【連続ブログ小説】明治大学☆彡物語【第5話】

高校-大学入試

【立場が説得力を持たせる!?】

昨日も、1時からMとのセッション。

私もMも疲れが出てきて、「いらっしゃい!!」「ちわっす!!」との会話のみ。

「さて、始めますか!!」とゆるりとスタート。

Mは、試験中ということもあり、かなり疲労している。

最近は、疲労してはダウンしての繰り返しだったので、しっかりと学校に遅れても眠ることを優先させている。

ほどなくして、中学生Nが来た。

「こんな早くにどうしたの!?」と聞くと、「午前中病院にいき、学校に行こうと思いましたが、中途半端な時間なので塾に来ました。」と。

「昼1時から自習可」としているので、時々こんなことが起きる。

「もし私がいなかったら、どうするのだろう!?」と考えることもあるが、私は塾の備品の一つとして見られているに違いない。

さて、Mとのセッションも1時間経ち、少しペースになれてきたころに、携帯の着信音が。

何年ぶりだろうか、大学時代の友人からいきなり電話があった。

「塾をしていることを知って。俺も教育に携わっているから。」と。

聞くと、「首都圏K県の大手塾で、部長をやっている。」とのこと。

東洋大学が年内に実質学力試験を行うことになり、さらに併願もできるということで、どんどん大学入試が前倒しになっている事実。

また、大学入学共通テスト対策のためには、もう中学2年生から先取学習をしていかなければならない、いやさらに年齢が低くなっている事実。

色々と貴重な話をしてくれた。

殆ど私が想定していることと同じか、それ以上のものだった。

暫く話し込んだ後、スピーカーをオンにして、生徒からの質問タイム!!

私は常日頃から、生徒に将来苦労してほしくないので、ほぼ本音を言っている。

例えば、「今の生徒の学力は、二極化している。だから、大手会社は上位の大学からしか取らない。今こそ、学歴がものをいう」「年収1000万円を超えたければ、MARCH・関関同立以上に合格しろ。」「集団圧力に流されるのではなく、自分の考えで動け」などなど。

まずMが、友人に向かって、「学歴フィルターは、実際あるのですか!?」と質問。

「言いづらいが実際あるよ!!大手の会社の新卒採用を見てみれば良い。きれいに毎年同じ大学から同じ人数を採っているから。」と。

再びMが、「MARCHに行けば、年収1000万円というのは本当ですか!?」と聞くと、「上位100位の会社には入れるから、30代前半ではそのぐらいはいくだろうね。ただし、1000万円もらうには、その5倍、つまり5000万円の働きをしなければならないけどね。簡単に考えてはいけないよ!!」と含蓄のある言葉も。

今度はNが「国際基督教大学に行きたいのですが、試験方式が独特なので、併願校も考えると難しいと思います。どうすれば、合格できますか!?また、同大学は、どのくらいのレベル帯にありますか!?」と。

「同大学には、付属校があるのは知っているかな!?そこの生徒は、髪を染めたりしているが、みんなきちんと自分の信念を持っている。そのような大学なので、自分の信念持ちそれを貫けば、合格も見えてくるかもしれないよ。」と。

まさに、私がNに日ごろから言っている「自分をもって、自信を持てっ!!」と同じだ。

片田舎の弱小塾のオッサンがどんなに言っても、みんなは半信半疑。

しかし、大手塾の部長さんがいえば、「やはり、クロキのいっていることは本当なのだ!!」と思ってくれる。

ありがとう、F。

その直後、クマタカ合格に向けて、絶賛猛勉強中のKがやってきた。

本当にタイミングが悪い生徒だ。

他の二人は俄然やる気になっているのに、Kは何のことやらわからない。

結局、Mとのセッションはなくなってしまったが、都会の刺激を受けて、新鮮な気持ちになったMであった。

109日 勉強時間 5.5時間

英語 5.5時間

THE RULES 4lessen8(京都大学・403語)

 練習制限時間32分を39分で 

記述正答率40~50% 程度            1時間

THE RULES 3lessen4(福島大学・467語) 

本番制限時間22分を26分で 

4問中3問正解 2周目            1時間

「ポラリス英文法3

副詞、第1文型~第3文型の語法(授業)    1.5時間

「ポラリス英文法3関係詞(2)2周目     1.5時間

THE ESSENTIALCHAPTER1 全復習  0.5時間

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