準レベルを適宜やっていきます。
他の生徒さんは、1名は熊本大学の文系に行くことを決めました。
ある意味、どこでも良いので、大学のレベル帯ごとに志望校を決めておかなければ、勉強の方向性・量が決まりません。
熊本大学文系であれば、勝負は共通テストでいかに高得点を取るかになります。
そこに絞って勉強できるわけです。
(2)〈1〉中学生は、東町中5名、桜木中5名、東野中3名、湖東中3名、京稜中2名、錦が丘中2名、帯山中1名、御船中1名、木山中1名、出水南中1名、マリスト学園中1名、尚絅中1名、九州学院中2名の生徒さんがおられます(男子17名・女子11名)。
〈2〉中学3年生は、11名です。
定期的に通われている生徒さんは、7名です。
7名ほとんどが、志望校を決めています。
ほとんどの生徒さんが、中学3年生の数学・英語は終えています。
熊本高校を目指す生徒さんは、来週末の「第4回公立高校過去問テスト」に向けて、毎日塾で5時間ほど自習をしています。
私は次のテストに向けて、「英語・理科をもっと上げて!!」と言うだけで、一切計画は作りません。
熊本高校に合格しても、自分で計画を立てられなければ、太刀打ちできません。
そのための練習であり、生涯学習にも役に立ちます。
そうは言っても、合格が危ないと思った時には、当たり前に手を差し伸べますよ。
その他の生徒さんも、志望校の過去問を解いています。
マリスト学園高校専願の生徒さんが2名います。
1名は、1年前から入会している生徒さんで、すでに合格ラインを超えています。
もう1名は、夏から入会された生徒さんですが、全ての科目で点数が低いです。
夏に英語・数学を中学1・2年生の復習をしながら、中学3年生まで終わらせました。
実際、今入試問題を解いていることがクレイジーなので、今後勉強時間を増やして、確実に合格までもっていきます。
熊本第二高校志望の生徒さんは、すべり止めの私立高校を熊本学園大学付属高校にしたいとのことでした。
確かに、同校は熊本高校・済々黌高校に不合格になった生徒が受験する学校です。
そのため、数学・理科が異様に難しいです。
とくに、理科に至っては、私が見ても何を聞いているのか分からない時もあります。
しかし、熊本大学の現役合格者数は26名です。
生徒数が350人以上いて26名・・・・
マリスト学園高校は、現役合格者数7名ですが、学校人数が200名以下なので、2倍すると14名。
高校入学レベルでは、圧倒的に熊本学園大学付属高校が良いのに、合格実績となると変わりません。
どちらがコスパ良いでしょうか。
実際、先週末にマリスト学園高校過去問を一気に5科目解いてもらいました。
現在でも、特待Cには合格するレベルです。
これが学園大学付属高校となると、別の対策が必要になります。
マリスト学園高校を特待で受験し、一般で学園大学付属高校を受験するのが、熊本第二高校の勉強に専念できるという意味でも得策でしょう。
〈3〉中学2年生の生徒さんは、8名です。
常時来られている生徒さんは、5名です。
熊本第二高校を目指している2名の生徒さんは、先取学習するために、1日2コマは英語、もう1日の2コマは数学にすることにしました。
ただ、本格的な超先取り勉強をするには、1週間で数学4コマ・英語2コマが必要です。
熊本工業志望の生徒さんが、それを始めました。
しかし、どこか1日は休んでしまうので、上手くは進みません。
新しく入会された生徒さんは、1日2コマを2日間来ています。
もう無勉強で合格できる東稜高校に志望校は決めて、3年生の間で高校数学・英語を先に進むことにしています。
今からやると、数学は高校2年生の半分、英語は明治大学クラスの読解ができるようになります。
入学した段階で、一気に熊本高校生を抜き去っていることになります。
もう1名の生徒さんは、事情がありお休みされました。
〈4〉中学1年生の生徒さんは、7名です。
定期的に来られる生徒さんは、5名です。
勉強が得意な3名は、先取学習をしています。
1名は縦割り型勉強法で、数学が1・2年生の計算をもうすぐ終えます。
その後は、1年生に戻り「比例反比例」をやった後、2年生の「1次関数」に入ります。
1日2コマの2日間ですので、英語の先取学習ができません。
成績も良いので、独学でできると踏んで、「英語中1」のテキストを渡しています。
22章あるので、毎日1章ずつやれば1カ月では終わるでしょう。
1名は、週1日2コマ来られています。
数学1コマ、英語1コマで先取学習をしています。
順位も20番ほど上がって、50番台に入ってきました。
もう1名は、広島大学を志望している生徒さんです。
週に1回程度は来ていますが、あまり授業を受けていません。
私としては、中高一貫校に入っているので、その利点を活かして、一気に中学を終わらせたいのですが、本人にその気がなければ難しいでしょう。
他の生徒さんは、小学生の計算をやっています。
(4)小学生は、5名です。
6年生2名・5年生1名・4年生2名・2年生1名の生徒がいます。
小学生の生徒さんは、3名は常時授業を受けています。
6年生の生徒さんは、算数をやっています。
目標は、獣医さんです。
学校よりも少し先に進んでいます。
5年生の生徒さんは、4年生の計算をしています。
4年生の生徒さんは、3年生の計算をしています。