11月も中旬になり、夜は寒くなってきました。受験生の皆さんは、くれぐれも健康に気を付けてください。さて。先日行われた熊本県第2回共通テストの結果が、大体わかってきました。当塾からは、11名の生徒さんが受けられました。結果から申しますと、150点台後半が2名、140点台前半が1名、120点台が2名、90点台が3名、90点未満が2名、1名は不明です。第1回共通テストと比べると、上がった生徒さんが4名、下がった生徒さんが6名です。やはり努力を怠った生徒さんが下がってます。もっとも下がった生徒さんは、25点も下がっております。そのほかにも、10点ほど下がった生徒さんが3名いました。逆に、とても努力していた生徒さん2名は、140点台後半から10点上がり150点後半に、120点前半から20点上がって140点前半になっております。この2名に共通する点は、目標がはっきりしているということです。
今回は、中間テストも間にありましたが、前述した2名には「中3クラブ」を毎日2教科解いて頂きました。このおかげで、数学と国語が20点後半で安定しました。過去問は、第1回共通テストと同様、1週間前に時間配分の練習として一度やっただけです。また、今回下がった生徒さんは、第1回共通テストで取れていたので、気の緩みがあったと思います。キチンと勉強を始めれば、すぐに戻ると思います。あまり心配はしてません。
では、今回のテストで何点取れば、各高校の合格ラインに乗るでしょうか。現在判明している3校の平均点は、128.5点・121.2点・119.1点です。順に3.1点・0.9点上がり、1.9点下がっています。第1回共通テストの市内平均点を127.5点前後と予想しておりましたが、大手塾の合格ラインは市内平均130.5点と3点の誤差がありました。今回は、前回よりも3点ほど上がり、133.5点と予想します。そうすると各校の合格点は、熊本高校214点・済々黌高校204点・熊本第二高校184点・熊本第一高校177点・熊本北高校159点・東稜高校140点・熊本西高校90点・必由館高校140点・千原台高校100点・熊本商業高校146点・熊本工業高校136点・熊本農業高校100点・宇土高校140点・玉名高校130点・大津高校80点・八代高校145点・熊本高専179点・有明高専159点となります。
このデータから見ますと、第1回共通テスト同様、当塾の生徒さんは熊本第二高校・熊本第一高校・東稜高校に合格できないことになります。大手塾の合格ラインは、本試験よりも20点ほど高く出します。本番では、上記の合格ラインよりも20点ほど低くなります。そう考えれば、熊本第二高校は164点、熊本第一高校は157点、東稜高校は120点となります。当塾の生徒さんも、十分合格点に届くことになります。他の塾は分かりませんが、当塾では、過去問10年分の徹底演習で時間配分を練習していくので、少なくとも両共通テスト以上の点数が取れるようになります。だから、生徒さんにも合格に近づいていると言えるのです。生徒さんは、「本当かぁ~??」という顔をしてますが。
今週で、期末テストも終わります。ここからは、まず私立高校の特待・奨学の対策に入ります。塾によっては、志望校の過去問対策をしないようです。しかし、実際に何回も解いてみなければ、確実に合格できるとは言えません。当塾では、過去5~7年分の特待・奨学、一般の問題を解きます。ざっと15回分ほどありますね。また、全科目を12月初旬には終わらせます。実際、英語はすでに終わって、数学も残り2単元、公民も3分の2ほど終わっている生徒さんもいます。
残りの時間をいかに有効に使えるかが、合格のカギを握ります。ただ、やみくもに勉強するのではなく、自分でテーマを決めて勉強してみてください。