ここ数日、めっきりと寒くなりました。いよいよ冬の到来ですね。さて、熊本県第2回共通テストの結果です。今回は、1人の生徒さんが風邪で受験できず、また、得点予想の基準にしていた中学校が、期末テストの結果と同時に成績表を返すということで、1人の結果しか分かっておりません。大手塾の合格点予想が出てしまったので、今回は当塾独自の合格点予想は割愛させて頂きます。
大手塾が発表されている、熊本市内の各科目・合計の平均点は次のようになっています。国語31点・社会26.5点・数学22.5点・理科25点・英語23点・合計128点(県平均は107点)です。予想通り第1回共通テストよりも、国語・理科の平均点が上がり、社会の平均点が下がっております。その結果、第1回共通テストの平均点121.5点(県平均101点)よりも、6.5点上がっております。各高校の合格点予想は、大手塾の記事を検索してみて下さい。
当塾の生徒さんは、2名とも第1回共通テストよりも12点上がっておりますので、学校順位も10番ほど上がってました。今年の生徒さんは、真面目で地道に勉強して下さるので、一気には上がりませんが、着実にレベルアップしております。後半に伸びるパターンですね。3年生は、共通テスト1週間後に、2学期期末テストがありました。そのため、現在はテストの縛りがなく、あと2カ月と迫った高校受験に向けて勉強されてます。
現在やって頂いていることは、数学・公民・理科の3年生の範囲を、年末までに全て終わらせることです。年が明けると、1月の後半には私立高校入試(専願・奨学)があります。私立高校入試対策に時間を割くことになるので、この時期に3年生の範囲を全て終わらせておかなければ大変なことになります。
数学は、「数学カード」「数学の友」の問題を、難しい問題は外して一回しして頂いております。県高校入試は、数学が難問であることを考えると、基本を押さえることが大事です。また、相似・円周角・三平方の定理など3年生の範囲が、県高校入試の5割を占めます。学校の進度に合わせていては、到底間に合いません。
公民も同様で、学校の進度に合わせていては、間に合いません。ひどい学校になると、最後の方は教科書を読んで無理矢理終わらせる場合もあります。公民は全員3年生から始めているので、地理・歴史が不得意な生徒さんも得意にできます。県高校入試では、公民は16点分ありますので、ここで14点程度取れれば、確実に30点を越えて行きます。当塾では、教科書にマーカーを引いて頂いて、問題集に変えるという「若葉式勉強方法」を行っております。生徒さんには、まずは最後までマーキングして頂いております。マーキングした後は、教科書の読み込みと「学校のワーク」を年末までに徹底して回して頂きます。
理科は、大体の中学校が「イオン・中和」の分野まで終わっていると思います。私立高校入試(専願・奨学)では、天体は出題されることはあまりないので、年末までにじっくりと進みながら、中学1・2年生の範囲を復習されるとよいでしょう。
国語・英語に関しては、勉強が進んでいる生徒さんには、「中3クラブ」の問題を毎回時間を計って解いて頂いております。この2科目は、時間内に解けるかが勝負になるので、解く感覚を鈍らせないようにするためです。勉強が進んでいる生徒さんは、英語は2年分、国語は1年分ほど終わったでしょうか。点数は気にせずに、時間内に読み切ることを目標としております。また、英語に関しては、もう一度文法を復習して頂きます。教材は、「整理と対策」「新研究」等です。夏期講習会以降やってないので、もう一度記憶喚起のために必要です。
1月からは入試が始まり、時間があっという間に過ぎてしまいます。慌てることのないように、年末までに3年生の範囲を終わらせておきましょう。