この少年と出会って2週間は、朝から清掃のバイトに行き、昼仮眠して、夜6時間ほど教えてすぐに寝るという生活を続けました。かなりきつかったですが、生徒さんも学校を休んでくることもあり、気が抜けない状態でした。長い時には10時間ほど教えていました。その結果、無事マリスト学園中学（専願）に合格できました。
その後、この生徒さんの友人が2名入塾してくれました。4月になり、チラシ効果が出てきて、中学3年生が2名ほど入ってくれました。しかし、まだ塾だけでは生活ができないため、ビル清掃のバイトは継続していました。そのため、仮眠後にボーとした状態で教えていました。その状態を見かねたのか、3年生が、「俺たちが生徒を集めてくるから、先生バイト辞めていいよ！！」と。肉体的に限界ヨロシクになっていたので、この生徒の言葉でバイトを辞めることを決心しました。そして、その生徒さんは宣言通り、9名もの3年生を連れてきてくれました。ここから、本格的に若葉スクール第1期が始まりました。
1年間にわたって、私の半生を書いてきました。自分の半生を客観的に振り返るという、良い機会をいただきました。これにて、終了です。人生、苦境に立たされても、夢破れても、生きてさえいれば楽しいことは必ずやってきます。孤独死を覚悟していたこんな私にも、昨年愛してくれるパートナーができました。今後の人生もどんなことが起きるのか、ワクワクドキドキが止まりません。あっ、一応行政書士事務所も開業しているので、法律相談はいつでも受け付けてますよ。
追記 「私の波乱爆笑の婚活2年半」は、いつか書こうと思っています。では、その時まで、さようならです。
