昨日一昨日と、私立高校入学試験の合格発表がありました。当塾からも7名の生徒さんが受験されました。結果から申しますと、3名が合格、3名が不合格、1名は不明です。私学入試で3名が不合格になったのは初めてです。10数年塾をやってきましたが、今まで不合格の生徒さんは3名でした。それだけ、私立高校の競争倍率が上がっているのだと思います。私の力不足もありますが。
合格された生徒さんは、マリスト学園(普通科)奨学C・専願の2名、国府高校(普通科)奨学Cの1名です。専願の生徒さんは、これで高校受験は終了です。あとの2名は県立高校合格を目指して、試験後から公立高校入試問題をすでに解き始めております。試験日が2月21・22日ですので、もう1カ月を切っています。この2名は、私立高校合格を確信していたので、すでに公立高校入試問題を4年分解いていました。残り8年分です。毎日2・3科目解かなければ、全部終わりません。皆さんも、少なくとも5年分は解いておきたいですね。解くときの注意点としては、各科目の時間配分を決めて、時間を計って真剣に解くということです。
不合格になられた生徒さんは、気持ちを切り替えて、すぐに私立高校入試(一般)の志望校を決めましょう。試験日は2月14・15日で、2校受けられます。ここで問題となるのは、奨学・専願で不合格になった高校を、もう一度受験するかどうかです。専願で不合格になられた生徒さんは、一般で合格することはあまりありません。そのため、ワンランク下げての出願がベストでしょう。ただ、1校は確実に合格する高校にして、第一志望の高校を受けるという手もあります。奨学で不合格になられた生徒さんは、同じ高校を受験しても良いと思います。ただ、一般試験は合格者数が少ないため、合格することは難しいと思ってください。とくに、公立高校が第一志望の生徒さんは、その対策も同時並行でやっていく必要があります。不本意とは思いますが、私立高校は対策しなくても合格する高校を選んでください。
まだまだ、高校入試は始まったばかりです。残り1カ月、悔いのないように生活を送ってください。