H28 英語の勉強は、「音読できること」が最低限必要です!

勉強方法 総合

7月に入って、もう半分が過ぎようとしています。昨日・一昨日と、中学2年生6名が期末テストに臨みました。これで、6月中旬から中学3年生期末試験・高校生期末試験・高校生進研模試と続いた試験が、全て終わったことになります。皆さん、試験はできたでしょうか。

中学2年生は、6月から入塾された生徒さんが3名おり、数学・英語しか十分に勉強できませんでした。勉強方法は、もちろん私が中学時代にやっていた勉強方法(若葉式勉強法)で行いました。とくに気になったのは、殆どの生徒さんが、英語の音読ができないことです。英語の勉強は、「文法の理解」「日本語に訳する」ことが勉強の中心になりますが、その前提として音読できることが最低限必要です。英語も「言葉」ですので、実際に声に出して読んで、文章のリズムをつかむことが重要です。音読ができれば、文法・和訳は自然とできるようになって来るものです。今回は、英語が苦手な生徒さんも、直前まで音読をして頂きました。

このことは、高校生にも言えることで、完璧に音読できる高校生は、当塾でも少ないです。特に熊本西高校に通われている生徒さん2名は、高校生になってから入塾されたので、直前は音読を何度も一緒に行いました。その成果が出たのか分かりませんが、英語コミュニケーションでは、1名は81点、英語が苦手な生徒さんも67点取れました。英語が苦手な生徒さんは、是非音読をしてみて下さい。他の高校生も、全体的にはまずまずの点数を取っております。高校1年生は、この結果が今後の勉強の基本となりますので、成績表が返ってきたら分析する必要があります。

さて、試験が終わったばかりですが、今から8月の終わりまでは、2度目の成績が伸びる時期です。1度目は、4月から今回の期末試験までの間でした。2度目は夏休みがあることもあり、努力次第で一気に成績が上がる可能性があります。とくに中学3年生は、この時期を逃すと、もう1・2年生の復習はできないと思って下さい。また、中学1・2年生・高校1・2年生は、弱点補強・先取り学習の絶好の機会です。ここで弱点を補強していないと、3年生の4月までは弱点補強は時間的に無理です。ちなみに、高校3年生の生徒さんは、夏休みの間にセンター試験で目標とする点数の9割ぐらいは取れるようにして下さい。これは、夏休みに2次試験対策ばかりして、センター試験で失敗した私の経験によるものです。

冗談ではなく、この時期をいかに過ごすかで、今後の成績が大きく変わってきます。皆さん、有意義に過ごして下さい。

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