【1】来週の予定
(1)「ワカスク500」の来週(12月9日~12月14日)の予定表です。
また今週と同様の予定です。
毎回ご覧になっている方は、「これはデジャヴか!?」と思われるかもしれませんが、そうではありませんのでご心配なさらないように。
来週の目標は、ズバリ「冬期講習への準備」です。
冬期講習前にやれることはやって、いざ冬期講習では、ピンポイントの勉強をしなければなりません。
言い換えれば、「自分の弱点を徹底的につぶす」ということです。
弱点を分かってない状態であれば、冬期講習に入って弱点を見つけ出すことになります。
受験生ならば、1月にある大学入学共通テスト・私立高校奨学専願試験に間に合いません。
また、受験生でない生徒さんも、「何がどうなって成績が悪いのか分からない」状態では、11日間の冬期講習は、ただ来ただけで終わるでしょう。
自分を客観視して、何が自分には足りないのかを、ご家族で話し合うのもよし、独りで考えるのもよしです。
(2)〈1〉今回のテーマは、「もっとイージーに生きてみよう!!」です。
ここ1年間で、100人近くの生徒さん・保護者様と面談させていただきました。
そして、その集大成のような面談が、最近続いております。
具体的には、①留年回避問題②進路個室問題です。
〈2〉今回は、留年回避問題です。
下記にも書いているように、年末になって留年回避のために入会したいという方が増えています。
保護者様は動揺しており、生徒さんも落ち込んでいます(中には明るい生徒もいますが)。
そして、限りなく留年に近い状態で来られます。
私が思うことは、「なぜ、ステージ4の末期がんになる前に、生徒さん・保護者様は、塾へ行くなり対応しなかったのだろう!?」です。
しかし、現状なったものは仕方ありません。
では、どのように留年を回避するかですが、解決策は「今後の定期テストまたは追試で頑張る」のか、「すぐに転向・編入するか」です。後者に関しては、単位制の学校に通わなければ難しいようです。
つまり、勇心館高校の全日制か通信制です。
そのほかにも、通信制高校ならば大丈夫なようです。
これらは、面談等の後日調べたものですが、面談の際に浮かんだのもこの選択でした。
つまり、「学校を変えられてはどうですか!?」と尋ねます。
〈3〉これに対しては、反応が2つ。
「いや、追試も含めて、学校に留まります」と、「そのような道があるのならば考えてみます」です。
さて、皆さんならばどうするでしょうか!?
私ならば、完全に留年を避けられるのであれば、後者を選びます。
反対に、前者を選ぶ方に聞きたい。
「なぜ、あえて困難な道を選ぶのか!?」と。
その高校が魅力的で、たまたま出席日数が足りないだけならば、留年覚悟で臨むこともありでしょう。
しかし、根本的に勉強不足で赤点留年であるのならば、仮に今回は留年を回避できても、残りの2年間同じような苦しみが、2カ月に1回はやってくるわけです。
しかも、根本的に勉強をやり直さなければ、また来年の年末には、同じように悩むことは目に見えています。
「いやいやオッサン、実際あんたが留年になりそうでも、熊本高校や早稲田大学を捨てて転向するのかい!?絶対しないでしょう!!そもそも留年の危機に立ったことがないので、当人たちの苦しみは分からないでしょう!?」と反論されるかもしれません。
私は、実際に退学の危機にあって、編入手続きをしに行ったことがあるのですよ。
〈4〉遡ること大学3年生の司法試験当日です。
今も通院していますが、疲れと過緊張のため、朝からパニックに陥り、受験できませんでした。
10年後に、パニック障害と診断されましたが。
1発合格を目標に、2年間大学にも通わず、借りていたアパートで、毎日10時間勉強していました。
大学入学後、すぐに勉強を始めたので、疲れが出たのでしょう。
その1週間後、私は父に迎えに来てもらい、なんとか新幹線に乗って熊本へ帰りました。
これでは、留年は避けられないと思い、すぐに熊本学園大学に転入できないかを聞きに行きました。
言われたことは、「うちに来るよりも、絶対に卒業した方が良いよ。8年間あるのでしょう!!人生はまだ長いよ。」と言われました。
2年生の教養課程は終わっていたので、いつでも司法試験は受けられます。
「確かに、そのような考えもありかな」と思い、ゆっくりと家で2年間引きこもりました。
ただ、なんとか4年間で卒業はできました。
〈5〉どうですか!?もっと人生イージーに生きても良いのですよ。
世間の人は、「諦めずに頑張れ!!苦手なことから逃げてどうする!!それを乗り越えてこそ、成長できる!!」と言うかもしれません。
しかし、そういう世間の人はどうでしょうか!?
私の知っている限りでは、みんな簡単にイージーな方向へ逃げていると思いますが。
逆に、乗り越えようと頑張る人は、精神的な病気になるか、最悪「自殺という道」を選んでしまうのです。
さぁ、どうしますか!?
もう時間はありませんよ!!
【2】1週間の塾の動き
今週は、お問い合わせが2件ありました。
高校1年生・高校2年生・小学5年生です。
高校生は、原則入会できないことしました。
しかし、両名ともに「例外要件」をクリアーされたので、入会されました。
ワカスクは、本気で勉強される生徒さんを募集しております。
そのため、生徒さんには本気で勉強する気があるかどうかを、結構きつくきいております。
それを乗り越えて、勉強したいという生徒さんだけに来てほしいからです。
成績の良し悪しで決めることはありません。
必要なのは、生徒さん、ひいては保護者様の覚悟です。
現在、小学生7名、中学生29名、高校生23名、合計57名が在籍しています。
1コマ(50分)13名の定員制です。
(2)「ワカスク500」は、ただ安い塾ではありません。
先取り学習を中心に、「苦手を克服するよりも、得意を徹底的に伸ばせ!!」をモットーに、最低でも熊本大学以上を目指す進学塾です。
これは、小学生から入会されても変わりません。
志望大学に合格するための、最適解をご提示させていただきます。
【3】1週間の勉強状況
(1)高校生は、熊本高校3名・済々黌高校2名・熊本第二高校3名・東稜高校3名マリスト学園高校4名・文徳高校1名・宇土高校1名・尚絅高校4名・国府高校1名・熊本工業高校1名・御船高校1名の会員さんがおられます(男子10名・女子13名)。
〈1〉高校3年生は、先日お伝えしたように、熊本保健科学大学に2名(東稜高校)、崇城大学に1名(熊本工業高校)合格しました。
また、現在来られていない生徒さんは、今後も来られないと思います。
そのため、実際に私の計画で行っている生徒さんは2名です。
熊本県立大学総合管理学部を目指している生徒さんは、「ジャンプアップノート 漢文句法」を終えて、実際に各予備校の共通テスト模試の漢文を毎日1題やっています。
一昨年の生徒さんが、この問題集を1週間やって、いきなり50点中45点取れました。
今年の生徒さんも、漢文では大体1~2問の間違いで高得点を取れるようになりました。
つまり、この方法は再現性があることが証明されたわけです。
ただ、古文に関しては、共通テストの問題が難しいこと、かなり勉強しても取れるかどうかは当日次第、ということもあり、勉強をしないことにしました。
その分の勉強時間を日本史に充てています。
「元祖 日本史の年代暗記法」「実力をつける日本史100題」を追加しました。
日本史7・国語2・英語1の割合で行きます。
明治大学を志望校としている生徒さんの状況は、「明治大学☆彡物語」の方で詳しく書いております。
その中で、勉強方法なども詳しく書いています。
お時間があるときに、覗いてみてください!!
〈2〉高校2年生の生徒さんは、5名です。
定期的に来られる生徒さんは、非進学校の生徒さん1名です。
ご家庭の事情で、崇城大学システム工学を志望校に決めました。
あとは、特待生(ミライク)を取って、授業料全額免除を狙うだけです。
〈3〉高校1年生は、16名です。
熊本高校・済々黌高校・熊本第二高校・東稜高校・真和高校・国府高校・尚絅高校・マリスト学園高校・御船高校・文徳高校の会員さんがいます。
定期的に来られている生徒さんは、5名です。
「8カ月英語完成コース」には、熊本高校の生徒さん1名が入っております。
東京理科大学・同志社大学を目指している生徒さんは、定期テスト・数学検定2級を受け終わりました。
また、11月進研模試(記述式)の結果が返ってきました。
7月進研模試では、英語が100点中17点でしたが、今回は100点中4点。
いかに数学ⅠA・ⅡBが終わっていたとしても、これは早急に手を打たなければなりません。
どこから分かってないかを調べた結果、中学校文法からでした。
そのため、「完全攻略シリーズ」を中学1年生から開始。
来年の7月、英検2級合格を目標にしました。
ただ、この生徒さんの名誉のために、自称進学校であるが、全学年共通問題の単語テストで、100点中82点を取っており、学年2位であることは付け加えておきます。
「1対1対応の演習 数学Ⅰ」は、数学検定2級の勉強で進んでいません。
物理は、「良問の風」の物理基礎が終わり、物理専門の力学、モーメントに入りました。
「リードlightノート物理」のモーメントの問題を全問解き、「良問の風」に入ります。
物理は、1単元を入試レベルまで理解してから進むようにしています。
物理は私の経験上、化学・生物と違い、全体をザーと読むことは難しいです。
一単元を入試レベルまで仕上げていないと、何も分からないまま終わることが多いです。
理科は1科目入試なので、ゆっくりと3年生の前までに東京理科大合格レベルまでもっていきます。
九州大学を目指している生徒さんは、「8カ月英語完成コース」に参加されております。
11月進研模試では、英語で100点中74点、全国偏差値70.1を取りました。
定期テストまで1週間お休みしていました。
そのため、「8カ月英語完成コース」の授業では、訳の分からない受け答えをしていました。
1週間、難しい長文を読まなかっただけで、読解レベルは落ちます。
非進学校の生徒さん2名は、定期テストが終わりました。
2年生に進級できるかどうかの「崖っぷち生徒さん」は、体調不良でダウンしているようです。
風の噂によると、前回0点だった数学は、何とか赤点は回避した模様です。
ただ、このままワカスクに来られないとなると、3学期始めの実力テストが心配になります。
このような状態では、留年は免れないと思います。
面談の時にご提案したように、早めの単位高校への転向、編入が最善の策だと思います。
もう一人の同じ学校の生徒さんは、安定して定期テストも乗り越えました。
しかも副教科も含めて、初めての7割越え!!
このままいけば、4年制大学への指定校推薦入試も大丈夫でしょう。
土曜日に数学・英語を4コマ取っている生徒さんも、定期テストが終わり、先週はお休みされました。
もう1人の非進学校の生徒さんは、週2コマ英語の勉強をしています。
中学英語から始めて、「完全攻略シリーズ 中学英語 2年生」が終わりそうです。
なんとか残り1カ月で、中学3年生まで仕上げてしまい、冬期講習から始まる「8カ月英語完成コース 3期生」に入ってほしいです。
(2)〈1〉中学生は、東町中5名、桜木中5名、東野中3名、湖東中3名、京稜中2名、錦が丘中2名、帯山中1名、御船中1名、木山中1名、出水南中1名、マリスト学園中1名、尚絅中1名、九州学院中2名の生徒さんがおられます(男子17名・女子11名)。
〈2〉中学3年生は、11名です。
定期的に通われている生徒さんは、7名です。
7名全員が、志望校を決めています。
熊本高校を目指す生徒さんは、毎日夕方5時に来て、夜10時まで残って勉強しています。
「全国高校入試問題2025」を理科・社会・英語の3教科を毎日解いています。
土曜日には、1教科2年分、計6回の試験を解きました。
合計5時間ぐらいでは終わりました。
社会・理科・英語の3教科だけやっている理由は、熊本高校入試では、国語・数学はあまり当てにならない教科だからです。
そのため、時間のあるこの時期に、全国の様々な形式の問題を解くことで、3教科では45点を目指していきます。
アウトプットして弱いところを見つけ、その範囲をインプットしてまたアウトプットすることの繰り返しです。
冬期講習会が終わるまでには、2024年全国高校問題を47都道府県全部解き終わる予定です。
熊本第二高校を目指している生徒さんは、「モシ・ザップ」に入り、毎日2~3教科マリスト学園高校の過去問を解いています。
290点から240点の幅で動いています。
48%の得点を取れば、奨学Cには入れます。
まだまだ1カ月以上時間はあります。
ご家庭の都合上、夜8時までしか自習できないようなので、冬期講習会で一気に勉強量を増やしてほしいです。
マリスト学園高校専願を目指している生徒さんは、数学が弱いため、11月に引き続き、12月も「数学強化月間」です。
国府高校の数学過去問計16回分を解き終わり、分からない問題の復習を終わりました。
マリスト学園高校専願過去問の数学の復習を、制限時間50分を25分にして解いています。
半分の時間で、最低ラインの50点をいかに超えるかのゲームです。
これによって、計算のスピードを上げ、典型問題を瞬時に解けるようにします。
毎日3年分ほどはやっているので、もうそろそろ1回目が終わります。
次は、20分に挑戦でしょうか!?
マリスト学園高校一般の過去問は、土曜日にテスト形式で行っています。
今回も、順調に6割とりました。
あと30点伸ばせば奨学Bに入れます。
英語に関しては、「8カ月英語完成コース」に参加しており、すでに大学入学共通テストレベルの問題(「長文問題 THE RULES 2」)を解いています。
中学校の勉強はせずに、高校文法の復習と高校長文問題の演習をしています。
同じくマリスト学園高校専願を目指している生徒さんは、戦略を徹底してから、数学・英語の点数が安定してきました。
しかし、最近弱気になっており、過去問をしたくないからと言って休まれたこともあります。
「本当は、過去問を解いて点数が落ちていくのが怖いのだろう!?」と聞くと、「はい・・・」と。
無職で37歳まで司法試験を受験していた私には、受験生の気持ちは手に取るようにわかります。
「過去問模試は、なにも合格点を取り続けることではないよ。自分の弱点を見つけて復習するためのものだよ。」と言っておきました。
受験生は、いきなり点数が上がりだし、合格を意識したときに、急に守りに入ろうとします。
しかし、それではさらに合格を確実にすることはできません。
点数を忘れるぐらい、集中して、時間配分通りに問題を淡々と解いていくことが一番です。
今週からは、成績も上向きになってきました。
慶誠高校奨学の生徒さんは、2年分の過去問が終わりました。
結果は合格ラインの200点を超えているので、ホッとしました。
合格のカギは、冬期講習会にどれだけ過去問を解くかです。
国府高校奨学を目指している生徒さんは、週2コマ程度しか来られないので、なかなか過去問学習が進まないです。
令和2年の過去問では、300点を超え、平成31年度では290点台でした。
あと50点あげて、奨学Aを取ってほしいですね。
東稜高校を目指している生徒さんは、毎日4時間ワカスクで勉強しています。
今は「モシ・ザップ」で、国府高校奨学過去問を毎日1科目解いています。
全く手を付けていなかった理科も、「完全攻略シリーズ」を1~3年生まで復習し始めました。
驚くべきは社会の急激な上昇です。
夏休み後半から、手を付けていなかった社会をやり始めました。
まずは、歴史と公民から。
始めは20点台と最悪の状態でしたが、毎日教科書を読み込み、学校のワークを集中してやっていました。
3週間前ほどから、50点台に乗り、さらに「完全攻略シリーズ 地理」を解説だけ軽く回すように言うと、一気に60点台後半まできました。
理科も一気に理解すると思われるので、軽く合格点は超えるようになるでしょう。
〈3〉中学2年生の生徒さんは、9名です。
常時来られている生徒さんは、7名です。
先週は殆どの生徒さんが、修学旅行で来られませんでした。
東稜高校を目指している生徒さんは、難関大学を目指すために、中学生の間に、数学・英語は、少なくとも高校1年生までは終わります。
東稜高校を目指しているのは、先取学習には高校受験が邪魔になるからです。
自分のペースでじっくりと勉強しています。
熊本高校を目指す生徒さんは、週2コマから、先取学習の最低限の週6コマに変えられました。
冬期講習会前までは〇〇舘に通っていますが、そこでは2カ月に1回程度の頻度で合格判定テストをするらしいです。
数学が苦手で、いつも4000人中2000番以下だったようです。
しかし、ワカスクで週2コマ勉強しただけで、一気に500番台になりました。
これには、〇〇舘の講師の方も「びっくらぽん!!」と言っていたようです。
また、定期テストでは、平均点が前回のテストよりも低かったにもかかわらず、点数は前回の10点増しでした。
皆さんは驚かれるでしょうが、ワカスクではあまり特別なことではありません。
これからは、英語を始めて、数学・英語・社会だけは2年生の間に終わらせます。
〈4〉中学1年生の生徒さんは、7名です。
定期的に来られる生徒さんは、4名です。
勉強が得意な2名は、先取学習をしています。
一番先取学習が進んでいる生徒さんは、お休みされました。
もう1名の生徒さんは、週4コマしか取れないので、不得意な英語に絞って先取学習を始めました。
教えてもらうときは一生懸命勉強をしますが、自学自習で先取学習をしようという気がない生徒さんです。
ご家庭での制限がある中で成績を伸ばすには、自学自習ができるようになることが先決です。
そのため、私は一切教えないで、自学自習で「完全攻略シリーズ」をやらせています。
「単語が全然読めない」と言っていましたが、自分で解答をみながらなんとか覚えているのでしょう。
最近では、あれほど毛嫌いしていた英語が、少しは楽しくなったと言っています。
勉強が苦手な2名は、小学生の計算ドリルをやっています。
小学1年生から学び直しを始めているので、きちんと定着はしています。
1名は小学4年生、もう1名は小学3年生を終わろうとしています。
まだ1年生なので、慌てずに基礎からやっていきます。
〈5〉小学生は、5名です。
6年生2名・5年生1名・4年生2名・2年生1名の生徒がいます。
小学生の生徒さんは、3名は常時授業を受けています。
6年生の生徒さんは、算数をやっています。
算数は、公文の教材が4冊ありますが、3冊終わりました。
それに伴い、英語を始めました。
また、冬期講習会でも真っ先に「毎日5コマコース」に申し込んできました。
小学6年生が5コマ取るのであれば、ましてや高校生や中学生はねぇ。
あっと、これ以上は強要になってしまうのでやめておきましょう。
もう1名の6年生の生徒さんは、計算が苦手なので、小学2年生から始めました。
先週からは小学4年生の計算です。
黙々と、2時間解いています。
5年生の生徒さんは、4年生の計算を終えました。
やっと実学年の5年生の計算に入ります。