暑い日が続いてますね。とくに昨日は、気温が35℃を越えて、毎日5時間の勉強の疲れもあって、生徒さんはかなりバテていました。受験生の皆さんは、体調管理に十分注意しましょう。
当塾の夏期講習も、1週間が経ちました。中学3年生は、数学の1・2年生の復習(教科書・「数学の友」)が、3分の2ほど終わりました。早く回す必要があるので、私が生徒さんの実力に応じて、解く問題を選んでいます。共通テスト本番で解けないと思われる問題は、思い切ってカットしてます。基本を正確に解けることで、30点は取れます。7月中には終えて、8月からは「新研究」「整理と対策」等を使った英語の文法に入る予定です。
理科は、教科書の読み込み・「理科問題集」が、2単元ほど終わりました。全部で8単元あるので、4分の1を終えたことになります。少しペースが遅いですが、公立高校入試を考えると、じっくりと「理科問題集」に取り組む必要があります。社会は、教科書を毎日20ページを目途に読んで頂いております。問題集を解かなくても、教科書を読みこんでおけば、社会は35点以上は取れます。
中学2年生は、1年生の数学の範囲が、3分の2ほど終わりました。こちらは中学3年生と異なり、応用問題までじっくりと解いて頂いております。いわゆる「四高」を目指すには、やや難しい応用問題を解けなければなりません。まだ入試まで時間があるので、じっくりと頭を使ってもらっております。英語は、1年生の教科書の音読・日本語訳をユニット6まで進んでます。ユニット11まであるので、2分の1は終わりました。そして、「学校のワーク」の問題全てを、英文にしてもらってます。これが一番きつい勉強です。間違えながらも、ユニット6まで何とか終わりました。
理科は、1年生の教科書を読みこんで、「理科問題集」の復習です。4単元の内、2単元まで終わりました。社会は、1年生の歴史の教科書を読みこみが、3分の2ほど終わりました。8月からは、地理の教科書の読み込みに入ります。社会は、教科書をとことん読みこんで頂きたいので、「学校のワーク」等の問題演習は封印しています。8月15日までに中学1年生の復習を終えて、残りの15日間は、実力テスト対策に当てる予定です。今の進み具合であれば、1年生の復習は終わりそうです。
高校生は、夏休みの課題が実力テストの範囲になる学校が多いです。課題プリントを中心に行ってもらってます。ここで注意して欲しいのは、課題プリントは先に進みながら復習を同時並行で行っていくことです。課題プリントは膨大な量があるので、先に全部終わらせて、2回目を回そうとしても、その頃には全て忘れている可能性があります。また1から理解のし直しです。とくに数学は、よほどの天才でない限り、問題の解法パターンを覚えてなければ解けません。終わった範囲の問題の解法パターンを忘れずに、新しい問題の解法パターンを覚えて行かなければなりません。生徒さんには、新しい問題を解いた数だけ、その日に同じ数の既にやった問題の復習をするように言っております。何度も言いますが、高校生の勉強は範囲が多いため、作戦が重要になります。せっかく覚えたことを忘れずに進むことを心がけて下さい。
まだまだ、夏休みは始まったばかりです。残り1カ月強あります。淡々と計画的に勉強を進めて下さい。