私の小学生ライフ~その3~

小学生

さて、本題の勉強方法についてです。私は授業を聞いていてもさっぱり分からなかったので、授業の半分は、自分で教科書を読んで問題を解いてました。残りの半分は、隣の友人と話したり、寝てたりですね。

そして、単元テストが大体行われるなと思う5日ほど前から、集中して勉強していました。絶対に100点を取らなければいけないと言う緊張感から、テスト直前には吐き気に襲われたりしてました。まぁ、ここまで自分を追い込まなくてもいいと思いますが。

国語に関しては、「はつらつ」を教科書を読みながら解き、テスト直前はアホかと思うぐらい教科書を何回も読んでました。そのため、テストの時は殆ど文章を覚えていました。また、漢字で間違うわけにはいかないので、これもアホかというぐらい何十回も書いていましたね。

算数は、「はつらつ」をやっていたものの物足りなくなり、「最高水準問題集」をやっていたと思います。これは、私立中学校受験対策の問題集です。計算カードも、何十回も回します。父からは、「そんな簡単な問題、もうやらなくてもいいんじゃないか?」と言われていましたが、とにかく一つのミスも許されないと思い、誰でも解ける問題でも初めて見るような感じで何度も解いていました。100点を確実にとるためには、120点ぐらいの力を付けなければならないと思っていたんですね。

社会・理科も、「最高水準問題集」をやっていました。「はつらつ」の簡単な問題も、これでもかというぐらい何度も解きました。社会・理科は暗記科目なので、問題集だけでは不安で、教科書を一言一句間違えないぐらいまで暗記していました。そして、本当に暗記できてるか確認するために、母に教科書を持ってもらって、一言一句間違ってないか暗唱していました。これはあまり他の人はやってなかったかもしれません。これによって、文章の流れを覚えることになるので、記述問題が出ても解けることになります。また、中学生で覚えるような年号まですべて覚えることになります。今、熊本高校を目指されている小学生の保護者の方には、この方法を行うようにアドバイスしています。

以上が私の小学生時代の勉強方法です。1冊だけ難しい問題集を使っていましたが、勉強の大半が教科書レベルの問題の徹底です。当塾に来ている生徒さんは、「もうこの計算できるから、しなくていいよね」とよく言います。1回や2回できただけでは、「できた」ということにはならないんです。何度も何度も同じことを繰り返して、私が「もうしなくていいよ」というぐらい徹底しなければなりません。そのため、熊本高校を目指されている生徒さんでも、2時間半のうち1時間半は先取り学習、残りの1時間は1度やっている計算問題をやってもらっています。間違っても良いので、少し急いで解いてもらっています。計算問題は、何十回もやってもらうつもりです。

これで、「私の小学生ライフ」は終了です。少しでも参考にして頂ければ幸いです。

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