自習室の入退室時間を毎日記録し始めて、12週目になりました。
この記録を始めた理由は、
「勉強する生徒が集まる場所に毎日いることで、周りの生徒の学習習慣も変わっていくのか」
を見てみたかったからです。
今週は9月27日(日)から10月3日(土)まで。
結論から書くと、今週の総滞在時間は、
106時間35分
でした。
先週は160時間47分だったので、今週は大きく減りました。
ただ、7週間記録してきたからこそ、こういう週も重要です。
毎週右肩上がりになるはずはありません。
むしろ今週は、総時間とは別のところに面白い変化が見えました。
それが、
中学生の「2時間」が普通になりつつあることです。
9月27日(日)
高2 シ 10:30〜16:00 5時間30分
高1 コ 10:48〜15:30 4時間42分
高2 オ 11:42〜16:00 4時間18分
合計 14時間30分
この日は3人だけでした。
それでも全員4時間超え。
人数は少なくても、一人ひとりの滞在時間が長い日でした。
9月28日(月)
高1 コ 17:00〜20:00 3時間00分
中2 C 17:40〜20:00 2時間20分
高3 ウ 15:58〜18:06 2時間08分
中2 A 17:00〜19:00 2時間00分
高2 サ 18:00〜20:00 2時間00分
高2 オ 18:13〜20:00 1時間47分
高2 ケ 18:13〜20:00 1時間47分
高2 エ 18:25〜20:00 1時間35分
合計 16時間37分
平日の夕方ですが、8人が来ました。
高校生だけではありません。
中2のAが2時間、Cが2時間20分。
中学生が高校生と同じ空間で2時間前後勉強することが、珍しくなくなってきています。
9月29日(火)
高3 イ 16:00〜20:00 4時間00分
高2 シ 17:00〜20:00 3時間00分
中2 C 17:00〜20:00 3時間00分
高2 エ 17:47〜20:00 2時間13分
高2 ケ 17:47〜20:00 2時間13分
高2 オ 18:07〜20:00 1時間53分
中2 A 17:10〜19:00 1時間50分
高1 ク 17:47〜19:00 1時間13分
中2 B 17:47〜19:00 1時間13分
合計 20時間35分
今週で最も長かった日です。
この日はCが17時から20時まで3時間。
高2のシとまったく同じ時間です。
中学生だから短時間、高校生だから長時間、という分かれ方ではなくなっています。
9月30日(水)
高2 シ 17:30〜20:00 2時間30分
中2 C 17:30〜20:00 2時間30分
中2 A 17:07〜19:10 2時間03分
高2 オ 18:06〜20:00 1時間54分
中2 B 17:48〜19:40 1時間52分
合計 10時間49分
今週では最も少ない日でした。
それでも中2が3人。
Cは2時間30分、Aは2時間03分、Bは1時間52分。
3人ともほぼ2時間以上です。
10月1日(木)
中2 C 17:30〜20:00 2時間30分
中2 A 17:10〜19:10 2時間00分
高2 オ 18:00〜20:00 2時間00分
高2 エ 18:32〜20:00 1時間28分
高1 ク 17:45〜19:10 1時間25分
中2 B 17:45〜19:10 1時間25分
高3 イ 18:42〜20:00 1時間18分
合計 12時間06分
この日もCが2時間30分。
Aはちょうど2時間。
「中学生が塾に来て2時間勉強する」という光景が、かなり普通になっています。
10月2日(金)
高3 イ 16:39〜20:00 3時間21分
中2 A 17:08〜19:09 2時間01分
中2 G 18:15〜20:00 1時間45分
高1 ク 17:30〜19:07 1時間37分
中2 B 17:30〜19:07 1時間37分
高2 オ 18:32〜20:00 1時間28分
高2 サ 18:35〜20:00 1時間25分
合計 13時間14分
Aはこの日も2時間01分。
「昨日2時間やったから今日は休み」ではありません。
何日も続けて来て、ほぼ同じ時間勉強しています。
この繰り返しの方が、一日の長時間学習より重要だと思っています。
10月3日(土)
高2 ケ 11:30〜15:32 4時間02分
中2 C 12:00〜14:59 2時間59分
高3 イ 14:03〜17:00 2時間57分
高2 シ 10:30〜12:50 2時間20分
中2 G 14:40〜17:00 2時間20分
高1 コ 9:50〜12:00 2時間10分
中2 A 13:05〜15:01 1時間56分
合計 18時間44分
土曜日も中2が3人。
Cはほぼ3時間。
Gは2時間20分。
Aも1時間56分です。
高校生に混ざって中学生が2〜3時間勉強している。
12週間前と比べて、私が一番注目しているのはこの部分です。
第12週は106時間35分
1週間を合計すると、
9月27日 14時間30分
9月28日 16時間37分
9月29日 20時間35分
9月30日 10時間49分
10月1日 12時間06分
10月2日 13時間14分
10月3日 18時間44分
週間合計 106時間35分
これまでの直近7週間は、
140時間13分
160時間32分
144時間39分
153時間44分
153時間47分
160時間47分
106時間35分
となりました。
先週からは54時間12分減です。
約3分の1減っています。
かなり大きな減少です。
ここを「今週もよく頑張った」で済ませてしまうと、この記録を取っている意味がありません。
なぜ、今週は54時間も減ったのか
数字を見ると、一つ分かりやすい違いがあります。
先週は、
9月21日 31時間14分
9月22日 28時間36分
9月23日 22時間54分
9月26日 28時間00分
という、20時間を大きく超える日が4日ありました。
今週、20時間を超えたのは9月29日の20時間35分だけです。
つまり、
一人ひとりが急に勉強しなくなったというより、大人数が長時間滞在する日が少なかった。
この影響が大きいと考えられます。
だから、週間総時間だけを見て「学習習慣が崩れた」と判断することもできません。
それでも、中学生の数字は気になる
今週、特に目についたのがAです。
9月28日 2時間00分
9月29日 1時間50分
9月30日 2時間03分
10月1日 2時間00分
10月2日 2時間01分
10月3日 1時間56分
6日連続で、ほぼ2時間です。
長い日は4時間、5時間やって、翌日は来ない。
そういう勉強ではありません。
毎日ほぼ同じ時間に来て、ほぼ2時間やる。
これは学習習慣として非常に興味深い数字です。
Cも、
9月28日 2時間20分
9月29日 3時間00分
9月30日 2時間30分
10月1日 2時間30分
10月3日 2時間59分
です。
こちらも、来た日は2時間を超えることが普通になっています。
「2時間も勉強した」から「2時間くらい勉強する」へ
ここが、この7週間を記録していて一番面白いところです。
中学生に、
「今日は2時間勉強しよう」
と言えば、最初は長く感じるかもしれません。
しかし、自習室に来る。
隣を見る。
高校生がまだ勉強している。
反対側を見る。
同じ中2も勉強している。
1時間たっても、誰も帰らない。
2時間たって、ようやく誰かが帰る。
これを何度も経験すると、
本人の中にある「普通の勉強時間」の基準そのものが変わる可能性があります。
2時間「も」勉強した。
ではなく、
2時間「くらい」勉強した。
この差は大きいと思っています。
勉強時間を意志の強さだけに頼らない
家には誘惑があります。
スマホもある。
動画もある。
ゲームもある。
疲れていれば横にもなれます。
毎日それらを本人の意志だけで断ち切り、
「さあ、今日も2時間勉強しよう」
と机に向かえる中学生ばかりではありません。
だから環境を使う。
塾に来れば、周りが勉強しています。
高校生も勉強しています。
中学生も勉強しています。
誰かが数学を解いている。
誰かが英単語を覚えている。
誰かが理科の教科書を読んでいる。
そこでは、
勉強している方が普通です。
これが、私が最初から確かめたかった「空気」です。
ただし、滞在時間=勉強時間ではない
これは毎週書いています。
今回集計しているのは、あくまで自習室に滞在していた時間です。
途中で休憩することもあります。
食事をすることもあります。
したがって、
3時間滞在=3時間ずっと問題を解いていた、
という意味ではありません。
また、
「自習室の空気によって生徒が変わった」
と、この数字だけで因果関係を証明することもできません。
定期テスト前という影響もあります。
本人自身の意識が変わっている可能性もあります。
学校や家庭での状況も違います。
だから、都合のいい数字だけを拾って結論を出すつもりはありません。
今週のように160時間から106時間まで落ちた週も、そのまま記録します。
12週間目、総時間は減った。でも「普通」が変わっている
前週はは160時間47分。
今週は106時間35分。
数字だけなら、明確な減少です。
しかし、その中身を見ると、
中2が2時間。
翌日も2時間。
その翌日も2時間。
また次の日も2時間。
という別の変化が見えています。
学習習慣が本当に変わったかどうかは、まだ分かりません。
1か月で判断するものでもないでしょう。
11月になっても来るのか。
冬になっても来るのか。
テストが終わっても来るのか。
高校受験が近づいたとき、この積み重ねが成績にどう表れるのか。
そこまで追って初めて見えてくるものがあると思っています。
だから来週も、同じように入室時間と退出時間を記録します。
総時間が増えた週も。
減った週も。
都合よく解釈せず、そのまま残します。
印象ではなく、数字で追う。
これが、この教育実験の目的である。

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