H27熊本県公立高校(後期)試験、残り5日間の使い方

勉強方法 総合

熊本県公立高校(後期)入試まで、あと5日となりました。受験生の皆さん、順調に勉強は進んでいるでしょうか。残り日数が少ないため、何をしたらよいのか分からなくなっている生徒さんもおられると思います。そこで、残り5日間で何をすべきか、私の考えを書きたいと思います。

まず、新しい問題集などには、絶対に手を出さないでください。今までやってきた、学校のワーク・「整理と対策」「新研究」等の復習だけに集中して下さい。新しい問題集等をやると、分からない問題が出てきて、不安が増すことになります。それよりも、これまで何度も解いている問題集を、何回も何回も回して下さい。

次に、各科目についてです。国語は、漢字を確認する程度で良いです。あとは、まだ解いてない過去問があれば、1・2回時間配分に気を付けて解いて下さい。当塾では、漢字よりも、文章の読みとりに重きを置いているので、感覚が鈍らないように、1・2回は解いて頂く予定です。

数学については、過去問の大問1・2を繰り返し解いて下さい。ここで20点取れれば、30点前後にはいくと思います。当塾では、勉強の進んでいる生徒さんは、過去問6年分の2回目を回し終えました。2回目は30分で解いて頂きましたが、1回目よりも点数は上がっております。25点を目標にしておりますので、大問1以外の問題を、8問以上解くことを練習してます。本番で調子が良ければ、30点に近づけます。あとは、関数と三平方の問題の小問1は、必ず取れます。この分野が全く分からない生徒さんも、公式だけ覚えて、過去問を何度も解いてみて下さい。

理科については、苦手な生徒さんは、思い切って物理分野(レンズ・電気・エネルギー)を捨てましょう。これを捨てても12・13点のものです。25点以上を目指すのであれば、その他の分野で得点できます。生物・地学・化学分野の暗記基本知識の確認を行って下さい。余裕があれば、物理分野の語句を暗記するのもよいと思います。当塾の生徒さんにも、難しい計算問題などは飛ばすように言っております。「新研究」等の3回目が回し終わったところです。

社会については、苦手な生徒さんは分野を絞り込みましょう。当塾では、歴史の2・3年生の学校のワーク、公民の学校のワークをひたすら回してもらってます。この分野で、28点ほどあります。地理はやっておりません。地理に関しては、一般的な知識や資料の読み取りがあるので、何もしなくても意外と点数は取れます。逆に、歴史・公民は、暗記していないことには、何も分かりません。昨年度の社会が苦手な生徒さんも、この方法で25点は取れるようになりました。

英語については、毎日過去問を1問は解いて欲しいものです。英語は毎日やらなければ、読むスピードが遅くなってしまいます。過去問を全問解いたという生徒さんは、選択問題の解いてない問題を毎日15分程度で解く練習をするとよいでしょう。当塾の生徒さんは、過去問6年分を解き終わってます。勉強が進んでいる生徒さんには、40分で2回目を解いてもらいました。当塾でも、毎日リスニング・選択問題をやっていく予定です。

最後に、試験が2日間ある場合は、2日目の科目から復習していくのが鉄則です。なぜなら、1日目が終わった後は、疲れ等で十分な勉強時間が取れない可能性があるからです。2日目は数学・社会ですので、今日から土曜の夕方までは、社会を中心に何度も問題集や教科書を読むのが良いでしょう。土曜の夕方から月曜日までは、1日目の科目を勉強して下さい。ただ、注意して欲しいのは、前日は頭を休めた方が良いので、日曜までに復習を全て終わらせることが良いでしょう。

残り5日間を有意義に過ごして、是非とも合格を勝ち取って下さい。今が一番きつい時期です。当塾の生徒さんも、ギリギリのラインで頑張っております。余裕がある受験生など1人もいません。きついのは自分だけとは思わず、冷静に淡々と勉強を続けて下さい。

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