H31 春期講習会 ラスト2日間です

勉強方法 総合

今日は日曜日で、春期講習会はお休みです。早いもので、こないだ始まったと思っていた春期講習会も、明日・明後日とラスト2日間になりました。

今年の講習会は、小学生が10人参加と例年とかなり様相が異なりました。小学生を本格的に多数見るのは初めての経験です。感じたのは、中学生と異なり、まだ素直に話を聞いてくれるということです。「熊本高校100%合格プロジェクト」参加第1号の小学6年生の生徒さんは、理科は6年生の3分の2が終わり、新たに始めた英語も中学1年生の範囲が3分の1ほど終わりました。この生徒さんには、この2教科のみ教えてますが、もともと勉強ができるので、「自由自在」の理科の参考書を読みながら、自分で勉強して頂いております。問題集を解いてもらっても、ほぼ正解するため、私はあまりタッチしていない状況です。

他の小学生も、「くもんの小学生ドリル算数」を計算問題からやって頂いております。ほとんどの生徒さんが1冊目が終わろうとしています。6年生は3冊、5年生は4冊終われば、数学は終わりとなります。保護者の方にも申しておりますが、小学生から来て頂いたからには、全員熊本高校を目指してやって頂いております。連日「熊本高校に行くためには~」と連呼しておりますので、本人たちも段々とその意識になってきているような気がします。

親御さん又は親戚等、身近に難関高校・難関大学に合格した方がいる生徒さんは、小学生の段階から自然と高校を意識します。しかし、身近にそのような方がおられない生徒さんは、全く高校を知らないことが多いです。この時期に、高校を意識させることで、ほぼ合格する高校が決まるといっても過言ではありません。そのためには、生徒さんに自分が受ける高校を明確に意識してもらう必要があります。ある意味、刷り込み、悪く言えば洗脳ですね。しかし、本当に小学生の勉強で、ほぼ合格校が決まるので、良い刷り込みだと思います。

中学2年生の生徒さんは、2名とも数学を1学期の範囲は終わりました。両名とも、志望校をはっきりと決めたようなので、計画を立てるほうにとっては楽になります。「これをやらないと志望校にいけないよ」と言えるからです。両名とも1年生の間は、ほぼ成績が変わりませんでした。しかし、志望校に入るためには、学校順位で50番~30番に入らなければなりません。1学期期末テストでは、この順位を目標に計画を立てていきます。

問題は中学3年生です。まだまだ受験生という意識が低く、志望校もはっきり決まってません。そのため、私の計画通りになかなか進まないですね。今年は、かなり厳しい戦いになりそうです。どうにかして、この状況を打開しなければならないと試行錯誤しています。

高校1年生は、順調に数学Ⅰを進んでいます。教科書の問題全問を第1章は終わり、今は第3章に入っています(第2章は難しく、学校でも後でやる高校が多いので、飛ばしました)。今後は、第1章を再び全問解いていきながら、第3章を進んでいく予定です。英語は、「ターゲット英単語1900」を800語まで覚えてもらっています。やり方は、100語進んで、翌日は前日の100語を復習した後、新しい100語を覚えていってます。単語を見て、日本語で答えられるようにしてます。注意して欲しいのは、単語を書くことは避けること、単語の訳は赤字で書かれている意味だけを覚えること、それ以外の例文等には目を向けないことです。単語を毎日100語覚えるだけでも、2時間ほどかかるので、それ以外のことをする時間はありません。1学期期末テストまでは、学校の行事等で殆ど授業が進まないので、さらに先取りをできます。

高校2年生は、各生徒によってやることは異なってます。東稜高校の生徒さんは、3月末までは数学と英語の長文問題をして頂きました。長文問題の「ポラリス」が2冊目まで終わったので、今後は3冊目に進む前に、もう1度1・2冊目を繰り返してもらいます。4月からは1学期実力テストの勉強に集中してもらってます。1週間しかありませんが、寝る間を惜しんで1番に返り咲けと言っております。

九州学院高校普通コースの生徒さんは、ここ2か月間ぐらいずっと英単語・英文法をして頂いております。もうすぐ文法の1回目が終わります。実力テストがないので、このまま継続して続けてもらいます。

真和高校の生徒さんは、理系にもかかわらず化学・生物が苦手なので、一から教科書を熟読して、私が勧めた「リードlightノート 化学基礎・生物基礎」問題集を解いて頂きました。かなり分かりやすいと言っていたので、皆さんも使われると良いかと思います。

九州学院高校特進コースの生徒さんは、実力テストもないのでフリーで勉強して頂いております。数学Ⅱの第3章まで先取りできてます。

高校3年生の生徒さんは、3教科入試ですので、7月までは英語をセンター模試で7割はとれるように、英語単語・文法をやって頂いております。また、学校が世界史Bに入ったので、山川出版の教科書と「1問1答式問題集」も始めました。この2冊でセンター試験では9割取れます。色んな問題集に手を出している生徒さんは、この2冊に絞って勉強するのが得策です。

以上、2日早いですが、長々と春期講習会の総括を書いてみました。私は、小中高と塾には行っていないので、これらの計画はすべて私のやってきた勉強法をアレンジしたものです。以前これを「若葉式勉強法」と書いていましたが、なかなか浸透しなかったですね。なにせ、私自身今日思い出したぐらいですから。この勉強法をやって頂くと、熊本高校・熊本大学以上の合格は可能と考えております。興味があれば、一度話でも聞きに来てくれれば幸いです。

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