R4 先取学習は是か非か

勉強方法 総合

そろそろ入学式も近づいてきましたね。新一年生の生徒さんは、ドキドキワクワクなのではないでしょうか。中学生も高校生も、勉強の難しさがぐっと上がります。特に高校生は、授業のスピードの速さにびっくりするでしょう。

さて、当塾でも中学新一年生が3名おられます。2名は3月の体験授業から入られましたが、1カ月で数学・英語は一学期の範囲を終わろうとしています。いわゆる「先取学習」です。

先取学習について、否定的な声もあります。かつては私もそうでした。そもそも、私自身が中高で先取学習をしていなかったこともあります。ただ、ここ1年間色々な塾のYouTubeを見るにつれ、大学まで考えると先取学習は必須だと思うようになりました。当塾では、小学生から大学入試まで一貫した指導をさせていただきたいと思ってます。「超進学塾」化も目指しています。そのためには、先取学習は避けられないです。

私は中学高校と塾に行ったことがありません。熊本高校時代は、右も左も分からずに、東大に合格するために自分自身で勉強方法を探し実行していました。それでも、部活をしながら余裕で東大に合格する同級生もいました。今思えば、その同級生たちは先取学習を、中学時代からやっていたのだと思います。YouTubeを見ていると、大阪や東京ではそれが当たり前になっています。

そのため、「熊本高校等合格クラス」を作って、一年半2名の生徒に先取学習をして頂きました。その結果、中学1年の間に、英語は3年生まで終わり、数学も3年生の途中まで終わりました。しかし、定期テストの学年順位は下がってしまいました。自宅勉強時間の少なさが原因です。第二高校以上を目指すには、少なくとも毎日3時間は勉強しなければなりません。そのため、今は学年順位が一桁になるまでは、先取学習を控えています。

このように先取学習はなかなか難しいです。しかし、一旦始めたら止めてはいけません。辞めてしまうと、それまでの学習が無駄になってしまうからです。新中学1年生には、熊本高校に行きたいという生徒さんもおられます。熊本高校合格だけに絞ると、先取学習は必要ないです。ただ、完全個別指導で90分授業をすると、どうしても先に進んでしまいます。結果的には先取学習になるというわけです。

このように、自然と先取学習を進めながら、定期テストの順位を上げていくのが一番良いのではないかと思います。その延長で余裕があれば、中学生のうちに高校数学・英語を先取りしたいですね。ただ事実として、先取学習をしなければ、難関大学に確実に合格することは難しいです。難関大学を目指される生徒さんで、中学の間に高校数学・英語を先に進めたいという強い気持ちのある方は、とりあえず体験入塾に来てください。1カ月4コマ無料体験授業を実施しております。

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