6月に行われた進研模試(マーク式)の結果です。2回目の大学入試共通テスト形式での対外模試です。全国平均点は、国語89.5点 (以上200点満点) 、数学ⅠA53.8点、数学ⅡB40.0点、英語リーディング41.8点、英語リスニング51.9点、世界史B46.4点、現代社会44.1点(以上100点満点)、生物基礎20.4点、地学基礎22.9点(以上50点満点)で、国数英文系266.0点、国英歴公文系266.3点(以上600点満点)、5-8文系409.5点(900点満点)となっております。
前回と同様、熊本県の平均点は出ていません。ちなみに、東稜高校の平均点は、国数英文系229.6点、国英歴公文系236.4点(以上600点満点)、5-8文系342.6点(900点満点)です。九州学院高校の平均点は、 国数英文系193.0点、国英歴公文系200.7点(以上600点満点) です。
当塾からは、東稜高校・九州学院高校の生徒さんが受験しました。東稜高校の生徒さんは、2月の模試の結果が5割だったことから、今回の模試で6割を取ることを目標に対策をしました。総合では、文系146人中8位でした。前回が19位でしたので、学校内での順位は上がったことになります。ただ、結果は5割強しか取れませんでした。直前の模擬試験の結果が良かっただけに、予想外の点数でした。
原因は、1教科目の国語で時間が足りなくなり、頭が真っ白になったことです。通常よりも、40点程悪かったです。それを引きずって、2教科目の英語リーディングでも、焦ってしまい、通常よりも30点程悪かったですね。マーク式試験は、時間との戦いです。少しの時間配分のミスで、大きく点数が変わります。その意味では、1回このような失敗をしたことは、いい経験だと考えています。また、返ってきた成績表を見てみると、国語と現代社会でマークをされていないという結果が出てました。マークが薄すぎて、機械が読み取れなかったようです。これがなければ、20点上がってました。これもまた、良い経験になりました。
この試験の直後から、8月全統マーク模試で7割を取ることを目標にしました。一学期期末テストを挟んでしまったので、少し中断していましたが、今からの3週間は、今度の模試が本番だと思って勉強していこうと話しました。社会2科目が6割に到達していなかったので、基本に戻って教科書だけを読むことにしました。また、国語・英語は古文単語・文法・英単語熟語のインプット中心に勉強して頂いております。本試験直前はこのような勉強になると思うので、できるだけそれに近づけようとしております。数学に関しては、問題を解く感覚が鈍るといけないので、毎日予備校の模擬試験を時間を計ってやる予定です。さらに週末には、予備校の模擬試験を使って、本番同様に2日間で全教科を解いてもらいます。生徒さんもやる気満々ですので、なんとか7割には乗せたいですね。二次試験対策は、今度の模試以降に行います。過去問を10年間分解いてもらう予定です。
九州学院高校の生徒さんは、3教科入試で私立大学を目指しております。本格的に勉強を始めたのが5月ごろだったので、英語は悪かったですが、国語・日本史Bは偏差値50を超えています。現在は、英語の基本ができてないので英単語をやり、日本史Bは教科書を読み込んで、山川出版社の「1問1答」をやって頂いております。定期テストが終わったら、まずは英語のセンター模擬試験を解き、安定してきたら国語のセンター模擬試験を行います。10月ごろから私立大学の過去問を解いていければ良いと思っております。
今回の模試で、目標点よりも150点程低い生徒さんは、二次試験対策の前に全統マーク模試に向けて全力で勉強することをお勧めします。