高校生1・2年生の二学期期末テストの結果が、全員出揃いました。
九州学院高校1年生の生徒さんは、前回よりも40点程点数が上がっていたので、順位が上がることを期待していました。しかし、問題が簡単だったようです。前回とほとんど同じ順位でした。今回は、英語の文法を中心に勉強するように言ってました。その甲斐があったのか、コミュニケーション英語では、前回よりも20点上がり、初めての80点台に乗りました。また、英語表現でも、少し上がっております。逆に、前回80点台だった数学Ⅰが、60点台に下がったことが、順位が上がらなかった原因だと思います。この生徒さんは、部活を頑張っているので、なかなか家での勉強時間が取れないです。それでも、今回のテストからは、勉強時間を伸ばしています。このままの状態で、継続して勉強していけば、段々と成績は上がってくると思います。
真和高校1年生の生徒さんも、前回と同じ順位でした。この生徒さんは、週1回5時間しか来れませんので、なかなか思うように上がりませんね。真和高校の夕課外が、この生徒さんの成長を止めている原因だと思います。夕課外でも、授業を進めているようなので、どんどん先取りをしていることになります。つまり、前の単元が理解できておらず、演習もあまりできていない状態で進んでるということです。これでは、消化不良に陥ってしまいます。特に数学は、もう1年生の範囲がすべて終わろうとしています。これは、熊本高校と同じようなスピードです。まさに、私が以前から言ってる、課外で潰されている状況ですね。できることなら、夕課外に行かずに、自分の勉強をして欲しいのですが、なかなかそうもいかないようです。この生徒さんには、慌てずに数学はチャート、英語は文法と単語を毎日するように言っております。自分のペースで勉強していれば、少しずつ実力は上がっていくと思います。
熊本第二高校2年生の生徒さんは、前回よりも順位は上がったものの、2学期に入ってからは、一学期ほど成績が上がりません。部活動と文化祭で忙しかったことも原因していると思います。ただ、この生徒さんと話したところ、センター試験が国語・英語・社会の3教科で受験できる国立大学を志望校に決められたので、この3教科に絞って勉強できます。当面は、2月に行われる進研マーク模試で、3教科で6割を取れるように勉強してもらっています。具体的には、先月中旬ぐらいから、センター模試を、英語だけ週2・3回解いてもらってます。始めたばかりなので、100点~60点を行ったり来たりしています。しかし、この時点で100点を何回か超えているということは、2月までには十分に120点程度は取れると思います。また、英語文法の参考書の読み込み・問題演習に加え、新たにターゲット英熟語をしてもらうようにしました。センター試験重視の大学を目指されている2年生の生徒さんは、そろそろセンター模試の問題を解き始めてください。