春期講習会も無事終了し、昨日は高校県下一斉テスト、昨日今日と中学1学期実力テストが終わった頃でしょうか。
高校1年生の生徒さんには、春休みは高校数学の先取り勉強をして頂いておりました。そのため高校県下一斉テストに関しては、全く対策を取っておりません。県下一斉テストは、範囲が中学生の復習なので、実力で臨んでもらいました。先取り勉強は、一番進んでいる生徒さんが二次関数の半分まで進み、他の生徒さんも第一章の因数分解・連立不等式の範囲の2回目を回しております。このペースで進みますと、定期テストの範囲は、5月の始めまでには終わりそうです。
中学3年生の生徒さんは、熊本県第1回共通テストに照準を定めておりますので、実力テスト対策はやっておりません。春期講習会に来て頂いていたので、数学は2年生の範囲が確率を残して終わりました。英語に関しては、「新研究」の文法を1・2年生の範囲まで終わり、今2回目に入っております。今後は、一番伸ばさなければならない社会・理科の1・2年生の復習を中心に、数学・英語の復習をしていきます。毎日来て頂いておりますので、じっくりと腰を据えて勉強できます。
中学2年生の生徒さんは、実力テストに向けて勉強して頂きました。とくに社会に関しては、問題集を封印して、教科書の読み込みを行って頂きました。ただ、2年生の生徒さんは、週1コマ・2コマしか取られてないので、なかなか私の思うように進まないのが現状です。どこの塾でも同じと思いますが、実際週1・2回では成績を伸ばすのは難しいです。現状を維持するのがやっとです。そのため、当塾では1コマの料金を安くして、できるだけ多く、塾に来て頂けるようにしています。できれば、週4コマは来て頂きたいですね。
特に中学・高校1年生に注意して頂きたいことがあります。今回のテストで成績が悪かった生徒さんは頑張るしかないのですが、成績が良かった生徒さんが問題です。今回のテストは、中学生はマークシート問題なので、たまたま成績が良かったということもあります。また、高校生は、中学の範囲の問題なので、今回の成績は全く難易度が異なる高校の勉強とは関係ありません。中学・高校1年生の生徒さんは、40番であれば20番内を、20番であれば10番内を、次のテストでは目指して下さい。
私も、中学生の時は、実力テストで570人中24番だったのですが、友人に負けたのが悔しくて、次の定期テストまでは毎日4時間は勉強したと思います。直前は7時間ほどやって、心配した親から勉強をストップさせられましたね。結果、2番となり、これぐらいやれば1番も狙えるんだと分かり、その後は楽に勉強できました。高校の時も、熊本高校の第1回AT（熊本高校では定期テストをATと呼びます）で、500人中140番台という結果で、第2回ATまで必死に勉強しました。結果、10番台に入り、熊本高校でもやっていけるという自信を付けたものです。
中学・高校1年生の生徒さんは、次のテストが一番重要です。必死に勉強して、どのくらいやれば何番になるのかを把握することが必要です。そこで、成果が出れば、その後の中学・高校生活がうまく回っていきます。
