熊本県第1回共通テスト対策 理科

中学-共通テスト対策

お盆も終わったというのに、まだまだ暑い日が続いています。昨日はお盆にもかかわらず、3年生が3人来てくれました。4時から10時まで勉強された生徒さんもおられました。生徒さんが頑張ると、私としても気合いが入ります。

さて、今回は去年の理科の検討と対策です。大問は4問です。1問目は生物分野で、配点は13点。2問目は地学分野で、配点は12点。3問目は化学分野で、配点は13点。4問目は物理分野で、配点は12点です。

説明問題が6問、図を書く問題が2問、漢字指定問題はありません。説明問題が多いですが、全問題1問1点です。分からないところで止まらずに、どんどん解き進めて行かなければなりません。

理科に関しては、それぞれの分野での特徴があまりありません。全体を通じていえることは、実験の問題については、それが何の実験なのかすぐに分かるようにしておいて下さい。それが分かるかどうかで、問題が何を求めてくるか予想ができるようになります。予想ができるということは、最悪時間が無くなった時に、問題を読まずに解くことができます。また、その実験にどのような器具を用いるのか、どのような順序でそれらの器具を用いるのかに注目して勉強して下さい。

解く順番としては、1問目・2問目から解き始めます。これらは生物・地学分野ですので、頭を使うところはあまりありません。覚えているかどうかだけです。できれば1問目・2問目を15分~20分で切りあげて、残り30分は化学・物理分野に回します。これらの分野は計算が多いため、時間がかかります。ただ、化学分野は暗記も多いので、まずはこちらから解きましょう。時間が足りないと思ったら、計算は後回しです。最後に電気や圧力などの物理問題を解きます。この分野は苦手な生徒さんも多いと思いますが、諦めないで下さい。グラフや表をじっくり読めば、公式など覚えていなくても解ける問題があります。それでも分からなければ諦めて、化学分野の計算や生物・地学分野の見直しにあてて下さい。

勉強方法としては、「理科問題集」を全て解ければ、問題なく45点以上は取れます。ただ、「理科問題集」を今からやるのは時間がないという方は、「整理と対策」を使いましょう。8単元しかないので、1単元に2日使っても16日で終わります。やり方としては、説明を読んである程度覚えたら、A問題を解いて下さい。A問題を解いた後、もう一度説明を読んで、B問題を解いて下さい。説明を読むときは、何の実験をしているのか、植物・動物の分かれ目などの図を中心に覚えて下さい。やる順番としては、生物・地学・化学・物理です。時間がなければ、物理は公式・用語だけ押さえて、残りの3分野をやりましょう。それだけでも、30点はいくはずです。平均点は24点~26点と予想されるので、30点取れれば十分です。

私も昨日、実際に解いてみました。結果は41点。生物・地学分野で6点も落としてしまいました。実際に教えてはいるものの、問題を解くという作業をしていないので、暗記分野で漢字間違えなどをしてしまいました。まぁ、問題を解くことから離れると、こんなもんです。このことから、暗記分野を徹底する必要性が分かります。ちなみに、新しく入塾した生徒さんには、完敗してしまいました。去年の過去問を解いてない生徒さんは、そろそろ解いてみて下さい。その時は、きっちりと時間を守って解いて下さい。

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