開新高校の英語は、大問1が発音・アクセント問題で、5問あります。大問2が単語の選択問題で、これも5問です。大問3は単語の書き換え問題で、5問です。大問4は単語の選択問題か書き換え問題で、5問です。大問5は単語の穴埋め問題で、5問です。大問6は並び替え問題で、5問。大問7・8は、長文問題です。年によって違いますが、合計43問~48問となってます。奨学Bを目指すには、平均54点が必要なので、24問正解すればよいことになります。
では、どこで24問取れるでしょうか。まずは、大問1の発音・アクセントで、少なくとも3点は取って下さい。満点を取ろうとすると、発音ばかりやらなければなりません。慶誠高校と開新高校の過去問で出た問題だけをやって下さい。大問2は選択問題なので、覚えていれば解ける問題が多いです。慶誠高校の過去問をしていれば、かなり易しく感じると思います。もし、慶誠高校の過去問をやってない生徒さんも、開新高校の過去問を何度も解いて、文章の意味と単語を覚えて下さい。うまくいけば、ここで4問は取れます。
大問3は書き換え問題なので、かなり難しいです。ただ、進行形・過去形・過去分詞・比較級・最上級の形さえ覚えていれば、3問ぐらいは取れると思います。次に大問4です。選択問題か書き換え問題がでます。ここも大問3と同じで、上に書いた基本の形を知っていれば、3問は取れると思います。大問3と同時に勉強すると、効率が良いです。
大問5は、穴埋め問題です。ここが一番難しいかもしれません。ただ、過去問を見て頂ければ分かるように、同じような連語が出ています。この連語さえ知っていれば、2問は取れると思います。大問6は並び替え問題ですが、慶誠高校の過去問の並び替え問題をやった方は、かなり簡単に感じると思います。4問は取っておきたいところです。
ここまでで17問は取れることになります。大問1~6まで5問ずつありましたので、30問中の17問ということになります。大問7・8は、英語があまり進んでない生徒さんには、解く気すら起こらないかもしれません。しかし、大問1~6までを何度も繰り返していると、意外に読めるものです。大問7・8の問題数が13問~18問あるので、なんとか4問程度は解けると思います。
ただ、それでは合計21問となり、B奨学には届かないです。残りの3問は大問1~6までを繰り返して、大問1つごとに1問でも取っていきましょう。当塾の生徒さんは、慶誠高校の過去問を7回ほど回したこともあり、選択問題では殆ど間違っていません。その結果が60点越えに繋がったと思います。英語の単語すら分からない生徒さんでも、試験まで2週間弱ありますので、まだ間に合います。開新高校の過去問に出ている単語・連語を全て覚えることはできます。それを入試まで何回も回して下さい。そうすると、文章に意味が分からなくても、なんとなく正解できる問題が多いことに気づくと思います。