R2 熊本県公立高校(前期)入試 結果

中学-熊本県公立高校入試対策

昨日、熊本県公立高校 (前期) 入試の合格発表がありました。当塾からは、3名が受験されました。結果から申しますと、千原台高校(情報科・経営情報コース)に1名合格されました。おめでとうございます。

この生徒さんは、1年生の夏ごろから、1学年上のお兄さんとともに入塾されました。昨年、お兄さんも国府高校(奨学C)・千原台高校(前期)に合格されましたので、全く同じ高校・学科に合格されたことになります。ただ、千原台高校の前期試験が、今年からは小論文がなくなりました。昨年度は、お兄さんが何度も小論文の練習をして合格しましたが、今年はどうなるか不安でした。3年間の定期テストの頑張りがあって、見事合格を勝ち取られたと思います。家から学校までは遠いですが、3年間無事に通われることを願っております。

前期試験に全てをかけていた生徒さん1名は、残念ながら不合格となってしまいました。私立高校数校からスポーツ推薦の誘いを受けておりましたが、どうしても志望の公立高校に行きたいということで、私立高校も勉強で合格されました。そこまで思い入れがあった高校に不合格になったことで、かなり落ち込んでおられると思います。

この生徒さんは、中学2年生まで勉強よりもスポーツ優先で、4月に来られた時はどうしようかと思うような点数でした。志望校に合格するためには内申書の評定を上げなければならなかったので、二学期の定期テストはかなり頑張りましたね。点数を60点程上げる「プチ奇跡」も起こしました。

私立高校入試前も、毎日5時間勉強されて奨学生として合格されました。公立高校入試前には、過去問を何十回と解いて、「頭がおかしくなりそうだ」と言っておりました。それだけ頑張っての不合格ですので、かなり悔しいことでしょう。しかし、人生で初めてと言っていいほど、ここ1年間は勉強されました。この経験は、きっとこれからの競技、ひいては人生にとって貴重なものになると思います。

性格も自由奔放で、これまで8年間の中で初めて出会ったタイプの生徒さんでした。私の記憶の中に、いつまでも残る生徒さんですね。後期は受験しないので、これで受験勉強は終了です。この1年間頑張ったことを継続して、是非勉強を続けて欲しいです。知識や感性が豊かになれば、もっと広い世界が見えるはずです。今後に期待しております。

もう1名の生徒さんは、後期合格を目指して勉強されていたので、全くダメージは被っていません。「前期合格は宝くじに当たるようなものだ」と私は言っているので、昨日も淡々と過去問を解いていました。前期試験に惜しくも不合格になられた方は、決してそれを引きずらないで下さい。そのためには、勉強を早く再開することです。まだまだチャンスは残っています。最後まで頑張りましょう。

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