当塾での数学の参考書ルートです。基本は、学校の教科書をやります。ただ、学校の教科書は、練習問題に答えがないので、「教科書ガイド」を使います。例えば、数学ⅠAの教科書を3回ほど回した後、「青チャート」もしくは「フォーカスゴールド」に移ります。
これらの問題集は、一般に「網羅型問題集」と言われます。問題に応じて解き方のパターンを覚えていきます。ただ、気を付けたほしいのは、全部完璧にやろうとしないことです。文系は「数学ⅠA」「数学ⅡB」加えて「数学C」が入ってきます。理系はさらに「数学Ⅲ」が加わるのでたまりません。難関大学を目指すのであれば別ですが、熊本大学を目指すためには、とりあえず星3つの例題が解けるようになれば大丈夫です。多分、教科書が終わった時点で、星1・2は解けるようになっていると思います。
熊本大学に、「青チャート」のレベルまで必要か?と思われる方もいるかもしれませんが、私は必要と考えています。実際のところ、二次試験では「青チャート」の例題が解けていれば、数学はほぼ解けるますし、何といっても、難化している「大学入学共通テスト」では、パターンがすぐ出てくるように暗記していないと、分量が多いので間に合いません。
「青チャート」「フォーカスゴールド」の例題が一通り解けるようになれば、あとは「熊本大学の過去問」を10年分ほど解きまくります。「九州大学の過去問」まで解ければ面白いですね。
次は、スケジュールですが、1年生の段階で「数学ⅠA」「数学ⅡB」の青チャートの例題までは解けるようになりましょう。毎日2時間ほど数学を勉強すればできると思います。
2年生では、文系の方は「数学C」、理系の方は加えて「数学Ⅲ」を夏休み前までには終えましょう。夏休みからは、もっぱら過去問演習です。また、その年の大学入学共通テストを解いてみましょう。ここで70点取れていれば、もう合格したも同然です。
3年生では、過去問演習をしつつ、余裕があれば、少しレベルの高い「プラチカ」等をやります。ただ、熊本大学は共通テスト勝負的なところがあるので、共通テストでかっちり75%とることを考えましょう。
熊本大学の過去の入試問題はこちらです。
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