昨日、3つの中学校で、共通テストの成績表が出されました。第一回共通テストから、点数が上がったかどうかで考えますと、2勝5敗です。一番上がった生徒さんは5点上がり、逆に一番下がった生徒さんは、20点下がりました。しかし、順位で考えますと、4勝3敗です。一番上がった生徒さんは、23番上がり、一番下がった生徒さんは、13番下がりました。点数は上げられませんでしたが、順位が上がったことで、少しホッとしています。140点台が2名、130点台が1名、100点台が2名、100点以下が2名です。
今回の共通テストは、国語・社会・英語が難しかったと聞いていました。しかし、3校の平均点を見ると、国語は第一回共通テストとさほど変わっていません。また、社会も3校ともに1点下がった程度です。ただ、英語に関しては、3校ともに6.5点・6.4点・5.8点下がっています。それに伴い、合計平均点は、7.8点・5.5点・3.3点下がっております。3校ともに180人規模の学校ですので、参考になると思います。
では、私なりに合格ライン(合格可能性60%)を考えてみます。第一回共通テストで市内平均(127点・大手塾調べ)よりも高かった学校(130.8点)を参考にします。今回この学校の合計平均点は、125.3点と5.5点下がっています。これを単純に、大手塾の第一回共通テストの合否ラインから引いていきます。熊本高校199点・済々黌高校186点・熊本第一高校156点・熊本第二高校160点・熊本北高校148点・東稜高校117点・必由館高校117点・千原台高校79点・熊本商業高校122点・熊本工業高校113点・玉名高校113点・宇土高校117点・八代高校126点・国立熊本高専156点・国立有明高専143点となります(得点は、受験者数が最も多い学科・コースのものです)。これは、あくまでも私の推測ですので、その点はご容赦ください。
今回答案が返却されるたびに、私もどうなることかとやきもきしていました。7年間やってきて、このように点数が上がらなかったのは初めてだったからです。結果が出るまで、なかなか眠れませんでした。しかし、今回の結果を見て、やはり難しかったのを知り、やっと前を向けるようになりました。なにより、塾生がもう先を見て勉強を一生懸命にやっている姿が、なによりも勇気づけてもらっています。
まだまだ、公立高校入試まで4か月弱あります。1年の3分の1あります。4か月あれば、点数を20点あげることも十分に可能です。今回悪かった生徒さんも、地道に毎日頑張ってください。きっと道は開けます。