熊本県第1回共通テスト対策 国語

中学-共通テスト対策

毎回言ってますが、本当に今年の夏は暑いですね。とくに昨日・一昨日は、熊本は歴代最高気温を観測したみたいです。当塾も4時からやってましたが、冷房の温度を20度にしてやっと涼しかったです。まぁ、建物が古いことも、原因のひとつかもしれませんが。

さて、今日は国語の傾向と対策です。大問は5問です。1問目は漢字の読み書きで、配点は6点。2問目は小説の読解問題で、配点は14点。3問目は詩の読解問題で、配点は8点。4問目は評論文の読解問題で、配点は11点。5問目は古文の読解問題で、配点は8点となっています。

全体的に見ると、漢字・熟語問題が9問。文法問題が5問。抜きだし問題(一字抜きだしなさい・文の初めまたは終わりの5字を抜き出しなさい等)が8問。入れ込み(~の文を文章中のア・イに入れなさい等)問題が2問。選択問題(~の気持ちとして適当なものを選びなさい等)が5問。記述問題が8問です。

漢字・熟語問題は、そんなに難しい問題はありません。日本人であれば、できて欲しい問題です。第二高校以上の進学校を目指される生徒さんは、間違いは少なくとも9問中1問に止めて欲しいです。漢字が不得意な生徒さんでも、6問は取って欲しいところです。ただ、漢字・熟語が不得意だからといって、今からそればかりをするわけにはいきません。まずは、「整理と対策」の巻末に載っている漢字・熟語問題を完璧にしましょう。それを完璧に覚えたら、あとは問題の中に出てきた漢字・熟語を覚えていって下さい。くれぐれも、何百問もある漢字問題集を始めないでください。「整理と対策」以外が出たら、もう知らんぐらいの気持ちでいて下さい。他にやることはたくさんあります。

小説・評論文・詩は、自分の気持ちに合うかどうかで理解が変わってきます。どのようにして、その作者の気持ちや考え方に近づけるかが勝負です。そのためには、文章を読む前に、まず問題の方から見て行きましょう。問題の選択問題などは、とくにヒントとなります。軽く問題を見て文章を読み始めると、少しは作者の気持ちや考え方が分かると思います。また、問題からみることによって、記述問題が多いのか選択問題が多いのかが分かり、大体の時間配分が分かると思います。

古文は文章が短いため、正確に読解できないと、全部分からないということがあります。この場合も諦めずに、口語に直す問題や選択問題は考えて解きましょう。

解く順番ですが、まずは漢字・詩・古文から始め、20分経ったら終わってなくても、小説・評論問題に移りましょう。ここで引っかかってしまうと、小説・評論文のどちらかが全く読めなかったという最悪の状態に陥ることがあります。解いてる途中であっても、20分で切りあげて下さい。

その後小説・評論問題は、20分で解くことになります。気を付けなければならないのは、選択問題であまり悩まないこと、抜き出し問題で抜きだす場所を探すのに時間をかけないことです。選択問題は明らかに違う選択肢が2・3つあります。まずそれを消して、残り2択で迷うことになります。その場合は、自分が初めに正解と感じた肢を選んで下さい。意外に、最初の印象が当たっていることが、多いからです。抜き出し問題は、1分かかっても抜きだす場所が分からなかったら諦めて下さい。

それよりも記述問題を解きましょう。記述問題が苦手な生徒さんが多いと思いますが、自由に書ける分完全に合ってなくても1点は貰える可能性があります。そして、大体答えはその問題の近くにあることが多いです。最悪、近くの文章を写すだけでも点が入ることがあります。それが終われば、残りの10分で解いてない抜き出し問題などをやりましょう。

このように書いてきましたが、やはり国語は時間配分が難しいです。私も実際に解いてみましたが、記述問題が1問解けずに終わってしまいました。また、文法を勉強してないので、4点落としました。結果40点でした。平均点が23点~26点と思いますので、時間配分さえ間違わなければ、30点ぐらいは取って欲しいとことです。参考になれば幸いです。

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