当塾が挑んでいるのは、単なるテスト対策ではありません。一つの教育仮説の検証です。
【今週の仮説】
定期テストを単なる「中継地点」としたとき、生徒たちの学びは止まらずに走り続けられるのか。
「テスト前だからやる」という形だけの勉強を疑い、結果を最初から決め打ちせずに検証していくドキュメンタリー。
第1週目は、一週間を通して教室に現れた数字と、観察された事実のみを記録します。
【検証プロセス】日曜日〜土曜日:観察された生徒の動向
今週の教室では、中2のAが一週間を通して一定のペースを維持し、水曜日と土曜日には高校数学の先取り学習を進める行動が確認されました。
水曜日にはCが学校ワークを集中的に進め、木曜日にはBが長時間の学習を行いました。
高校生においては、高2のケが数学の教材重要例題を継続して消化し、高2のオも理系数学の課題演習を進めるなど、一部の生徒が一週間の中でまとまった時間を確保していました。
また、高3のイも継続的な積み上げを行っています。
一方で、他の高校生については塾内での学習時間が伸びておらず、学年内および学年を越えた学習時間の開きがデータとして現れる結果となりました。
📊 生徒別・1週間の最終学習記録
今週、各生徒が実際に塾の空間で机に向かった「一週間の総学習時間」です。
| 学年・記号 | 今週の総塾内学習時間 | 主な学習内容・動向 |
|---|---|---|
| 中2(C) | 15時間00分 | 学校ワークの完全仕上げ |
| 中2(A) | 12時間00分 | 水・土は高校数学先取り、他は通常課題 |
| 高2(オ) | 12時間00分 | 理系数学の課題演習 |
| 高2(ケ) | 11時間00分 | 数学・教材重要例題の連続消化 |
| 高1(ク) | 10時間00分 | 英語・構文解釈の徹底暗記 |
| 高3(イ) | 7時間00分 | 継続的な積み上げ |
| 高2(エ) | 6時間30分 | 学校課題の消化 |
| 高2(ウ) | 4時間30分 | 塾内課題の消化 |
| 高2(カ) | 4時間00分 | 塾内課題の消化 |
| 中2(B) | 3時間00分 | 方程式の応用演習 |
| 高2(キ) | 1時間00分 | 塾内課題の消化 |
🔬 今週の実験結果
- トップ集団が教室の基準を引き上げた 中2のA・C、高2のオ・ケは長時間の学習を継続した。その姿が教室全体の基準を押し上げた。
- 高校生の二極化が見え始めた 毎日のように通う生徒と、ほとんど姿を見せない生徒との差が開き始めた。この差が縮まるのか、さらに広がるのかを継続して観察する。
- 「環境」は学習行動を変えるのか 長時間学習する生徒が増えるにつれ、教室全体の空気にも変化が見られた。この環境が他の生徒の学習行動まで変えるのかを、引き続き検証していく。
🔍 来週の検証課題
定期テスト対策2週目。
高い基準は教室全体へ広がるのか。それとも、一部の生徒だけが走り続けるのか。
今週は結論を出さない。来週も事実だけを積み重ね、この仮説を検証していく。

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