教材について~入試編~

教材について

前回の記事で、教科書と学校配布の問題集が重要だということは、分かって頂いたと思います。中学1・2年生の方々は、定期テストだけに集中して、何度も繰り返して下さい。

中学3年生の方々は、定期テスト対策だけではいけません。入試を見据えて、復習をしながら進めなければなりません。そのために必要な教材は、学校から配布されている「整理と対策」と志望校の過去問です。

「整理と対策」に関しては、国語以外の科目を全て解けるようにして下さい。それだけで、第二高校以上の高校に合格できる知識は入ると思います。国語に関しては、四字熟語・ことわざ・文法・漢字・古典は、解いておくべきでしょう。これを11月までには終わらせます。

あまり成績が良くない生徒さんは、数学は計算問題と図形や関数の公式を徹底しましょう。社会・理科は、前問解けるように頑張りましょう。英語は長文問題はせずに、文法問題を徹底しましょう。国語は、漢字だけでいいです。

12月の中旬からは、私立高校対策です。1月の終わりごろに、私立高校の専願・奨学の入試があります。去年の塾生には、過去問6回分を時間を計って解かせ、それを何回も繰り返してもらいました。公立高校が第1希望の方は、奨学生合格を絶対に勝ちとって下さい。合格すれば公立高校入試まで、公立の過去問を解くことに集中できるためです。私の言った通りに私立対策をしてくれた塾生は、全員奨学生合格できました。

私立の入試後は、ひたすら公立高校の過去問の解きまくりです。過去5年分を一通り解いて、その後も時間を計って何度も解きなおします。とくに数学と英語は、何度も解き直すことです。時間配分が難しいので、志望校に応じて解き方は変わってきます。これは、塾に通っていなければ、なかなか難しいです。

あと補足として、熊日新聞に毎日掲載される「中三学習ルーム」と、月ごとの「熊日中3クラブ」は、今は解かないにしても後のためにストック(貯める)しておいた方がいいと思います。熊日新聞を取ってない方も、販売店に行けば、「中3クラブ」は購入できるかもしれません。東野中学でいえば、秋津販売センターが一番近いと思います。

次回からは、各科目の勉強の仕方について、書いていこうと思います。

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