受験生の皆さんは、もうご存知かと思いますが、熊本県公立高校入試は、平成26年3月5・6日です。今日が12月5日ですから、残り3カ月ですね。この期間を短いと考えるのか、長いと考えるのかで、大きく結果が異なってきます。3カ月は1年の4分の1です。結構長いですね。ここでじっくりと勉強ができるかどうかが、志望高校への合格のカギを握っています。まだ、諦めるのは早いですよ!!
ただ、ここからのスケジュール管理だけは、キチンと考えておかなければなりません。志望校の勉強に集中するためには、何をクリアーすればいいのか。まず、私がお勧めするのは、1月22日に行われる私立高校(特待生・奨学生)入試に合格することです。これに合格すれば、私立高校の一般入試までひっぱられることなく、残りの2ヶ月半を志望する公立高校入試に全精力を使えます。とにかく、特待生・奨学生に合格することを第1に考えましょう。
そのためには、遅くとも年末から私立高校の入試対策に入らなければなりません。約1カ月間は、公立高校入試は忘れて、私立高校入試に全力を注いで下さい。勉強が進んでない生徒さんも、無理と思わずに受験して下さい。意外と簡単に合格できます。去年の塾生を例に挙げると、国府高校奨学生S・A・Cに1人ずつ合格しました。文徳高校奨学生Cに1人、また、開新高校奨学生B・Cに1人ずつ合格しました。
対策をキチンと取った生徒さんは、100%合格しています。専願生を抜かすと、8名中6名は合格しました。特に開新高校を受験した2人は、英語は殆ど分かっていませんでした。また、数学も計算しか解けないレベルでした。これで何故合格したかというと、徹底した開新高校の問題分析と、過去問を20回程度回したからです。私立高校入試問題には癖があって、過去3年間の問題に遡ると、似たような問題がいくつも出ています。この過去問の徹底した演習によって、その私立の問題だけは解けるようになるわけです。
開新高校に合格した2人は、未だに英語は分かってません。それは、本当の力ではなくテクニックで合格したためです。それがいいとは思いませんが、高校に合格するためには仕方ありません。勝負事は勝たなくてはならないのです。
そういうことで、公立高校合格を目指すのであれば、私立高校(特待生・奨学生)に絶対に合格して下さい。