

【ワカスクニュース】
なんと高校1年生が、6月の「英検2級1次試験」合格!!
と書いても、今のご時世、「普通でしょう!!」という声が返ってきそうですね。
確かに、英検2級に合格するだけならば、多くの生徒さんができるでしょう。
しかし、英検の対策を全くしないで合格するとなると話は別です。
実際、英検の勉強をされた方はわかると思いますが、英検1次試験はリーディング・ライティング・リスニングの3技能に分かれています。
そして、手っ取り早く点数を取るためには、ライティング・リスニングに集中するのが定石です。
リーディングは、単語・熟語・文法の「本当の力」がなければ解けません。
反対に、ライティング・リスニングは、慣れでどうにかなるため、実際に2級の力がなくても、合格点に届きやすいのです。
ここで、親御さん・生徒さんの誤解が生じます。
「英検2級は、高校卒業程度のレベルなので、もう英語は大丈夫!!」と思ってしまうからです。
しかし、実態は違います。
単語レベルですと、「ターゲット英単語1900」レベルも半分ほどしか覚えておらず、文法に至っては壊滅的な生徒さんが多いです。
ただ、今回のワカスクの生徒は違います。
1度インターネットで過去問形式を見ただけで、ぶっつけ本番で受験しました。
さすがに、ライティング・リスニングでは苦労したようですが(というかほとんど解けていない)、リーディングでがっちり得点して、ギリギリ合格でした。
私は受けたことさえ知らされていなかったので、合格したと聞いたときは驚きました。
同時に、「8か月英語完成コース」は間違っていなかったと安堵しました。
この生徒さんは、中学3年生の初めに、苦手な数学を捨てて、難関私立大学を目指すことなりました。
そのため、3科目入試の私立高校を専願で受験ることにして、8月からは高校生と一緒に「8か月英語完成コース 2期生」として、受験直前まで高校英語を毎週おこない、合格後もすぐに高校英語を再開しました。
ブランクは、半年ほどですね。
今年の8月で、ちょうど丸1年間、高校英語を勉強したことになります。
やったことは、以下の教材です。
「ターゲット英単語1900」「英熟語最前線1515」「ポラリス英文法 1・2・3」「ポラリス英文解釈 1・2」「THE RULES 英語長文 1・2・3」です。
これらは、すべてMARCH・関関同立レベルの問題です。
英検2級相当の力があって、対策せずに合格できたというわけです。
今後は、英検準1級・1級、又はTOEICでの高得点を目指していきます。
MARCH・関関同立レベルでも、英検準1級をとることは必須になっております。
夏期講習から、「8か月英語完成コース 4期生」が始まります。
高校2年生のうちに、このレベルまで達してないと、難関大学はもとより、大学入学共通テストも点数が取れないことを肝に銘じてください!!
6月進研マーク模試(文系)の結果が分かりました!!

今回も、「6ー9文系」で、全国平均点と熊本県平均点の差が29.9点あります。
もちろん、熊本県のほうが、いつも通り低いのですが。
数学ⅠAで5.4点、数学ⅡBCで5.1点の差があります。
29.9点差のうち、実に10.5点は数学で差が開いているのです。
熊本高校・熊本第二高校が、超進学校と同じようなスピードで数学を進めているのに、この結果です。
理由は2つです。
まず、数学の進度が早いので、復習ができていないことが考えられます。
進度を早くすると、その2倍以上の復習が必要と考えてください。
なぜなら、スピードが速い分、一つ一つの単元の復習がおろそかになるからです。
そうなると、早く進んでも、まったく意味のないことになります。
次に、大学入学共通テスト対策の遅さが指摘できます。
二次試験対策と共通テスト対策は全く別物と、現場の教師たちがまだ認識できていないことです。
百歩譲って認識しているとしても、その「認識」自体が甘いのです。
共通テスト対策は、遅くとも2年生の夏からスタートさせない限り、間に合いません。
それを徹底していないので、生徒が二次対策ばかりして、結果共通テストで残念な結果に終わり、志望校受験を断念せることを余儀なくされます。
今回の結果がその表れでしょう。
つまり、全国的には、共通テスト数学対策を、すでに10点分やっているということです。
3年生は、夏休みまでに共通テストを合格点まで上げてください!!
2年生は、もう取り掛かりましょう!!
さて、ワカスクの生徒さんですが、3名中1名の成績が分かっております。
難関私立文系を狙っているので、国語・英語・日本史探求しか勉強しておりません。
全国偏差値が、国英歴文系57.5、国語61.6、英語リーディング54.3、歴総・日探66.8です。
英語リスニングは、試験で出ないため割愛して考えるので、国英歴文系偏差値は60以上あります。
ただ、進研模試が河合全統模試よりも偏差値が5ほど高く出るので、現状では55ぐらいだと思います。
志望校のボーダー偏差値が57.5なので、十分合格が狙えます。
夏期講習の申し込みが始まっております!!
ここ数日、ありがたいことに、お問い合わせが多いです。
ただ、すみません!!
ワカスクの方針と合わない生徒さんは、ご遠慮願っております。
どんなに成績が悪くても、「この条件ならば受け入れます」と提案は致します。
しかし、どの保護者様・生徒様も、これらの提案にしり込みしてしまい、「それじゃあ、やめときます。」となるわけです。
上記に書かせていただいた生徒さんは、高校1年生でも毎日5時間、3年生は毎日8時間近く勉強しております。
中学生も、3年生は5時間、2年生は4時間、1年生は3時間勉強する生徒さんでなければ、大学入試まで見越した勉強計画が立てられません。
「8か月英語完成コース 4期生」は、定員10名です。
3名からお問い合わせがありましたが、まだ返事は返ってきておりません。
今から参加されると、来年の7月には英検2級は「実力で」とることができます。
この機会を逃すと、次の募集は2月か4月になるでしょう。
ぜひ、ご参加ください!!
また、中学生は、本気で頑張りたい生徒さんを募集しています。
そのため、3年生5名、2年生5名、1年生5名としています。
国語、数学、英語の先取り学習が中心です。
「1コース・7講座」を用意しております!!
「講座」と名の付くものは、「コース」ではありません。
そのため、参加はいつでも自由です。
1コマ(50分)500円は変わりません。
現在、小学生5名、中学生10名、高校生11名、既卒生1名、合計27名(男子13名・女子14名)が毎週通塾しております。
1コマ(50分)13名の定員制
ただ、最後に忠告しておきます。
ワカスクは、高校受験をほとんど考えておりません。
なるだけ、課外や課題がない(又はゆるい)学校をお勧めしています。
私の中では、熊本高校・東稜高校・マリスト学園高校です。
反対に、済々黌高校・熊本第二高校はお勧めしていません。
また、補習塾ではなく、先取学習をメインに据えて、いかに中学生で高校数学英語まで終えて、大学入試を余裕をもってクリアするかを目標にしています。
そのため、週に1コマ程度の通塾、1日に3~4時間以上勉強されない生徒さんは、残念ながら対象とはなりません。
条件としては、①中学順位が3分の1以上、②大学での通塾まで考えていること、③高校受験にすべてをささげていないこと、④向上心があること、などなどです。
中学1年生から入られた方は、少なくとも英語・数学は、文系数学・立命館大学の英語が解けるまでにはしておきたいです。
定員は1コマ13名です。
高校生は文系科目だけです!!
既卒生いなくなり、高校1年生の理系志望も文転することになり、完全な理系志望は1名しかいなくなりました。
今のところ、国立大学志望の生徒さんは1名で、他は私立志望になりました。
そのため、2025年度は、私立文系大学をメインに据えて、文系科目しか授業はしないようにしました。
ただ、国立理系志望でも、「共通テストで高得点を取るために、文系科目を強化したい」という生徒さんも大歓迎です。
正直言って、共通テストの数学・理科で8割以上取ることは、至難の業になってきました。
そのために、サブ科目でいかに高得点を採れるかの勝負になってきます。
つまり、国語・英語・社会・情報で、平均85%ほどとならければ、全科目で8割に到達できません。
国立理系志望の方も、有効に使ってみてはいかがでしょうか!!
【コース・講座のご案内】
「8カ月英語完成コース 3期生」
「英語長文 THE RULES 1」をやっています。
毎回2問解いてきて、2コマの授業で全訳をとっていきます。
また事前に、英文にSⅤOCを書いてもらいます。
これで構文を自分で見つけることができます。
また、毎日15分~30分の音読をしてもらっています。
これは、爆発的に読解スピードを上げるためです。
参加者は、高校3年生3名、2年生2名、1年生3名の計8名です。
明治大学、九州歯科大学、東京科学大学、難関文系私立大学、福岡大学、立命館大学(2名)を目指しています。
ここからは講座なので、だれでもいつでも参加できます。
「世界史講座」
高校1年生2名が参加されています。
先々週からやり方を変えて、2コマ中1コマは教科書の読み合わせ、1コマは「1問1答」を解くことにしました。
現在、「中国の清」まで進みました。
ちょうど、半分まで終わりました。
「なぜ、1年生から社会!?」と思われる方もいるでしょうが、覚えることには個人差があるります。
そのため、3年間で完成してもらうためです。
確実な知識と、大量の演習を行わなければ、共通テスト・難関私立大学入試で8割以上取ることはできません。
「日本史講座」
既卒生1名、3年生1名、1年生1名が参加しています。
教科書の通読は、すでに終わっています。
週6コマ入れて、「一問一答」を完成させている最中です。
今週は、今年の明治大学全学部、同志社大学全学部を解きました。
明治大学は、普通の問題なので、2名ともにまずまずの点数でした。
しかし、同志社大学になると、また「文化」が入っており、とんでもない点数でした。
どうして、関西圏は「文化」を大量に出すのでしょうか?
まだ、各学部の試験問題を見てませんので、なんとも言えませんが。
逆に考えると、全学部統一入試は、「文化」さえ取れれば合格するとも言えます。
あとは、どれだけ時間を使うのか、費用対効果を考えなければなりません。
このように、私立大学といっても、問題の形式が全く違います。
早めに過去問を見ておくことをお勧めします。
「現代文講座」
既卒生1名・高校3年生1名・高校1年生3名が参加しました。
教材は、東進ハイスクールの「レベル別問題集」です。
「レベル3」に入りました。
結構難しい問題でしたが、みなさん記述式も含めて、合格点をとりました。
「レベル1」から始めている生徒さんは、すでに22問解いたことになります。
対話型の授業ですので、楽しくできています。
「レベル6」まであるので、残り38問です。
9月ごろから、私立大学の過去問に入ります。
これには、高校1年生も参加します。
国語は、学年関係なく戦える唯一の科目です。
「古典講座・アドバンス」
昼1時から2時間やっています。
既卒生1名が参加しています。
「古文上達45」も30問目に入りました。
1コマは「古文上達45」を1題、1コマは「古文単語335」の暗記に使っています。
単語・漢字の読みを、1時間で1回回しております。
古文単語の暗記方法を少し変えてみました。
すると、明らかに覚えが速くなりました。
「古典講座・ベーシック」
1年生3名が参加しています
今週末にある「7月進研模試」で、少しでも点数を上げるため、「ステップアップノート古典文法30」を助動詞で止めて、古文単語をやっています。
「古文単語335」を一応全部やり上げました。
今週から、「古文上達45」に入ります。
「数学Ⅲ講座」
昼3時~5時まで行っています。
高校2年生1名が参加しています。
「入門問題精講 数学Ⅲ」の積分がもうすぐ終わります。
その後の教材を何にするか考えていましたが、「黄色チャート」を使うことにしました。
それが終わると、途中までやっていた「1対1対応の数学」シリーズやります。
2年生の間に、ここまでは終わらせておきたいです。
「英語アドバンス講座」
昼1時~3時までです。
既卒者専用の講座です。
早稲田を受験する生徒さん1人のために作ったので、マンツーマン指導です。
「英語長文ポラリス2」の4問目が終わりました。
全部対面で和訳をしているので、かなり時間がかかります。
しかし、英語はたくさん問題を解く前に、じっくりと基礎力を備えていなければいけません。
9月から本格的に過去問に入るために、足腰をしっかりと作り上げます。