昨日から中学生のテスト期間無料開放が始まりました。1年生にとっては、初めての5時間勉強だったと思います。しかし、あまり疲れた様子はなかったですね。
1年生の生徒さんから、国語はどうやって勉強すればよいか聞かれました。明日国語があるのに、まだワークを1回解いただけとのこと。国語の勉強方法が分からない生徒さんは、多いと思われます。
国語に関しては、非常に簡単です。1日前に教科書を5~7回読み込んで、あとはワークの問題と答えを覚え、ノートがあればそれを見返すだけです。これを2時間ぐらい繰り返してください。
教科書を読むのは、テストで文章を読む労力をなくすためです。5~7回読めば、大体文章を覚えることができます。また、ワークの問題と答えを覚えておくのは、もし同じ問題が出たときに、時間をかけずに答えられるためです。さらに、国語に関してはワークに載っていないが、授業でやったことが出る可能性があります。そのため、ノートの見直しはしておきましょう。
最近では、学校によっては、教科書に載ってない初見の文章が出るところもあります。そのような場合も、上記のことができていれば、時間をかけてゆっくりと考えることができます。
このような勉強に対しては、本当の国語の実力が付かないというご意見もあるでしょう。その通りです。本当の国語の実力は付きません。ただ、定期テスト自体がそのような性質のテストなんですよね。習ったことをいかに暗記して吐き出せるかを競うテストです。本当の実力は、試験のない時に、定期的に教科書以外の問題を解くことで身に付けましょう。
定期テストで勝つためには、割り切りが必要です。他の科目ができてない生徒さんも、国語を上記のように勉強されると、50点中30点ぐらいは取れると思います。最後の1日、騙されたと思って国語を勉強してみては如何でしょうか。