明日は、熊本県公立高校(後期)入試です。この試験が本命という生徒さんが、殆どではないでしょうか。今まで自分のやってきた勉強に自信を持って、受けきって欲しいものです。
明日は、国語・理科・英語の順番で、行われます。1科目目が国語なので、緊張している頭で解かなければいけないことになります。緊張して文章がうまく読みとれないときには、5分ほど落ち着いて深呼吸等をして下さい。それでも落ち着かない場合には、トイレに行って顔を洗うなどすることも一つの手です。国語で注意して欲しいことは、課題作文を絶対に書かないといけないと思わないことです。書いても3点ぐらいしかもらえないことが多いです。当塾の生徒さんには、課題作文は残り10分前に他の問題が全部埋めきらないと書かないように言っております。選択問題や抜き出し問題などに時間を使った方が効率的です。とくに選択問題は、1問3点という問題もありますので、慎重に考える必要があります。課題作文は時間が余ったら書くぐらいの気持ちで行きましょう。
理科についてですが、まずは大問1・2の生物・地学分野から解き始めましょう。ここは暗記分野ですので、落ち着いて解けると思います。注意して欲しいのは、途中の計算問題等に引っかかって、時間をロスしないことです。基本、生物・地学分野は、20分で解いて下さい。難しい問題は、後回しです。次に、化学・物理分野に入ります。理科が苦手な生徒さんは、苦労するところです。まずは、計算問題以外を全部埋めていきましょう。そして、残り10分前までには終了して下さい。残りの10分は、飛ばした問題で解けそうな問題を見つけて、解いていきましょう。全部解けたという方は、当たり前のことですが、見直しを何回もして下さい。計算問題が解けなくても、基本知識で25点から30点はいけます。
最後に英語です。今年からリスニングも選択問題ごとに分かれるということで、いつ放送が流れるのか分かりません。途中からリスニングが始まるかもしれないと、頭に置いていて下さい。英語が苦手で、読むスピードが遅い生徒さんは、思い切って選択問題の文章は読まない手もあります。当塾でも、生徒さんには選択問題は、時間があったら記号だけでも書くように言っております。今まで過去問をやってきて、英語の読むスピードが遅い生徒さんは、選択問題で12点中取れても2点ぐらいのものでした。それよりも、大問3は14点ぶんありますので、こちらの文章をしっかり読みこんで、記号問題などを間違えないようにすることが必要です。選択問題の文章を解かなくても、30点前後はいきます。
以上は、あくまで私の考えですので、今までやってきた自分の解き方がある生徒さんは、気にせずにいつも通り解いて下さい。いつも言ってることですが、各科目が終わったら、その科目のことは完全に忘れましょう。次の科目に頭を切り替えて下さい。難しいと感じた科目は、全員が難しいと感じています。自分だけできなかったと自己判断することはやめましょう。また、終わった科目について、絶対に友人等と話さないようにしましょう。試験中に何かトラブルが起こった場合は、1人で何分も悩まずに、すぐに試験官に尋ねましょう。たとえば、時計を忘れて、残り時間が分からない、お腹が痛くなってトイレに行きたい等です。一発勝負ですので、恥も外聞も捨てて、試験官に尋ねて下さい。
長々と書いてしまいました。今日は軽く理科の暗記分野の復習や、英語の過去問の文章問題を1問だけ解いたりして、リラックスして過ごして下さい。ご健闘をお祈りしております。