R3 「先取勉強」のスタートは、「地獄」へのスタートかもしれません!!

ちょっと一息

昨日は「熊本高校等合格クラス」の日でした。みなさん勘違いしておられるかもしれませんが、このコースは熊本高校「等」合格クラスであって、熊本高校だけを目指すコースではありません。済々黌高校・第一・第二高校を目指される生徒さんも対象です。

本コースは塾の移転と同時に、小学6年生2名の参加で始まりました。まぁ、いまだに2名しかいませんが。このクラスでは「先取勉強」を行っております。具体的にいいますと、9月でちょうど1年たちますが、数学は中学3年生に入り、英語もあと少しで中学2年生が終わります。このペースでいけば、2学期には3年生の数学・英語が終わる予定です。私に知ってる限りでは、このようなスピードで進んでいる塾は熊本ではあまりないと思います。それもこれも、難解な公立高校入試を確実に突破するには、早く学習を終えて演習をする必要があるからです。

さて、1年生の2学期末に3年生までの範囲を終えた生徒さん2名は、次は何をするのでしょうか?高校入試対策を2年間行いますか?「先取勉強」の難しさはここにあります。ときどき「〇もん」などで、高校2年生の計算までは先取りしたという中学生がいます。その生徒さんは有名大学に合格したのでしょうか?本格的に「先取勉強」を始めたのであれば、もう止まることはできません。どんどん「先取勉強」を進めていかなければならないのです。つまり、当塾の2名の生徒さんは、高校の数学・英語を始めることになります。ある意味、終わりなき「地獄」の始まりです。

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なぜ「先取勉強」を始めると、途中で止まってはいけないと思いますか?当塾の生徒さんで考えると、ここで止まってしまっては先取りした1年間が無駄になるためです。高校入試対策ばかりしていては、いずれは追いつかれてしまいます。なぜ「先取勉強」を始めるかの目的に戻って考えると、高校入試を楽に通過するとともに、まだ時間的余裕がある中学時代に高校の勉強まで終えてしまい、難関大学に合格することにあります。

なかには、「そんなに先取りしなくても・・・・」と思われるかもしれません。しかし、大学入試まで考えれば、一番ベストな方法であり、また首都圏で考えると当たり前の流れです。首都圏の生徒さんは、東大や医学部を目指される生徒さんは、中学の段階から1年、2年先、いやもうすでに高校の勉強を終えている生徒さんが殆どです。そのような生徒さんに勝つためには、同じようなペースで勉強するしかありません。「超進学塾」を目指しているワカスクとしては、避けては通れないことなんですね。

「先取勉強」は「地獄」の始まりかも知れませんが、大学入試に向けては「天国」へ通じる道だと信じています!!

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