R元 高校 2年生 一学期 中間テスト 最終結果

高校-定期テスト

期末テストまで、残り1~2週間程度となりました。そのような中、かなり遅くなりましたが、高校2年生の中間テストの結果です。結果が分かっていなかった2名の生徒さんの結果を踏まえて、最終結果の報告です。

東稜高校の生徒さんは、前回の実力テストでは6番でしたが、今回は31番と大幅に下がってしまいました。2年生になり、文系・理系に分かれてこの順位はダメだと一瞬思いました。しかし、得点率は83.3%で、学年の得点率は63.8%。今までのデータから考えると、この得点率では10番前後には入ってもおかしくありません。

話を聞いてみると、理系も含めた学年全体の順位だということ。しかも、理系は1科目少ないということでした。この生徒さんの言うことが正しいとするならば、科目数も問題も異なる理系を含めた順位を出すのは、あまり宜しいことではありませんね。これでは、文系での生徒さんの立ち位置が分からなくなってしまいます。今後は、文系・理系で成績を出すことに期待しています。

ただ、学級順位が3番であったことを考えると、今回のテストはあまり良い結果だとは言えません。文系クラスが4クラスあるので、単純に計算しても12番になります。常に5番以内には入ってもらいたいものです。2週間しか試験対策を取っていませんが、熊本大学を目指すには軽く入ってもらいたい順位です。

さて、この生徒さんが中間テストから何をしていたかというと、数学は1単元先取りをしながら、解いていなかった黄色チャートをやってもらっています。また、英語は長文問題集「ポラリス」の標準編を解いてもらっています。「ポラリス」は標準編・応用編を全問解き終わって、2回目に入っています。前回解いたのが4ヵ月ぐらい前ですので、問題は殆ど覚えていない状態です。今回は、前回よりも10分ほど時間を短くして、解いてもらっています。少しはレベルが上がったのか、前回よりも点数は上がってきています。あとは、英単語・熟語を「ターゲット」を使って覚えてもらい、古典単語、漢文句法をやって頂いております。期末テスト2週間前になったので、そろそろ期末テスト対策に集中してもらいます。

次に、九州学院高校の特進コースの生徒さんは、理系で学級3番でした。学級3番と言いましても、理系で一番レベルの高いクラスなので、実質学年3番と考えて良いです。東稜高校と異なり、キチンと分けて順位を出しております。同校は実力テストが無かったので、前回の1年生三学期期末テストと比較します。前回が学年2番だったので、今回は1番下がったことになります。安定して上位をキープしています。

前々から書いておりますが、この生徒さんは熊本高校レベルの力が初めからありましたので、私は何もタッチしておりません。チラチラ見てみると、学校の課題が多いようで、それをせっせとやって、その後先取り学習をしているようです。まだ、壁にぶつかっておりませんので、私の出番はなさそうですね。

真和高校の理系国公立大学コースの生徒さんは、4月の実力テストでは3分の1以内の順位に入っていましたが、今回は3分の2以内の順位に下がってしまいました。前回は、化学基礎・生物基礎で大幅に平均点を超えていましたが、今回は逆に生物・化学で平均点を大幅に下回ったことが原因です。

ただ、同校の各教科の進度が早いこと、この生徒さんは短期決戦には不向きであることを考えて、定期テストはあまり気にしない方向で勉強を進めています。目指すのは、長期間対策が取れる休暇明けの実力テストと、進研模試です。

この生徒さんには、数学は理系なので学校で時間を十分にとっていることを考え、現在は英語と理科2科目の強化を主にやっております。理科に関しては、「リードlightノート」の化学基礎・生物基礎をやって頂いています。学校は既に基礎を終えて、生物・化学に移っていますが、基礎がまだ十分にできてないので、地力を付けて頂くためにゆっくりと勉強してもらっています。今回のテストは、基礎ではなかったため、点数が悪かったことも織り込み済みです。今後は「リードlightノート」の化学・生物をやっていきます。

また、英語に関しては、この時期に上げていないと入試は厳しくなることを伝え、英単語・文法をやって頂いております。週に1回しか通塾されないので、自宅でやってもらってます。今回初めて英語コミュニケーション・英語表現の2教科とも平均点を上回ったので、自宅でキチンと学習をされていることが分かります。夏休みからは長文問題を、「ポラリス」を使ってやって頂こうと思っています。

九州学院高校普通コースの生徒さんは、前回の三学期期末テストが5分の4以内の順位でありましたが、今回は4分の3以内の順位と少し上がりました。この生徒さんは、私立大学3教科入試を志望しておりますので、通常の勉強は英語しかしておりません。しかし、今回は英語が足を引っ張ってしまって、順位が少ししか上がりませんでした。これは、試験前には英語以外の科目を集中してやっておりますので、致し方ありません。赤点を取らないように必死に勉強したのか、数学Ⅱで70点以上、数学B・地学基礎でも5割以上の得点を取っております。

ただ、この生徒さんは今、スランプに陥っています。高校総体が終わり、なかなか部活・勉強ともに集中できないとのことです。勉強を毎日していると、このようなスランプに陥ることもあります。あまりにもひどい状態だと一定期間勉強を止めるという選択もあります。しかし、昨日見た限り、そこまではいっていないようなので、ダラダラと日本史Bを勉強することを提案しました。勉強は少しずつでも進んでいくと、ある時ふっとやる気が出るものです。ダラダラ勉強は、やる気がない時にはお勧めです。

ちなみに、熊本第二高校3年生の中間テストは、2科目だけでした。これでは比較しようがありませんので、割愛させて頂きます。どうしてこのような試験にしたのか疑問です。

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