R2 高校 2年生 二学期期末テスト 結果

高校-定期テスト

かなり遅れてしまいました。昨年の高校2年生二学期期末テストの結果です。当塾からは、3名が受けられました。

まず、東稜高校の生徒さんです。二学期実力テストでは6番と、10番内に戻りましたが、その後は中間テストで19番、そして今回の期末テストでは30番と下がってきております。まぁ、その間には、11月進研模試(記述式)の対策をやっていまして、おかげで5教科総合で学年1位を取りました。その後は、すぐに2月進研模試(マーク式)の対策を始めました。そのため、今回の期末テスト対策は1週間ほどしかやっておりません。30番も致し方ないというところです。ただ、指定校公募推薦入試も視野に入れてますので、学校の番数もある程度は取っていかなければいけないという状況です。なかなか難しいですね。30番と言っても、理系も含めての番数です。公募推薦入試のためには、文系の順位が知りたいのですが、東稜高校はその辺は考慮してくれませんね。

この生徒さんには、11月初旬から、5つの予備校が出している「センター模擬」を毎回解いてもらっています。週4回、数学・英語を時間を計って解いて頂いております。2か月たって、随分時間配分には慣れてきましたが、まだまだ思うような点数は取れないです。各予備校ごとにクセがあるので、毎回違う予備校の模試を解いてもらっています。例えば、代ゼミの模試ばかり解いていると、点数は上がるかも知れませんが、それは代ゼミ仕様の頭になっているからです。「センター模擬」を解かれる生徒さんは、複数の予備校の問題を買い、毎回違う予備校の模擬を解くことがお勧めです。

この生徒さんは、英語の筆記は初めは50~90点台しか取れていませんでした。2か月たって、80~120点台になってきました。数学に関しては、数学ⅠAは2回ほど50点を超えました。ただ、数学ⅡBに関しては未だ50点を超えてません。それだけ、センター試験は難しいということです。

かく言う私も、センター対策はしていなかったとはいえ、この時期から3年生の始めまでは、英語で120点前後、悪い時は90点台だったこともあります。東京大学の記述対策を、一生懸命やっていたのにこの結果です。転機は夏休み一か月かけて「英語長文読解精講」をやってからです。この問題集はとても難しく、一人でやるのはかなり困難と言われている問題集です。辞書を引きながら、頭をギリギリとさせながら何とかやり遂げました。その後は、熊本高校の校内模試で5番になったりと、一気に上がりました。センター試験も、190点を超えました。この生徒さんと私の目標は、大学入試共通テストで8割を取ることです。そのため、まずは「センター模擬」で140点台が安定して取れるようになるまでは、大学入試共通テストの対策をやり続けます。その後は、「基礎 英文問題精講」をじっくりとやっていきたいと考えてます。これは、前述した問題集よりも簡単ですが、覚えておく英語の構文別に作られているので使い勝手が良いです。

数学に関しては、今点数が取れてないのは、全部の公式が頭に入ってないことと、問題誘導に乗り切れなくて、入口の段階で失敗しているためです。前者は覚えればいいことですが、後者は実際に問題を解かないと分かりません。初めの誘導にのることができなければ、その後の問題をすべて落としてしまうことになります。ここが、部分点がある記述式と違って怖いところです。誘導にのれなければ、大問まるまる落とすこともあり得ます。今は点数が伸びてませんが、何回も模擬を解いていけば、この誘導が見えるようになる時が来ます。その引き出しを作っている段階ですね。何度も言いますが、マーク式を決して侮らないでください。マーク式には得手不得手があります。私も得意な方ではありませんでした。そのため、数学では本番で大失敗をして、二者面談では先生から、東京大学文Ⅲ(文学部)か大阪大学法学部に変更するように2時間ほど説得されました。結局、自分の意志を貫いたわけですが。大学入試共通テストでボーダーライン以下の点数を取ると、なかなか自信をもって二次試験を受験できません。学校の先生方は、二次試験の勉強をするように言われることが多いと思いますが、マーク式が不得手な生徒さんは、今から対策を始めることをお勧めします。

次に、九州学院高校(普通科)の生徒さんです。速報しか聞いていませんが、40番台に上がりました。高校に入学して、最高順位です。この生徒さんは、私立大学の指定校推薦を狙っているので、定期テストの勉強しかしてません。週2回10時間来ていますが、東稜高校の生徒さんとおしゃべりをしながらも、お互い切磋琢磨しているようです。中学3年生からの付き合いなので、気心が知れてます。指定校推薦の評価に入るのは、3年生1学期までです。もう受験と考えて、今後の定期テストを頑張って欲しいです。

真和高校(理系国立大学コース)の生徒さんは、年度初めはいいスタートを切ったのですが、どんどんと成績が落ちてきています。週1回しか来られないこともありますが、学校の課題・課外が大変なようです。話を聞いてみると、理解できてない段階でどんどん進んでいくようです。これでは自分の勉強ができないなと思いました。今月も、学校が忙しいので来れないようです。課外・課題をどうするのか、分かれ道に立っている状態ですね。これは、他の進学校でも同様かと思いますが。とにかく、受験した後に満足できるかどうかを考えてみてください。課外を自分が選んだのならば、それで失敗しても自己責任です。決して学校を恨むことはできません。学校に決められるのではなく、自分の最も納得できる選択をしてください。

高校1年生に関しては、3名おりますが、2名は部活動で忙しく殆ど塾に来られてません。そのため、期末テストの結果も、今どのような勉強をしているのかも把握できてない状態です。これも先ほど書いたように、自分の選択です。部活動に励むのならば、それもいいでしょう。ただ、受験前になって後悔しないように、覚悟をもって高校生活を送って欲しいです。

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